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傍観者効果とは?集団心理を解明する!~社会的心理学より〜

こんばんは、チーママやよいです!
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今度は違うお味も
買ってみようと思います🥰


東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。

書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる

今回は社会的心理学をテーマにお届けしたいと思います。

人の心理を知れば知るほど、興味深く面白いものだなと感じています。

どう動けば、どう人の心は動くのか。。。
どう言えば、どういうリアクションになるのか。。。

それはもう本当に多種多様です。
人によるところもたくさんありますが、
人間の心理の仕組みや、
なぜこういうことが起きるのか、
その仕組みや根本を知るとすごく理解が深まります。
また、その知識を色々なことに活かすこともできるでしょう。

この世の中で生きている自分というものは、
自分一人で生きているわけではありません。
多くの人と関わり合って生きています。
人の心理というのは、そんな多くの人と関わって生きていく中でとても大事なことなのです。

そこで、心理学、特に社会的心理学ということについて今回はお届けしたいと思いました。

心理学にはいろいろなジャンルがあります。
もともと社会心理学というのは集団心理です。
これは、人との関わりの中で生まれてくるものです。

この心理学の学びは第二次世界大戦後に確立されました。
この社会心理学には、
心理学的社会心理学社会学的社会心理学というものがあります。
社会心理学の前に心理学的社会学的がついています。
両者には違いがあります。
心理学的社会心理学のほうは、
個人の心に重きを置いています。
一方、社会学的社会心理学は、
社会的条件に焦点を当てた学問です。

この社会で生きている限り、私たちの気持ちや行動は、いろいろな人や出来事から影響を受けています。
そして、この人間社会で起きている法則を明らかにするというのがこの社会心理学です。

どうして自分はあの人が好きなのか。
なぜあの人のことが嫌いなのか。
わたしは、こういうことを言われるとショックなのか。。。
そういったことの自分への理解が深まる学びです。
自分を知り、自分を見つめ、自分を内観することは、自己を高める上でもとても大事なことです。

社会心理学というのは、上述のように第二次世界大戦後に確立され、
その後すごく盛んになった学問です。

戦争を経て日本は負けてしまいました。
このとき、集団心理はどうなっていたのか。
これは歴史的にも、すごく大きな実験が行われながら深められている学問です。

今回はその中で傍観者実験というのをお伝えしたいと思います。

皆さま、傍観者実験って聞いたことがありますか??
社会心理学の中での傍観者実験です。
わたしはもちろん、華子先生からお話を聞くまで全く知りませんでした。
興味津々です(笑)

これを知ると、なるほどなと思う内容です。
端的に言うと、
見ている人が多ければ多いほど周りのみんなは何もしない
ということです。

例えば、
電車の中で痴漢にあっている女性がいます。
誰がどう見ても、彼女は痴漢にあっているというのがわかりますが、周りの人は何も言いません。
これを傍観者効果と言います。

人は見ているのです。
そばにいる人はそれを見ています。
何が起きているかちゃんとわかっているのです。
その事件や犯罪など、そういったことが起きているというのを見て、認識はしているのです。
見て、認識はしているけれども、
何もしません。

このように、電車の中で痴漢の被害に遭っている人がいたら、皆さんはどうしますか?
ということです。
例えば、
痴漢の手を捕まえて、「やめろ」って言う。
あるいは、その女性と、痴漢をしている人を引き離す。
まずは、駅員さんに言う。
こういったことが考えられると思います。
でも、
おそらく誰も何もしないことの方が多いのではないでしょうか。
”これはなぜでしょうか?"

道徳的、倫理的に考えれば、
目の前で起こっている犯罪を止めたり、
被害者の方の何か救いになるようなことをするというのが、あってしかるべき行動ではないでしょうか。
けれども、この傍観者効果ということが集団心理においては、なぜか起こってしまうのです。
それで、こういった事象についての実験が行われてきました。

集団心理、
怖いなと感じたことはありませんか?
”赤信号をみんなで渡れば怖くない”
なんて言葉もありますよね。
一人ではできないこと、
ふだん悪いと思っていることも
集団だとできてしまうのです。

よく、”犯罪を見過ごすことが多い都会は冷たい”とか、
”あれだけたくさんの目撃者がいたのになぜ被害が起きてしまったのか”とか、
"どうして被害者を助けられなかったんだ”
みたいなことが事例として挙げられます。

この傍観者効果というのは、
自分以外に目撃者がいることで、援助行動がしにくくなるということなんです。
これには理由がいくつかあるのですが、主に5つあると言われています。

1つ目は、状況の緊急性です。

見ているときに、そんなに大したことではないかな?大丈夫かな?
まあそのうちやめるだろうと判断することです。
喧嘩とかがそうです。
喧嘩を見かけても、ずっと続かないだろうなと思います。
まさか殺人事件にまで発展するとは普通は思いません。
このように緊急性が低いと判断すると助ける行動をしなくなるのです。

