見出し画像

熱狂!日本デニム学で行うこと

先日告知をした京都芸術大学の公開講座「藝術学舎」。秋から始まる期間限定の新講座の中で、僕・山脇も1コマを持たせていただき、「熱狂!日本デニム学」というタイトルで講義を行うことになりました。

締切まであとすこし、この講座の内容や目的を知っていただくことで、1人でも多くの方に興味を持っていただけたり、この講座のことを広めていただきたいと思っています。

講座の詳細は下記にまとまっておりますのでぜひご覧ください。
特徴は
・120分×5回のボリューム感
・全てオンライン(zoom)での開催
・インディゴ染めなどの体験を含む
などです👖


講座内容

「熱狂!日本デニム学」は各回120分、全5回の形式でお送りします。初回【はじめに】では、本講義の概要説明と僕山脇の自己紹介。簡単にこれまでやってきた活動などをご紹介する予定です。

第2回【歴史編】では、日本のデニム産業の歴史を概説します。欧米で普及したデニム、ジーンズが、どのようにして日本に入ってきたのか、そしてどのように広がっていったのか。日本のデニム産業の特徴などをなるべくわかりやすくお話しできたらと考えています。

第3回【製造編】は、よりデニムづくりの中身にフォーカスします。原料から完成品までどのような工程を経て出来上がるのか。技術的な部分の説明も含め、現地の工場の様子も動画でお見せしながらリアリティある解説を行います。

第4回【体験編】にて、実際の製造工程の一部を体験いただく機会を設けます。デニムの色を生み出すインディゴ染料を用いて、お手持ちの洋服を染めていただきます。時間が経つほど味わい深くなる不思議な色の変化を楽しんでいただけたらと思います。

第5回をもって最終回。ここでは【循環編】として、手にした服の心地よい手放し方を一緒に考えたいと思っています。この辺りは近年技術も取り組みも進歩していっているので、僕らITONAMIの取り組みにも触れつつ最新の事例も紹介していきます。

簡単ですが以上のような流れで講義を進めて参ります。とはいえ僕もここまでの本格的な内容、長さは初めてなのでかなりドキドキしていますが、受講生の方々と一緒により良い時間にしていけたら幸いです。

ITONAMIってなんだっけ

ITONAMIは旧・EVERY DENIMとして2015年にできたデニムブランド。僕山脇と弟島田の当時大学生兄弟で立ち上げました。

兵庫県出身の僕たちは大学で島田が岡山に来たのをきっかけにデニムの職人さんたちと出会い、情報発信、デニムブランドとしての活動をスタートします。2015〜2019年は店舗を持たず全国各地にお邪魔して販売活動を行っていました。途中からはキャンピングカーに乗って47都道府県の旅も行いました。

2019年9月21日、岡山県倉敷市児島に初の拠点として「DENIM HOSTEL float」をオープン。宿泊施設でもあるこの場所にブランドのショップを構え、そこから約4年間この形で販売を続けています。2020年にはブランド名が変更、法人化し新しい屋号を迎えました。

ITONAMIは「Live with will.」を掲げ、何よりも個人が持つ意志を大切にします。"私"はこれ"が"良いと思う。他の誰でも無いあなたが選んだことが、あなたにとって一番大切です。ブランドとして大事にしていることはこれです。

自分が納得したモノに囲まれた生活を送ってほしいし、納得した時間の過ごし方をしてほしいし、不安や孤独な気持ちになってほしくない。

ITONAMIはあくまでデニムブランドで、できることは限られています。でも、自分たちの活動を通じて少しでもそのような意志を持つことに貢献できたらとても嬉しいです。

金額について

受講料は120分全5回で18000円。だいたいITONAMIのデニム製品1本分くらいの金額になります。決して安い値段だとは考えていません、それだけ、熱量持って参加くださる方に来ていただけると思いますし、僕も覚悟を持って臨みます。

この講座を通じて、モノとの関係性を豊かにすることへ少しでも繋がったら嬉しいですし、僕自身ももっともっと自分がどのような方向で活動を進めてゆけばよいのかその道筋を見つけたいと考えています。

ともに良い機会にできるよう、精一杯努めます。興味を持っていただける方はぜひページご覧ください!