西澤恵子 @ヨガインストラクター/ヨガニードラセラピスト/元精神科作業療法士
トラウマとは何か?ヨガとどのように関わっているのか?そんなことを書いていきます
ヨガインストラクターの西澤恵子です。 10月より「やさしいパーソナルレッスン」を始めることにしました。 パーソナルレッスンをなぜ始めることになったのか・・もともとママ友ちゃんから「パーソナルで見てほしい」とお話がありました。 話を聞くと日常生活を送る中でちょっとした不調を感じていた彼女。 ・呼吸がしにくいことがある ・猫背が気になる ・立っていて疲れることがある ・むくみが気になる など、日常生活が送れないことはないけれど、ちょっと気になる不調を沢山あげていました。
前回の続きです。 前回は「過去の私から学んだこと」というタイトルで 休み方が分からない、疲れに気が付きにくい私がいたことを お話していきました 問題解決の為に学んだことがヨガニードラでした 仰向けの瞑想法であるヨガニードラ 子育てを始めて緊張感の連続だった私が ふっと緩み講座最終日には号泣する事態。。。 自分に必要な学びだと心底思ったわけです ですが、日常に取り入れるということができませんでした 学んで終わりってやつです 良いとは分かっていてもなかなかやれなかった
先日講座を作りました タイトルは 「余白のある暮らしを送るために知っておきたいこと」 なぜこの講座を作ろうと思ったかということについて 書いていきたいと思います 過去の私について 20代のころのお話 作業療法士になるべく大学に通っていた頃 勉強、実習で忙しい上 がっつり部活もしていました 友達と飲んだり旅行したり スケジュールが埋まらないと不安な性格 楽しんでいるものの疲労がたまり 耳下腺や扁桃炎が頻発 最終的にはあまりに繰り返すので 入院して扁桃腺を摘出するまでに
余裕とはありあまること 余白とは何も無い空間のこと お金や時間に余裕があってやりたいことをして 好きなことをたくさんしたとしても 余白がないと心から満たされない そんな気がしています 何も無い空間余白があるから感じることができる ギチギチに詰まっていたら感じることは難しいのかもしれません 楽しいことを楽しいと 嬉しいことを嬉しいと きれいなものをきれいと 感じられるから心が満たされる
「お休みすることを許す」 なぜならば穏やかに健やかに 生きたいから 疲れやストレスに気づかぬふりをして 蓋をすればいつか溢れる だからといってそれらを完全に無くすことはきっと無理で そうであるならば どうやって上手く付き合うかを考えたい そう思ったときに疲れやストレスから回復する力が 大事なのかなって思うけれど それってきっと既に持ち合わせている力 でも、日々使い続けていたらなくなってしまうから 時々自らお休みすることを自分に許可して 心と身体にチャージしよう
「あなたなら、どこでも孤独を手放さずにいられる」 今泉監督作品・映画『ちひろさん』を観た https://chihiro-san.asmik-ace.co.jp/ そこでの印象的な台詞 孤独=良くないものってイメージがあったり 孤独でいたくないって思ったりもするけれど 皆孤独を抱えていて生きている 孤独はあってもよいんだと 気付かされた台詞 人は本来繋がりを求める生き物で 繋がりたいと思っているのに 繋がりができたらでき
前回の記事から、だいぶ空いてしまいました。。。 夏休み、子供たちとともに過ごしており、なかなか書くところまで至りませんでした。 9月に入りましたので少しずつ投稿していきます!! 前回の続き。 ストレス下にあった時にできることとして自律神経の調整を自分ですることをあげました。 そもそも自律神経とは?私たちの意思とは関係なく、身体の内側にある内臓や血管に働きかけ身体を一定に保つようにしている全身に張り巡らされている神経のことです。(コントロールセンターは脳の視床下部です)
前回の続き(だいぶ時間がたってしまいましたが。。。) 慢性的なストレス状況では脳の扁桃体というところが過活動をおこし、 その為、本当は危険じゃない些細な事でも、「危険」と判断してしまうというお話をしました 「危険」と感じることは身体にとってストレスです。なので身体ではストレス反応が起きます。 ストレス反応とは?脳の扁桃体が最初にストレスに反応し、ストレス情報は扁桃体から自律神経の司令塔である視床下部に伝わります 視床下部からは2つのルートができます ①視床下部、脳下
