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おっさんずラブin 香港

 知り合いから「この撮影にうちの店が使われたからぜひ見てね」と連絡が来ました。

日本のテレビドラマ「おっさんずラブ」の香港版リメイク「大叔的愛」が来週から放送スタートするようです。

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このニュースに拠ると、香港版は、メインビジュアルの構図もオリジナル版をほぼ踏襲するなど、随所にリスペクトを感じられる作品に仕上がっているとの事。日本のオリジナル版は全7話に対し、香港版は新エピソードも追加して全15話とか。(ファンは倍楽しめますね)

こちら予告版です。

そしてそれを秋には日本に逆輸入されるみたいです。

確か去年あたりに香港でも日本のオリジナル版が放送されていて途中の1話くらいしか見た事がありませんが・・・俳優陣が魅力的なドラマだなという印象です。

ただ、不思議なのは日本よりもだいぶ前から同性愛カップルが堂々としている香港なのに、色んな同性愛事情や、それを取り巻く周辺事情(例えばBLファンや腐女子など)の状況は、大いに日本を追っかけているということ。

香港では、日本よりももっと普通に同性同士でイチャついている光景が見られますが、今は世界的に同性愛を一つの愛のカタチとして法的に認めて欲しいという欲求が高まりを見せつつあります。

そんな中、ここ香港では(世界的に?!)若い世代の間で同性と付き合うというのが、あたかも一種の流行りであるかのように扱われている面があります。

私の高校生の姪っ子もある日突然「自分は女の方が好きかもしれない」と言い、クラスメートと「付き合っている」という言い方をしていた時期があり、その高校生ライフで聞かされるのは「こないだ家に遊びに来た〇〇ちゃん(♀)と◆◆ちゃん(♀)は付き合っている」だ、「自分は今は△△ちゃんと別れた」だ、それが単にそういう言葉遊びなのか、ホントの同性愛者なのか、とてもわかりにくいのです。

「あなたは異性じゃなくて、同性が好きなんだよね?」とズバリ聞くと、

「ああ、まあ、今のところイイなと思うのは女の子が多いかな」


というフリーダムな返事。

「同性愛」というか、「性」というもの自体を「こだわるべきポイント」として認識していないかのような印象です。

この色々な愛のカタチを問うドラマ「おっさんずラブ」は、ここに来て更に如何ほどの影響を香港社会にもたらすのかはわかりませんが、明日からスタートのようなので、ちょっと見てみようかなと思っています。



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ハザカイユウ
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