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日記なら勝手に紙に書けば良いじゃん

夏休みの宿題で課された日記が懐かしい。

たった一言書いて終わりのあの日記ですら毎日更新できていなかったと思うと、今noteを毎日更新できているのはあまりにも奇跡だ。

毎日徒然なるままに、エッセイのような日記のような雑記のような、そんな文章を書いている。いまだに、それらの違いもよく分かっていない。

気づきや所感を書き残しておきたいだけなら、紙にペンで書けば良いじゃないか、自分の中のアンチがたまにそう囁いてくる。

誰かの目に触れる可能性のある場であえて文章を公開している以上、承認欲求が全く無いと言えば嘘になるし、あわよくばスキやフォロワーが増えれば良いな、とも思っている。

ただ、自分があえてWeb上で文章を公開するのは、適度で健全な緊張感があるからだ。

中でも、一つひとつの言葉の意味について調べるようになったことが、最も大きな気づきかもしれない。

「この接続詞の使い方って合ってるっけ?」
「これって話し言葉か?」
「うわー、こういう時に使う四字熟語なんだっけな...」
「これって、差別的なニュアンスなかったっけ...?」

やはり、Web上で公開するにあたっては可能な限り正しい言葉の使い方をしたいし、自分の言葉の選び方で誰かが傷つかないようにしたい。

もちろん、正しくて綺麗な文章を書くことが目的ではないので、自分の思いや気づきを自分らしく、自分の色で表現できたらいいな、と思っている。

辞書的な意味を知ることができるのもそうだけれど、自分が普段何気なく口にしている言葉を、実は本来とは異なる意味で使っていたり、ネガティブに解釈していた言葉には、実はポジティブとも解釈できる意味が含まれていたり、そんな新たな気づきもある。


僕らは日頃、言葉を使うし、言葉に使われている。

こうして文章を書いていると、つくづくそう感じる。

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