前回の続きから トラウマによって身体に変化が起きていると書きました 過度なストレス状況は脳を変形させると言われています この話を聞くとなんだか「怖い」「嫌だ」と不快な思いをさせてしまう方がいるかもしれません もし気分を悪くされた方がいたら申し訳ないのですが 身体が変形することで命を守ってきたと言えるのです そして変形した脳は良き方向に回復することができる可能性があるともいわれています もし先を読み続けられそうな方はお読みいただけたらと思います 慢性的なストレス状況では
前回の記事の最後に 身体の感覚に意識を向ける際は少し注意が必要と書きました 身体の感覚に意識を向けた時に圧倒されてしまう方がいるのです。 特にトラウマを抱えている方は注意が必要と言われています。 ここでトラウマについて少し書きます トラウマとは? トラウマ=心的外傷 外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃を受けたことで、長い間それにとらわれてしまう状態のこと 地震、津波、台風などの自然災害、犯罪、交通事故などたった一度の衝撃により生ずるものや 虐待、不適切な養育、
前回の投稿で 身体で起きていることに目を向けること 今起きている事実を見ていく必要がある と書きました それをすることがなぜ心と身体に良い影響をもたらすのか そこが分かっていないと そもそも目を向けようと思うことができにくい方もいると思うので 最初にその話を書いていこうと思います 内受容感覚と外受容感覚 外受容感覚は五感に当たり、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚からなります。 内受容感覚とは「お腹が空いた」、「心臓がドキドキする」など、身体の中の感覚のことを言います。
心が元気ってどんな状態だろうか? 明るくて、ポジティブで、穏やかで、平和な感じがする でもそんなことっていつもじゃないし そもそも心がいつも元気じゃなくてはならないの?とも思います 元気のない日だってあったっていいのです でもなるべく元気でいたいよねって思ったり 元気がなくてもすぐ復活することができたらって思いますよね 1つできることがあるならば 天気予報を見るように心の様子を見る癖をつけること 今日はどんな調子?雨?晴れ?それとも曇り? 心の様子を見るってなんだ
1番の理由は穏やかな自分に戻れるから イライラがみがみ嫌だなと思う自分はいるけれど ヨガをしている自分はとっても穏やかで心地の良い自分 それを知ってからその自分に会いたくて ヨガをしているような感じです 昔はポーズの完成形にこだわっていたし 隣に柔軟性の高い人がいればああ私身体かたいー!って 恥ずかしくなったりしていました ヨガはスポーツではない 人と比べるものではないと 頭では分かっているけれどざわつきは止められ
母親になると自分の事が蔑ろになる 子どもの事を優先してしまう ママも自分を大切にしてねという言葉に そんなこと言われてもできませんよと思っていた時がある 自分の事をなぜ後回しにしてしまうのだろう 自分のことがどうでもよいからってことではなくて 寧ろ反対で 大切にしたいけれどできない。。。 それが大事なことは知っているけれど。。。 そんな切実な声の方が多い気がする そもそも大切にするってどういうこと?って思って
身体のどこかが痛かったり辛かったり それを感じている時は その痛みや辛さをどうしたらいいかを考えますよね でもそれすらも感じないくらい頑張ってしまう時はありませんか? 気が付いたら疲労感でいっぱい きっと休んでいる「つもり」で本当に休んではいないのかも 自分に沢山の負荷をいつのまにかけ自分に厳しくしてしまう 過去の私は休み方も分からなかったし そもそも休んではいけないと思っていたし 休むことに罪悪感もありました
子どもたちにイライラした時 その理由は子どもにあると思っていた 子どもの性格、気質と呼ばれるもの それらに振り回されてイライラが生まれているのだと思い込んでいた でもその理由が自分にもあったと分かった時、愕然とした 物事が起きた時の捉え方、思考パターン それは幼少期の傷つきから生まれていたりもする 子どもにイライラした時は 自分の中の小さな子供が反応している 例えば 甘えてくる子供を受け入れず 「甘えないで頑張ってよ!」とイライラするのは 甘えられずに頑張ってきた幼