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jgf
2021年6月28日 17:01
中国と西洋の考えが相容れないのは、その思考の底板が何か?ということに由来するのではないか。中国の場合、孔子や四書五経など中国哲学と言われるものがほどんど物語である。つまり、人や世界の存在をベースにその中で筋立てされた物語である。物語の良さは、「理解しやすい」ということに尽きる。一方で、悪いところは、多数の人々に間で共通了解を作りづらいというのがある。(なぜその物語が正しいの?と言われた
2021年6月13日 13:43
社会学者の宮台真司さんが、昔の朝ナマは「実存勝負」で見る価値あったが、今の朝ナマは「いかに賢くみられるかの勝負」になっていて一秒も見る気がしない、と言っていた。グローバル資本主義が浸透した現代、如何に賢そくみえるかに生きているかの争いになっている。いかに少ない労力で、大きな成果を得るか、で評価される。そして、その「成果」とは往々にして売上や利益である。より個人の生について言えば、年
2021年6月3日 12:55
斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』 からの引用。**引用開始アメリカのマルクス主義者ハリー・ブレイヴァマンの言葉を借りれば、社会全体が資本に包摂された結果、「構想」と「実行」の統一が解体されてしまったのである。どういうことか、簡単に説明しておこう。本来、人間の労働においては、「構想」と「実行」が統一されている。例えば、職人は頭のなかで椅子を作ろうと構想し、それをノミやカンナを使って実