応援を受け止める力
僕にとって夢とは「みんなで叶えるもの」であって、一人で成し得たことを夢が叶ったという風には思わない。というより、今まで一人で何かを達成した経験がない。
やりたいことを実現するためには、必ず周囲の支えが、応援が、支援がサポートが必要だ。SNSを通じて「周囲」は広がる可能性がある、この時代のとても良い側面だと思う。
たくさんの人に、応援される。応援されることを通じて、たくさんの人に知ってもらえる、そしてまた応援してもらえる。
その連続の中で、だんだんと
「応援されるに値する価値を、僕という人間は持ち合わせているのだろうか」
不安な気持ちが芽生えてくる。
もしかすると、夢を叶えるためには「応援を受け止める力」が必要なんじゃないか。
たくさんの人たちが与えてくれた期待に、きっと未来の自分は応えられると、そう信じ切ることが大切なんだと。
自分が自分を信じられなければ、夢を語るというスタートラインにすら立つことができない。夢のある人にとって、そこで立ち止まるのはもったいない。
とにかく、支援される勇気を持たなくてはいけない。支援されるということから逃げてはいけない。絶対に夢を叶えたいからこそ、それは自分だけでは到底成し得ないからこそ、未来の自分を信じようとし続けている。
絶対に無駄にはできない、大切にしないといけない。と心の底から思えるのは、それがみんながぼくたちに期待してくださったという思いを持てる資金の集め方だったからに他なりません。
誰に、どのように支援してもらえるか。それは僕にとって自分の夢を語るのと同じくらい大切だ。
与えてくれた人の、期待に応えようとするんじゃなくて
期待に応えたい人の、期待に応える。
だから僕はこれからも胸を張って、自分の大好きな人たちに「応援してください」と言うことができる。
身近な人たちに支援してもらうことを恐れていては、遠くまで自分の声を届けられないことを知っているから。
もっともっともっともっとたくさんの人に自分たちのことを知ってもらいたい。
だから僕は、誰よりも自分を信じ続けることを止めない。