記事一覧
「吉野家兄弟」3巻を紙書籍で出したい記録(その2)
こんにちは。漫画原作者のヨコオです。
今、原作を担当した「吉野家兄弟」3巻の紙書籍化を頑張っています。詳しくは以下を参照していただければ。
ということで、今回は皆様に現状の共有です。
■
まず、印刷会社さんが決まりそうです。
こちらは、以前原作を担当したコミック「君死ニタマフ事ナカレ」でお世話になったスクウェア・エニックスの編集さんに、恥を忍んで相談させていただいたところ、つながりのある印刷
映画「哀れなるものたち」試写会。【ネタバレあり】
希望を持つようになったらおしまいだよ。
/寺山修司
■
昔、webで映画評論を見ていた時。
そのレビュワーによって延々と書かれていたのは、シナリオや演技や演出の技巧についてではなく、「映画がジェンダー的に正しく描かれていない」という不満だった。それを読んだ僕は、モヤモヤした気持ちになった。
という、前置きっぽい書き出しでスタートしてみる。
■
映画「哀れなるものたち」試写会に参加。
普段と違
自分勝手な物差しでお互いを測り合う美しき未来について。
みんな自分勝手で自分のことしか考えてない。
僕だって好きでこんなコトやってるもんか!
/ 機動戦士ガンダム
■
昔の記事だけど。
企業によって就活生のSNSが調査されている、という話題。
賛否両論というか、概ね否定的な意見が出ているようだけれど、いずれ一般化してしまうと思う。
・SNS みたいな情報の塊は、ほぼ100%に近い確率で本人を割り出せ、
・A.I. によるデータ分析が一般化・ツール
自分大好きブーム。の次。
■
本屋の、心理学と哲学のコーナーをよく覗く。
物語を書く職業柄か「他人が何を考えているか?」というシステムに興味があるのが原因な気がするけど、単なる好みなのかもしれない。認知心理学のあたりとか。
そんな訳で、地元の本屋さんとかに行くんだけれど、最近はメンタルケアの本が大変増えているように思える。しかも、全体的な傾向が似てて
・あなたは繊細である。
・あなたは自己肯定感が低い。
・けど、あなた
映画「イニシェリン島の精霊」試写会
「何もしてないさ ただ嫌いになった」
/ 映画「イニシェリン島の精霊」
■
試写会にはよく行くんだけれど、この映画はあまりにも印象に残ったので note に感想を書いておく事にした。ネタバレはしないようにしようと思うけれど、ある程度は推察出来てしまうだろうから、真っ白な状態で観たい人は読まない方がいいと思う。あらすじなんかはサイトを見てください。
ネタバレはしない、と言いながら、書いてある内容
世界の穴を埋めていく。
信仰は競馬によく似ていると思うことがあります。 ビギナーはよく穴を当てます。 ところが馬のことを勉強し始めたら、当たらなくなります。
/遠藤周作
■
某学校で講義をした時に、以下のような質問があった。
「ニーアオートマタのようなヒット作を出してしまうと、次の作品に期待されてプレッシャーが大きくないですか?」
的な内容。初見の印象としては「何も世の中に出してない学生が心配するような議題かそれ?
正しい言葉を巡る対話。
文化は言語の条件であり、同時に、その産物である。
/ジョン・デューイ
■
シナリオや設定を書いている若手メンバーと話をして、色々考えが広がったのでメモをしておく。(※実際の業務の事は書けないので、実際には起きてない内容に書き換えるけど)
若手の彼女は今、シナリオの勉強中。
ただ、学生時代に古い英語について学んでいて、人に教えられるレベルで教養がある。(スゴイ)
ある日彼女は、自分達のチー
2020年ー2021年のメモ。
未来とは、今である。
/ マーガレット・ミード
■
アケマシテオメデトウゴザイマス。
2020年の冒頭に「今年の抱負」を書こうとしていた。
微妙な言い回しなのは、以下のような感じで途中まで書いて放置してしまったから。
ここで終了。
新年の抱負すら書き上げられないだらし無さ。我ながら恐れ入る。
結局、仕事は特に減らず、追い回されながらキュウキュウとした一年だった感がある。
■
2020年
ゲーム制作者が漫画原作を終えて思う事。
「努力の成果なんて目には見えない。しかし、紙一重の薄さも重なれば本の厚さになる」
/君原健二
■
原作を担当していたマンガ「君死ニタマフ事ナカレ」が完結した。
当初予定していた物語のゴールに到達出来たのは、マンガとして大変幸せ事だと思う。支えて下さった読者の皆様、編集部の皆様、そして森山先生には感謝の念しかない。ありがとうございます。
それまで、マンガの原作をやってこなかったので、大変刺
「美味しんぼ」のフレームでゲーム業界話を書いてみた。
俺は、ただ言わずにはおれなかっただけさ
美味しんぼ / 雁屋哲・花咲アキラ
■
東西新聞ゲーム部。
社運を賭けた「究極のゲーム」を作る為、やる気のないグータラ社員のヤマオカが愛人のクリタと共に記事の担当になる。
【第三話】
若手プログラマが作ったゲームのミドルウェアにバグが見つかった。しかし、ミドルウェア会社に問い合わせるが返事はない。困った若手の前に現れたのは、飲んだくれの窓際中年社員。
朝起きれない人間が想像する、テレワーク社会の未来に残るナニカ。
あなたのお仲間を見れば、あなたのお人柄がわかります。
/ ミゲル・デ・セルバンテス
■
今日も長い割には大したことない内容なので注意して欲しい。
いや、本当に。
というか note 久しぶり。こんにちは。
■
この前50歳になった。んだけれど、全く朝が起きられない。
小さい頃から朝起きるのがイヤで、学校に行く事が嫌いだった。
大学の時はゆるやかな生活が続き、寝坊を楽しんでいた。
ナム
2019年の振り返り。
お前がいつの日か出会う禍は、
お前がおろそかにしたある時間の報いだ。
/ ナポレオン・ボナパルト
■
2019年も最終日になってしまった。今年の外部に見えている仕事としては、舞台ヨルハ Ver1.3a だったり、君死ニ連載中だったり、各所での講演だったり、FF14さんとのコラボだったり、吉野家をモチーフにした漫画原作をスタートさせたり、とかで、それなりに盛り沢山だったように思う。
ただ、自