2つ目は、曖昧さです。

例えば、被害に遭っている人が、「助けてください」と言ったりすると、この援助活動は起こりやすくなります。
しかし、黙っていたりというように、被害者が何も行動を起こさない場合は、助けを求めていないのかもしれないと判断して傍観者は何もできなくなってしまうのです。

3つ目は、環境です。

例えば、自分がよく知っている場所や、自分の地元であったり、このエリアのことをよく知っているということであれば、わりと行動が起こしやすくなります。
しかし、全然知らない場所であったり、
たまたま自分が出張に行った先で被害に遭っている方を見かけても、
”その場所に自分は不慣れだからどうしていいかわからない”となり、援助行動が起こしにくくなります。

4つ目は、社会的手がかりです。

”他の人が何かをしたら自分も何かをしよう”というものです。

例えば、痴漢にあっている人を見て、「やめろっ!」と叫んだりする人がその場にいた場合は、”じゃあ、自分も何かしよう”と思えるということです。
けれど、逆に何もそういうことをする人がいなければ、きっかけがないため援助行動が起きにくいのです。

最後5つ目は、責任の分散です。

これは、”私以外にも見ている人がたくさんいるから、何も私がやらなくていいだろう”という心理です。
自分の責任は低いと考えることです。
”だって、みんな見てたのに誰も何もしないんだから、私は悪くない”という心理です。

これらが傍観者効果の主な原因と言われています。
"私一人くらいがやらなくても事態はそれほど変わらないでしょ!”
こういう気持ちが傍観者効果の中にはあります。

だから、ゴミとかも、誰かひとりが捨てると、そこにまた誰かが捨てていきます。
道端やゴミ箱じゃないところに捨てていきます。
誰かがやったからと言って、それに便乗してしまいます。
”みんながここに勝手にゴミを捨ててるんだから、私一人がちょっとゴミを捨てたところで何にも変わらないだろう”と思ってしまうのです。

傍観者効果というのはこのような思考が働くことをいいます。

では、なぜこういうことを研究するのでしょうか。

集団において、このような援助行動のしにくさが起こり得るということを知ったとき、私たちはこのまま傍観者のままでいてもいいのかということです。

よく、殺人事件があった時に、
目撃者がたくさんいたのに誰も通報しなかったり、誰も助けに行かなかったということも、
過去の事例としてたくさんあります。
それはそういうことなのです。
こういう心理が働くのだから仕方ないとか、
だから何もできなくてもいい、
というように正当化されるということではありません。
集団においては傍観者効果というのがあって行動しにくくなるとういうこと。
こういう心理が働くんだよということを
皆さまにお伝えすることがすごく大事なことだと思いました。

このような傍観者効果が起こっていることは、
海外でも日本でもたくさん事例があります。

”目撃者がたくさんいたんだから、
殺人事件は通報されるべきであった”、
とか、”誰か途中で止められたんじゃないか”など、そういう議論がたくさんなされています。

なので、
この傍観者効果という人間心理を学ぶと
”あっ、いけない。傍観者じゃいけない。
援助者にならなくては!

と考えることができます。
この思考が大切です。

こういうことを検証することで、
集団心理として傍観者効果というのがあることを知りました。
その上で、その心理を正しい方向に活かすことができるといいでしょう。

こういうことが社会心理学のとても重要なところです。

自分自身がどう思うのか。

集団心理として、
人間は一人で生きているわけではないので、
どういう状況の時にどう思うのか。

多勢に無勢、
多数決であったり、
みんなで渡れば怖くない
という赤信号の話はなぜ生まれるのでしょうか。

責任の所在が曖昧になるということが、
この心理学の上ではすごく重要です。

最後に、
社会的手抜きについて少しお伝えします。

会社で雇用されると、雇われている人は、
お給料をいただいているわけですが、
残念ながら手を抜く人が必ずでてきます。
それはなぜでしょうか。

しかも、社員さんがたくさんいればいるほど手抜きする人も増えていきます。
なぜでしょうか?

要は、”自分一人が手を抜いたくらいで分かんないだろう”と、思う人がいるのです。

ある人は適当に手を抜いています。
例えば、午前中は「立ち寄り」と予定に書いてあますが、でも実は仕事をしていない。
そういうことがどうしても社会的に起こってしまいます。

集団心理として起こるのです。
これを、雇用している経営者側が分かっていれば、例えば、
大きい部署をまずは作って、
その中で部門ごとに4人ずつのパーティーを作ります。
4人という少ない人数にすると、
社会的手抜きは減ってくるでしょう。
こういうことに活かしていくというのが社会的社会心理学なのです。

本日は以上です。
ご興味持っていただければ嬉しいです🥰 
 
それでは最後に恒例の
今日の水書き書道のコーナーです。
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます😊

今日のロアくん🐈

なんかすごい体勢ですが😆
やっぱり寝てます💤
寝ているときはお手手を触っても
怒りません。
その温かみにぬいぐるみじゃないんだね〜と
毎回思います🥰


おやすみなさい💤


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