ヨコクラうどん

ヨコクラうどん

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春休みや入学式も一通り終わって、年で始まりの慌ただしさも少し落ち着いた感が出てきました。うどん屋の営業としてもいわゆる「通常営業」の状態になった雰囲気です。 実は先月末に今年の夏に向けて厨房内にスポットクーラーを設置しました。今までクーラーなしで気合いで真夏の暑さを乗り越えてきておりましたが。昨今の異常な猛暑をエアコンなしで乗り越えろ!というのは流石に従業員やスタッフに対する暴力行為だ、と言われるレベルになってきてます。 現実問題として、昨年の夏の営業時には体調を崩すスタ

    • お金は誰かを喜ばせた結果

      さあ、4月になりました! 年度が変わって新生活の方もいらっしゃるかと思います。 本業のうどん店における人の流れも3月に比べるとまた違った雰囲気になってきましたね。 大学生と思われる若い年代の方の来店は少なくなりましたけど、4月から新しい職場で働き始めたんだな、と思われる始めて見るお顔のお客様がちらほら見える様になりました。 店舗のスタッフもこの春で数名が入れ替わりました。新しく加わったスタッフは年齢や環境それぞれに違いますけど、それでも、新しい職場に対する期待や不安の入り混

      • 人は誰かと語り合いたい

        早いもので今月も残すところ後3日。いわゆる年度末なので、もしかしたら来月から大きく環境が変わる、ってことでバタバタされてる方もいらっしゃるかと思います。 うどん屋もおかげさまで春休みや夏休みの期間はお客様の来店は増加する傾向にあります。単純にお子さんの給食がないということで、日々の昼食としての需要が増えることもありますし、それに加え、長期休暇中のレジャーとして県外からうどん巡りのツアーとしてご来店していただけることもあります。 この後者の理由で来店数が増える「讃岐うどん」と

        • ただただ継続すりゃいいってわけじゃない

          このnoteをご覧になられている方は多少なりとも「学びたい」とか「成長したい」と言う向上心をお持ちの方が多いと思われます。  (くれぐれも私の記事が皆さんのそのご期待に応えられているのかどうか?は考無視してください) そうした向上心を持って自己成長を続けていく人たちが必要不可欠としている要素に「継続力」があります。 ・行動を長期にわたって続けていく力 ・コツコツと努力を積み重ねていく力 どんな仕事や職業においても継続的な学習や修練を無しにして成果を得られることはありませ

          社会に出ようとする皆さんへ

          3月に入りました。 当店の学生スタッフの中にも4月から新社会人として働きはじめる子も数名いますし、来年の春に向けて目下、就職活動中のスタッフもいます。 皆さん、それぞれに自分の将来について真剣に悩んで、考えています。 一般的な就職だと1日8時間の勤務、通勤時間も含めて考えると目覚めている時間の半分以上は仕事の時間として過ごす生活が始まります。 「仕事」を自分の人生の中でどういった位置づけにするのか? 自分にとって「仕事」とはどんな意味を持つのか? そうしたことを通して「

          社会に出ようとする皆さんへ

          情報発信って一口に言うけれど

          先週の日曜日、四国新聞に当店の紹介記事が掲載されました。 日曜日の特集記事で「地元香川の老舗の飲食店を紹介する」ページです。 その影響なのでしょうか? 今週に入ってからお客様の来店数が増えている様に感じます。 と言いましても、その増え方は 「はっきり増えてる!!!!」 と言うよりも 「気持ち増えている様な気がしない訳でもない。」 ぐらいの微妙な感じです(笑) たまたま天候やお店周辺の人の流れが良かっただけなのかもれません。 それでも、普段、あまりお見かけしないお顔のお

          情報発信って一口に言うけれど

          「遊び」が顧客をファン化させる

          先日「UDO端会議」なるイベントを開催させていただきました。 「香川県のうどん屋さんやその関係者さんが色々なことについてトークをする」 内容としてはただこれだけのことで、うどん屋始め飲食関係の参加者が多数いるにも関わらず、フードの販売がほとんど無い、というあまり他では見られないだろうスタイルのイベントでした(笑) 当日会場にお越しいただいた方は50名ほどいらっしゃいまして、イベントの規模で言うと、極々小さいものでありますが、企画側の我々にしてみれば、これほど偏った内容の

          「遊び」が顧客をファン化させる

          手切りを始めて感じたこと

          皆産、こんにちは。 ひょんな事をきっかけに今年から「手切り麺」に挑戦しているヨコクラです(笑) 今回は挑戦を始めて約1ヶ月半が経過した現時点で、私が感じたり、気づいたことを残しておこうと思います。 §「手切り」をやろうと思った理由 そもそも何故今更、「手切り」に挑戦しようと思ったのか? 答えは非常にシンプルです。 今年の12月に行われる手打ちうどんのパフォーマンス大会「TEUCHI」に出場するためです(笑) この大会の面白い所はうどんの大会なんですが、採点基準できるの評価

          手切りを始めて感じたこと

          自店が提供しているサービスってなんだろう?

