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同業者に認めてもらうって大事

こんにちは!
しばらくぶりの更新となりました。
季節は一気に進んだ感が、、、と言うよりは気温と湿度が一気に上昇してしまってうどん屋にとっては製麺作業、労働環境共に割とハードな日々が繰り広げられているのではないでしょうか?(笑)

今年もやっぱり夏は暑いんだな・・・。

当たり前の事実を再認識させられているここ数日であります。

§同業者に知ってもらう

私は現在、香川県でうどん屋を営んでおります。「讃岐うどん」と聞くと全国的にもかなり高い知名度を誇るアイテムですが、香川県内のうどん店の数は年々減少しているのが現状です。

そうは言っても毎年、新店もオープンしておりますし、身の回りにも出店計画を立てている人や実際にそこに向けて行動している人たちがいらっしゃいます。
ただ、それ以上に廃業するお店が多いので総数では減少となってしまっています。

廃業の理由には様々な理由があるので、一概に営業不振だから廃業、とは言えないのですが、新規出店を考えている人にとってまず目指すべき所は「安定した経営状態を維持できる売上の獲得」だと思います。

そのポジションを目指すにおいて大いに有効な手段が

同業者に認めてもらう

ここにあると思います。

§同業者に認めてもらうことのメリット

それでは同業者に認めてもらうとどのようなメリットがあるのでしょうか?


  1. その道の経験者から具体的な助言が得られる

  2. 自分の存在を周囲の人に知らせてくれる

  3. 自分のお店の価値を向上させてくれる

  4. 自身のスキルが向上しやすい環境が整う


1.その道の経験者から具体的な助言が得られる
当たり前の話ですが、自身が新規の出店を行った際に既に店舗の経営を行っている同業者はすべて自分よりも豊富な経験を経た先輩たちです。自分と同じ悩みや問題を経験している可能性は非常に高いと考えられます。
となれば、そうした人たちと関係が繋がることは自身の問題解決や方向性の決定の際に大いに参考になるような知見を与えてもらえます。
基本的に個人経営者はすべての判断を独力で行わなければならず、それは非常に不安でストレスを感じる作業でもあります。同業者と繋がることでそうした不安やストレスが軽減されるのは大きなメリットと言えます。

2.自分の存在を周囲の人に知らせてくれる
ある一定期間にわたって店舗の運営を続けられている、と言った事実はそのお店には一定以上の顧客を確保していると言えます。となると知り合った同業者の方を通じてまた新たなお客様につながる可能性が生まれます。
もしも、その繋がった同業者の方がSNSでの発信に長けている方であった場合はその方の発信を通じて新規顧客の獲得の確率が格段に増えることになります。
新規出店の場合は情報の発信を行う際にSNSなどを活用しようと考えても、中々多くの人に届ける事は難しい事も多々あります。
そうした際に既に多くのフォロワーさんや顧客を持っている同業者と繋がっているとその拡散力に助けてもらう事も可能になります。

3.自分のお店の価値を向上させてくれる
同業者に自身のお店の存在を認められる事は「その道のプロに認められる」事です。要は自分のお店の価値に「信頼」を与えてくれることになります。そうなることでお客様に自身のお店が選ばれる可能性がどんどん向上していくことになります。
ただ、この「信頼」に関しては「数が多いこと」も大事かもしれませんが、それよりも「誰に」認められているのか?の方がより重要になることは注意が必要です。
良くも悪くも「影響力の強さ」を考慮しておく必要があると思います。

4.自身のスキルが向上しやすい環境が整う
同業者と交流することでいろんな観点におけるある種の「基準」のようなものが見えてきます。それと同時にその基準の中で自身の技術や考え方についても客観視することが可能になってきます。
そうする事で目指すべきポジションや目標が明確化してきます。同業者と繋がる、と言っても馴れ合いのような関係ではなく、ライバル関係のようなお互いに切磋琢磨し合える環境である、とも言えます。自然、日々の交流の中でお互いのスキル向上が行われることも屡々です。

§同業者に認められるために (まとめに変えて)

と、まあ今回は色々と「同業者に認められよう」と書いてきましたけど、

「でも、そもそも認められるってどう言う状態?」
「どうやって認められたらいいの?」

そんな疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません(笑)

でも、それはそんなに難しい事ではないと思います。
日常生活で誰かと知り合った手順と同じように考えてみましょう。

まずは気になるお店に行ってみて食事をしたり、商品を購入して
店長や大将にご挨拶をしてみましょう。
兎にも角にもそこからです。
そうして少しでもきっかけが生まれたら、後は少しづつでも良いので
交流を続けましょう。
手段はSNSでもリアルでもどちらでも良いと思います。

今回の記事内では「同業者に認められる」と表現していますが、
これは「業界内の技術や実績で認められる」と言う意味ではありません。
もちろん、実績の部分も大事ですが、
それよりもむしろオープンの初期段階においては
「存在を認められる」
こちらの方が重要な気がします。

「あなた」と言う存在を知ってもらって相手に
「これからもこの人と交流を続けてもいいな」
そう思ってもらうことの方が遥かに重要だと思います。

まずは「人間として信用」もらう必要があると言う事です。
そのためには「誠意」や「真面目さ」「ユーモア」や「コミュニケーション能力」など「人間力」とも呼ばれるような総合力が決め手になるのかもしれません。
なので、このあたりの能力に関してはどんな「業界」に携わるか関わらずに、
常に意識して磨いておく必要があります。

結局業界内のスキルについては、その後に構築されたコミュニティ内の環境によってドンドン向上させることは可能ですからね。

そんな訳で今週はこの辺で。
今週も最後までお付き合いいただいてありがとうございました!



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