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五感から情報をキャッチしている私たち。

ご存じの方も多いと思いますが
視覚から87%
聴覚7%
触覚3%
臭覚2%
味覚1% という割合で受け取っているんですね。

割合は少ないけど、命の危険から守ってくれるための大切な『臭覚』
焦げ臭かったら、なにか燃えてる!?
と、危険アラームが発動しますよね。

今回は、こちらの本を読みました♪


匂いをきっかけに記憶がフラッシュバックする心理現象を【プルースト効果】と呼び
夏の終わりに、金木犀が香るたびに
高校時代のことを、センチメンタルに思い出す私です。


日本語には
匂いにまつわる漢字や表現がいろいろある。

『香』
穀物のきびを茹でた際の甘い匂い。
空気になって伝わる匂いを表現し、香水、香料、香道、お線香 と表現される。

『薫』袋に入った香草を火で焚いた様を表現、燻し、くゆらせること。薫風、薫香 など
私のイメージは、少し奥行きのある深いかんじ。

『芳』
花や春を形容する言葉として使われ、
四方に広がる草花のいい匂いを指す。
芳醇、芳香

『馨』けい。
澄んだにおいを表現するのに使われ
いい匂いが広がる状態を指す。 馨香
使用頻度は少ない気がするが
においという目に見えないもの
そして主観的なものを表現することの難しさに
改めて気がついた。


快のにおいは『匂い』
不快なにおいは『臭い』と表現するよね。

でもこの快、不快の感覚は経験や文化からの影響が強い。
自宅のにおいは、あまり気にならないけど
人の家のにおいは、気になりやすい。

海外旅行で空港に降りた瞬間、その国独特の香りを感じるよね。
南国の生暖かい空気と、木や土が湿ったにおいが大好き。

日本で流通している約800品目の
薬品石鹸にはアメリカやヨーロッパですでに禁止になった殺菌成分が入っている。

その中の成分『トリクロサン』は、経口や経費から吸収され
尿や血液、母乳などから検出されることがミシガン大学の研究で明らかになっている。
清潔になるほど増える免疫系疾患、、、

店頭で消毒を促された時には、やんわりお断りをしています。
#常在菌  ちゃんは大切よ。

アポクリン汗腺の量は遺伝や人種によって決まっている。
黒人ではなんと100%、欧米人では70〜90%
日本人では10〜15%中国人では3〜5%
ワキガさん。

アポクリン線は、生殖器付近にも多く点在しているから
陰毛を清潔にしておくことは重要だけど
膣は粘膜なので石鹸などで洗浄する必要はない。
洗い過ぎて乾燥すると
逆に臭いの原因となります。

環境に適応するのは柔軟性が大事だが
細胞膜も同じだ。
細胞環境に適用するには、細胞膜の柔軟性が大切で、
細胞膜が固くなると機能が低下し環境に適応できなくなる。
脂質の良し悪しが重要。

オメガ9系と言われる、オリーブオイルやこめ油や菜種油は、抗酸化物質を含むので脂質の酸化を防いでくれるよ♪

動物性脂肪を、摂り過ぎると
体臭がキツくなり、便、オナラも臭います。


さて、最後に口臭について。
日本人はオーラルケア後進国で有名ですね、、、
どんなに良い人柄でも
お話中に、臭いが気になってしまうと
それ以上近づこうと思えないですよね。

現代人は唾液の分泌が低下するライフスタイルを送っている。

ふわふわ食感のスイーツ、歯がいらないとろけるような柔らかい肉
咀嚼回数は弥生時代の約4000回と比べて1/4に
昭和初期の2000回と比べても1/2になっている。
良く噛むことは、消化を促すだけでなく
口臭予防にもなるんだね!

厚生労働省によると、1日2回以上歯磨きをする日本人は昭和44年は20%以下だったのが
年々増加し続け平成28年には77%になっている。


それにもかかわらず4 mm 以上の深い歯周ポケットを持つ人は
平成11年から平成28年でどの年代でも増加している。
75歳以上では20%以上も増えて50.6%
15〜24歳でも17.6%となっている。

歯磨きするタイミングは、就寝前と起床時の2回が良い。

食後に歯磨き粉をつけて、ブラッシングする必要はなく
うがいと、歯間ブラシ(歯磨き粉なし)で十分だ。
ここでも洗い過ぎ注意なんだよ。

潔癖症というココロの病気がある方にとっては
日常生活をいきなり変えていくのは困難かもしれない。

なんちゃらウイルスのせいで、消毒が習慣化してる人も
あなたの皮膚の上にいる
大切な皮脂、常在菌と共に生きていけますように願いながら
今日は、ここまで⭐︎

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