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SIM residency September 1
9月1日から6日間かけアイスランドを一周するリングロードを車で巡った。
目的は、アイスランドでの風景の記録、撮影と宗教的な意味を持つ場所の確認である。レジデンス施設を出発前に、イタリア人のアーティストから、「絶対、2週間はかかる」と言われていたが、彼はリングロードと西フィヨ ルドを同時に回っており、結局、リングロードだけだと6日で十分だった。
もし、今後、アイスランドに来る機会があれば西フィヨ
SIM residency August-3
8月のレジデンスが終わりを迎えようとしている。
今月は車で移動したのは1回で、基本的に滞在施設周辺での活動となった。
作品は普段の自分の作品の創り方で行い、クオリティの高さはあった。しかし、他のアーティストは自分の活動の途中経過であっても、見せることで、こだわりや一貫性が感じられた。あれらの姿勢は見習いたいと思う。
インタビューも進み、多くの情報を得た一方で、大きな課題が見つかった。今までは、
SIM residency end of July
オープンスタジオがあり、鳥居の写真作品を5枚、作品のコンセプトや背景を説明した文章と共に、プロジェクターで投影した。
これで7月のレジデンスは締めくくりとなる。ほとんどのアーティストが帰国し、私を含む数名がアイスランドに次月も残る。
今回は、初のレジデンスであり失敗もあったが、作品を形にできたことを自分で評価したい。
反省点と、その改善策を書き出すと
・アプローチが一方的であった。
→地域への聞
TORII in Iceland
これまで5か所に鳥居を設置し、撮影を終えた。
現在の結論として、この作品では神社の鳥居のような、聖域を隔てる門としての役割は発生しなかった。
その理由として
・神社としての成立要件(コミュニティ、地域に求められて建てられていないなど)がないこと
・自然の質が違う。例えば、滝をご神体として祀る神社はあるが、那智の滝のように日本のものと、アイスランドの滝とでは規模や性質が異なる。
大きく、この二つがあ
SIM residency July-3
鳥居が完成し、7/18に撮影を開始した。鳥居は分解できるようになっており、そのパーツを運ぶための荷台を借りることができた。
【ゴールデン・サークル】
レンタカーを借り、車でゴールデン・サークルを目指す。
このエリアには、間欠泉や巨大な滝、プレートの境界など多くの見どころがあり、今回のプロジェクトである鳥居を設置するのに適した場所があると考えていた。
レジデンス施設から車を50分ほど走らせると、
SIM residency July-2
【アーティスト・トーク】
7/11に、SeljavegurとKorpurstadirの滞在アーティストが集まって、それぞれ10~15分程度、自身の活動や、このレジデンスでどういうプロジェクトをするのかなどを話した。
両方の施設のアーティストは全部で20人程度でいるはずだが、当日の参加はその半分程度であった。また、私のようにトーク用にPDFデータを作り、何十枚も画像を見せ、事前に何を話すのかを考えて
SIM residency July-1
7/2 アイスランド、到着
レイキャビクに着いてから2週間が経った。状況も落ち着いてきたため、日々のレジデンスでの様子を書き出していく。(7/16書き出し、7/22公開)
【SIM residency】
まず、滞在先のSIM residencyであるが非常に長い活動歴を持ち、その活動の幅も広く、アイスランドで何か所も活動拠点を持つ。私が滞在しているのはそのうちの一つ、「KORPÚLFSSTAÐI