僕らにとって5年ぶりの新しい施設になる「DENIM HOUSE BON」。築90年以上の古民家を改装してつくった、1日1組のための“泊まれるデニム屋”。構想から1年半。ついに完成するこの宿を前に、BONにまつわるいくつかの思い出を、しばらく時間をかけて振り返ろうと思う。
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長かったのか、あっという間だったのか。それまでデニムブランド1本だった僕らが宿泊施設「DENIM HOSTEL float」を2019年に開いてから、もうすぐ4年半が経とうとしている。
さらにはここ
工事たちよ
僕らにとって5年ぶりの新しい施設になる「DENIM HOUSE BON」。築90年以上の古民家を改装してつくった、1日1組のための“泊まれるデニム屋”。構想から1年半。ついに完成するこの宿を前に、BONにまつわるいくつかの思い出を、しばらく時間をかけて振り返ろうと思う。
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追沼くん設計の元、BONを担当してくれた工務店は「なんば建築工房」だ。同じ倉敷市の児島にある会社で、創業は明治20年、現社長・正田さんで5代目にあたる。
今回の件で初めての依頼だったが、同じ街のよし
追沼くん
僕らにとって5年ぶりの新しい施設になる「DENIM HOUSE BON」。築90年以上の古民家を改装してつくった、1日1組のための“泊まれるデニム屋”。構想から1年半。ついに完成するこの宿を前に、BONにまつわるいくつかの思い出を、しばらく時間をかけて振り返ろうと思う。
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BONの設計は「OF THE BOX inc.」の追沼翼さんが手がけている。彼とこういった形でご一緒するのは初めてだが、付き合いは古く、出会いはお互い学生時代、2017年のこと。
宮城出身で当時山形
岡野邸との出会い
僕らにとって5年ぶりの新しい施設になる「DENIM HOUSE BON」。築90年以上の古民家を改装してつくった、1日1組のための“泊まれるデニム屋”。構想から1年半。ついに完成するこの宿を前に、BONにまつわるいくつかの思い出を、しばらく時間をかけて振り返ろうと思う。
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DENIM HOUSE BONとして生まれ変わった古民家。元は岡野さんという方が住む個人宅「岡野邸」だった。岡野さん=大家さんとの出会いは遡り2020年初夏。岡野邸が別の形で利用されていた時に出会い、
僕らにとって5年ぶりの新しい施設になる「DENIM HOUSE BON」。築90年以上の古民家を改装してつくった、1日1組のための“泊まれるデニム屋”。構想から1年半。ついに完成するこの宿を前に、BONにまつわるいくつかの思い出を、しばらく時間をかけて振り返ろうと思う。
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まずなんといっても思い出すのは、"DENIM HOUSE BON"という名前を付けたときのこと。劇的なエピソードがあったわけではない、兄弟で考え続け、考え続け、淡々と時間が過ぎ、絞り出したように生まれ