【339】「プロの素人」になりたいものである
昨日書いた記事——【338】プロかつアマでありたい? ふたつの語源を介して——の一つの核となっているのは、「アマチュア」という言葉の背後にあるのが「愛する(amare)」ということだ、ということでした。
つまりアマチュアという語については、(語の源へと強いて遡るのであれば)、プロに対するネガとして存在するのではなく、つまり「お金を稼がない」とか、「技術的に十分でない」とか、「真剣でない」とかいう否定的な仕方で規定されているというよりは、寧ろ対象を「愛する」という意味を見いだ