自己研鑽が生む「人の深み」と「情報検索コスト」
こんにちは!TechArtIdea代表のYo-yohです!(techartidea.com)
今回は、「人の深み」と、「情報が溢れすぎる社会」、そして、その2つの意外な関係性について、書いていきたいと思います!
奥深い人、薄っぺらい人
何かに無心になって取り組んだ人は、その分野において膨大な知識、情報を持っています。お酒の知識、洋服の知識、旅行の知識、どんな分野でも、夢中に取り組み極めている方々のお話は、みな面白く感じます。
一方で、何事にもすぐあきらめてしまう人は、表面的な知識や無難なエピソードしかなく、コンテンツ力も希薄で、正直あまり面白くありません。
「量はあるが質の低い」情報氾濫社会の到来
情報社会と言われる現代ですが、私の実感としては、10年前くらいの方が、正確な情報を引き出しやすかったと感じています。
確かに、情報にアクセスできる量は増えましたし、通信もスマホも今の方がよっぽど高性能です。
しかし、触れられる情報の質の平均値は大幅に低下したと考えています。
PV数稼ぎのための中身の薄い情報や、フェイクニュース、根拠のない情報は飛び交うようになり、何が正しい知識かを目利きする手間が、かえって増えてしまいました。正しい情報を取得するために「職人的なスキル」が必要になってきたという、ある意味、時代逆行型の状況が出来上がってしまっています。
「情報検索コスト」が高い、質の悪い情報社会
質の低い情報やウソの情報が氾濫すると、情報の真偽を確かめるために労力を費やしますし、単純に情報量の多さに人体がついていけず、ストレスや体調悪化の原因になりかねません。
情報の進化に人間の身体的・文化的進化が追いついておらず、誤った情報の扱い方をする人たちがいるのは確かで、技術や手段が増える限り付いて回る永遠の課題です。
自己研鑽が生む「ネオ職人」が情報社会を救う
そんな状況下ですが、ここで活躍するのが、冒頭でお話しした「奥深い人」「経験値や知識が豊富な人」たちです。
彼らはいわゆる「一次情報」を持っている人たちで、専門領域においては世間で流れている情報が本物かウソかを見分けることができます。
そして、その能力を磨くためには、「努力」や「自己研鑽」が必要となります。
テレビや動画など、他人が作ってくれたコンテンツを受け取って楽しむのもよいですが、自分の手足を動かし自らコンテンツを生み出し発信するスキルは、周りの人とのコミュニティ形成や情報リテラシーを体得する上でますます大切になると思います。
外出自粛で「新しい日常」が叫ばれる世の中ですが、今を機に、自分が好きなこと、できることって何だろう?身に着けるべきことは何だろう?について考えてみると、まさしく「新しい"私の"日常」が見えてくるかもしれません。
「TechArtIdea」(techartidea.com)では、変化する世の中に必要とされるものを考察し、その対策と今後の人材創出またはテクノロジー創出の在り方について、考察→試行・研究→発信していきます!
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