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2024年旅行記録④天竜浜名湖鉄道「ゆるキャン△」ラッピング列車その他諸々行その1

1日目

天竜浜名湖鉄道「ゆるキャン△」ラッピング列車運行終了

2024年2月25日(日)に天竜浜名湖鉄道で走っていたアニメ「ゆるキャン△」のラッピング列車が運行終了になるとの報が入りました。

過去2回この列車の乗車を試みたのですが何れも列車運用の変更があり失敗。今度こそ「三度目の正直」にならないかと思っていた所、友人の村田田さんからもお誘いがあり前日の2月24日(土)に浜松に赴くことになりました。

↑前回失敗した時の記録です。
今回は富山市婦中町にあるJR婦中鵜坂駅で待ち合わせました。
レンタカーでやってきた村田田さんと落ち合い、運転を交代しながら深夜の東海北陸道を南下し浜松に向かいます。途中岐阜県飛騨地域では吹雪に遭いながらも南下していきます。

深夜の東海北陸道・東海環状道・新東名高速を走り抜けて新東名の浜松浜北ICで高速を下り、夜明け前の天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅に降り立ちます。

味わい深い木造駅舎の天竜二俣駅。

天竜浜名湖鉄道に乗車

ここで田さんと別れ、掛川行き始発列車を待ちます。天竜浜名湖鉄道公式HPでは「ゆるキャン△」他ラッピング列車のダイヤが公開されており、天竜二俣発掛川行きの始発列車に充当されるはずでした。

始発列車の時点では窓口は開いていなかった。

5時を過ぎると駅構内で始発列車の入れ替え作業が始まり構内はディーゼルエンジンの音で賑やかになります。

新所原行き始発列車に充当された浜松のご当地ボーカロイド「音街ウナ」が描かれた「うなぴっぴごー!」。

新所原行き始発列車が発車していってから暫くして新所原行き2番列車と乗る予定の掛川行き始発列車が入線してきました。

三度目の正直で「ゆるキャン△」ラッピング列車が入ってきた。

早朝ですがこの列車を狙ってきた人が数人いて、ホーム上及び車内では暫し撮影会状態となっていました。

発車前に車両の内外を撮影。

発車時刻を迎え静かにドアが閉まり天竜二俣駅を発車。車内は数人の乗客がいるものの話し声も聞こえず、途中数ヶ所で乗客を拾い夜明け直後の掛川に向かいます。

掛川に到着後も暫く折り返し発車までホームにいました。
改札を出た際には1週間前に買っていた「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」を見せて通ります。天竜浜名湖鉄道では販売していませんが、フリー乗車区間には含まれています。

使い出がある「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」。

サークル活動は達成出来ず

実はここから先は日中に神奈川県内で用事がある事以外はノープランで、取り敢えず東に向かうべくJR掛川駅の改札を通り興津行きの普通電車に乗車。車内ではほぼ微睡んでおり週末の朝でも賑わう静岡駅で下車、駅構内で朝食を取りました。
ここで1つ思い付いて、静岡県内で未収蔵のローカル新聞社に立ち寄れないかと思い、電話番号を調べて電話してみました。基本的にローカル新聞社を訪問する際は電話でアポを取ってから向かいます。労して訪問しても誰もおらずに空振りする事も十分あり得るからです。今回試みたのは以下の2社でした。

しかし、両社とも土曜日だからか電話の応答はありませんでした。

今回連絡を試みたローカル新聞社、1社目は静岡市清水区(旧庵原郡蒲原町)にある庵原新聞社。位置的には公共交通での訪問は何とか可能なものの時間的制約が大きく、最悪JR蒲原駅か富士川駅からタクシーを使う事も覚悟していました。

こちらは残念ながら今年の3月末で廃刊となりました。

2社目は熱海市にある伊豆毎日新聞社。こちらはJR来宮駅から歩ける場所にあり、熱海駅からの路線バスも本数がそこそこありハードルは低いです。

こちらはいつか訪問の機会を持ちたいものです。

再び東へ

ローカル新聞社訪問が潰えたので、神奈川県までの移動を少し早めるべく新幹線に乗る事にしました。「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」は4回までに制限されていますが特急券さえ買えば新幹線の利用が可能なので助かります。券売機で三島までの特定(自由席)特急券を買い、有人改札口を通ります。「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」は自動改札対応不可なサイズのため自動改札機が並んでいても強制的に有人改札を通ります。精算などで詰まっていると少々不都合があります。

乗っている時間は僅かだが快適。

20分余りの乗車の後三島駅に到着。

三島駅で偶然見かけた伊豆箱根鉄道駿豆線の「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング電車。「Happy Party Train」。