          先日、ある企業の食品開発担当さんとお話しする機会がありました。 その中で高齢者の食事についての事例を教えてくださったことがあります。 当たり前のことですが、人間の身体能力は年齢と共に変化します。 子供や若年世代と我々40代、50代の人間が同じ速さで100メートルを走ったり、高く飛んだりできないのと同様に、我々世代と高齢者と呼ばれる世代の人たちともその身体能力には違いがあります。 それは行動や運動能力の違いというよりも身体機能そのものが変化していくという事です。そのために日

          自店が提供しているサービスってなんだろう?

          最短ルートの落とし穴

          成果を出すためにはとにかく行動が大事。 これって紛れもない事実だと思います。 どれだけ考えたって行動しないと成果に辿りつくことはありません。 まずはここが最初の関門ですよね。 「行動する」 言葉にすると簡単ですけど、実際に自分の体を使って何かをするって なんだかんだ言っても面倒臭いですから。 自分一人で完結する業務であってもそれなりに億劫なのに ましてやいろんな人と協力しながら作り上げていく作業になると、スケジュール調整や担当者との連絡、打ち合わせなども必要になりますます

          最短ルートの落とし穴

          閑散期にお店の基礎体力を知る

          年末年始のバタバタは何処へ? ってな感じで1月も後半に入ってきますと、一年の中で最もお客様の少ないシーズンに突入してきます。と言うよりも現在、そのシーズン真っ只中と言ってもいいような感じのヨコクラうどんです(笑) 当然のことではありますが、飲食店に限らず、どんな業種であっても繁忙期と閑散期はある程度あると思います。 その暇な時期をどう捉えるか?乗り越えるか?と言うのをテーマに少し考えて見たいと思います。 §職業を変える これは最も極端な例になると思いますが、世の中には

          閑散期にお店の基礎体力を知る

          「知らない」人は買ってくれない

          こんにちは。 年が明けて2週間が経過しましたが、こちらをご覧の皆様は新年の目標や抱負などは立てられたのでしょうか?もし、立てておられる方はこの2週間での成果などはどんな具合でしょうか? 私は今年の目標は 「常にベストパフォーマンスが発揮できるように生活、それを習慣化する」 これに対する具体的な実践項目として ・睡眠時間の確保 ・寝る前のストレッチ ・生活を楽にするのに必要な部位の筋トレ これらを掲げておりましたが、今のところ、睡眠時間に関しては少し達成率は低いですが、概

          「知らない」人は買ってくれない

          「楽しい仕事」か「仕事が楽しい」か

          年末年始に5日間の店舗休業がありました。 そのせいなのかどうか定かではありませんが、仕事初めからの1週間の営業はとても新鮮で活力にあふれた心持ちで取り組めている気がします。 月並みですけど、たまには現場を離れたり、違うリズムで生活するって大切ですよね。 §気分よく働く 年が改まったり、年度が変わったり、俗にいう暦的な「節目」があることで、気分のリフレッシュができたり、「さあ、またここから始めよう!」と前向きになったりすることってありますよね? 特に気にする必要もないのか

          「楽しい仕事」か「仕事が楽しい」か

          自分のことは自分ではよくわからない

          新しい年が始まりました。 ヨコクラうどんは明日1月5日からの営業となります。 年末の最終営業は12月30日でしたので店舗営業は5日間お休みさせていただきました。 この5日間の休業の間に大変驚いたことが一つあります。 「万全の体調がいい人生を作る」 今更、何を当たり前のことを、と笑われるのも承知で言わせていただきました。と言いますのも、今までも 「体調管理が重要」 「健康第一」 こうしたよく聞く言葉の一つとして頭ではわかっているつもりでした。 そしてこうした言葉を聞く

          自分のことは自分ではよくわからない

          令和5年年末を迎えるにあたって、頭の中の大掃除

          早いもので今年も残す所10日となりました。 年末年始は世の中全般的に慌ただしくなりますが、ヨコクラうどんも御多分に洩れず12月になるととにかく毎日毎日仕事に追われてる日々の連続でした。ですので、毎年9月ぐらいになると 「ああ、後3ヶ月で12月になる・・・。」 10月になると 「ああ、後2ヶ月で12月がくる・・・。」 そして11月に入ると 「遂に、遂に、ら、来月には12月が・・・・。」 日捲りカレンダーを一枚捲るたびにストレスが増していく・・・。 そんな日々を送っておりました。

          令和5年年末を迎えるにあたって、頭の中の大掃除

          「エフェクチュエーション」ってなーんだ?

          皆さん「エフェクチュエーション」っ言葉聞いたことありますか? サラス・サラスバシー教授が中心となって研究、発見された思考様式で、近年少しずつその考え方が認識され始めているようです。 と言うのも、このそもそもこの「エフェクチュエーション」はサラスバシー教授が米国の成功した起業家リストの掲載者でかつ、「個人・チームを問わず、1社以上を企業し、創業者としてフルタイムで10年以上働き、最低でも1社以上を株式公開した人物」を対象とした意思決定実験を実施した中で発見されたものだからです

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