三島から再び在来線で東へ向かいます。熱海でJR東日本の電車に乗り継ぎますがその間にホーム上のニューデイズでしっかりと熱海市を販売区域にしているもう1つのローカル新聞「熱海新聞」を入手しました。こちらは県紙「静岡新聞」系列で伊豆半島全域で3つの銘柄のローカル新聞を発行している伊豆新聞社で発行しており、入手へのハードルが低くなっています。
熱海からは「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」が使えないので手持ちのSuicaで入場し、東に向かいます。

JR東日本小田原駅の改札上に吊るされている小田原提灯。

途中小田原で改札を出て伊豆箱根鉄道大雄山線の窓口で販売している小田原市を中心にした神奈川県西湘地域のローカル新聞「神静民報」を入手しようとしましたが惜しくも既に売り切れとなっていました。
再びJRの改札に入り、東京方面の電車に乗ります。いつ聞いても陽気な「お猿のかごや」の発車メロディーに送られて次に下りたのは川崎駅です。ここで友人から頼まれた用事があり、詳しくは明かせませんが駅を出て街路を歩き途中で昼食を取りつつ用事を済ませました。

川崎駅東口地下街「アゼリア」。入口のタイムカプセルは健在。横浜在住時代によく立ち寄った。
川崎駅東口のアーケード街「銀柳街」。安価な飲食店が多く横浜在住時代からよくここでご飯を食べていた。
とある中華料理店の看板。
よく見ると「天下一まずい」の「まずい」が上下逆。つまり「不味いの反対=うまい」を表したかったらしい。
「東海道川崎宿」の碑。

とうとう東京へ

ここで埼玉県在住の友人から連絡が入り、都内でお会いする事になりました。品川駅で山手線に乗り換えて渋谷で約7年振りの再会を果たします。
積もる話をしながら原宿まで歩いていきます。そう、「ラブライブ!スーパースター!!」の聖地巡礼です。

隠田神社。
原宿ゲーマーズ。
竹下通り。

リア充や外国人観光客でごった返す竹下通りを通って山手線1駅分を歩き切り、東京メトロで神保町に向かいます。横浜在住時代は中学生の頃から月1で通った書店街、変化はありますがそれでも水を得た魚のようになります。書店を数店舗覗き買い物をして鞄が重くなった状態で秋葉原へ転身。

東京メトロ神保町駅から神保町書店街を歩き御茶ノ水駅へ。
秋葉原駅アトレは「ウマ娘プリティーダービー」とタイアップ中だった。

ここでも数か所店舗を覗いた後で夕食となりました。

神奈川県に存在する「半分静岡」へ

20時近くになり友人と別れ今晩の宿に向かいます。今回は「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」を富山に戻るまで使い倒す予定であり、敢えて神奈川県西部でホテルを予約していました。
東京駅から東海道線で小田原に戻ります。因みにキャスター付きバッグは昼頃小田原駅で降りた際にコインロッカーに預けていました。

グリーン券を奮発した。

1時間半弱の乗車の後小田原駅で下車。コインロッカーから荷物を引き出して行きにローカル新聞「神静民報」の入手を試みて失敗した伊豆箱根鉄道大雄山線の乗り場に行き、大雄山行きの電車に乗ります。今回の宿は神奈川県南足柄市に取りました。これが翌日の行動で有利になるのです。

大雄山線小田原駅。首都圏の駅らしく一応PASMOも使えるが場末感漂う。

3両編成の電車に約20分揺られ終点の大雄山駅に到着。この路線に乗るのは数十年振りです。

大雄山駅に到着。

大雄山駅の改札は一応交通系ICカード対応の自動改札機がありましたが途中駅はICカード専用の改札機があり、それも首都圏で見かけるSuica/PASMOエリアの形状ではなくJR東海のTOICAエリアで見かけるものでした。
横浜出身者としては小田原まで来ると同じ神奈川県とは言え違う県に来たような感覚を覚えます。「半分静岡」のような感覚です。今回もそれを強く感じました。

大雄山駅舎。

小ぢんまりとした駅舎を出て隣接する再開発ビルに入居しているビジネスホテルにチェックインし部屋に荷物を置いて夜食でも、と思いコンビニまで歩きます。
店舗の殆どはシャッターを下ろしており歩行者はほぼなく時折クルマが通り過ぎていく中を数分ではありますが街路を歩きます。首都圏と言うよりは典型的な地方都市の光景です。

大雄山駅前の再開発ビル。

コンビニで夜食を買いホテルに戻りました。
2日目は別の投稿にします。

今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)

熱海新聞(静岡県熱海市)
北日本新聞(富山県)
富山新聞
静岡新聞
神奈川新聞
北陸中日新聞(富山県向け)
中日新聞
中日新聞(東海本社版)
東京新聞


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