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noteライティングで活用できる極めて効果的な3つの文章形式の具体的解説!

前回の記事では、noteの記事ライティングに極めて効果的な3つの文章形式として、同格・対比・因果という3つの形式について紹介しました。

今回はその、同格・対比・因果の具体的な実例を取りあげて、簡単にわかりやすく紹介したいと思いますので、最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

なお、この記事の内容については、ある程度高額のライテイングセミナーを1年半にわたって受講した知識が、この記事のベースになっています。

その内容を、自分のフィルターを通してアウトプットしたものですが、同じように相当高額な受講料を支払って学ばれた方々にも配慮して、有料記事とさせていただくことをお許しくださいね。(^_^)b

まずおさらいですが、同格については、同じものや同じようなものを並べる文章形式で、繰り返しや畳みかけといったものも、この同格形式に当てはまるということを前回説明しましたよね。(^_^)b

対比については、反対派の意見と言ったほうが分かりやすく、対比構造を理解と共感レベルが限りなく低いときに使うと、効果的な文章にすることが可能であることを説明しました。^^

また、因果については、納得・納得感を表現する文章形式で、わかりやすく言うと因果関係は2つの意味を持っており、1つ目が原因と結果、2つ目が時系列になるということを説明いたしました。

前回の前編に当たる記事を読んでおられない方のために、こちらにその主要箇所を引用しておきますので、こちらをご覧になってから読んでいただくと理解しやすいと思います。

note記事作成では、発信者の好みや得意分野により、小説やエッセイから日記などの雑記的な覚え書きまでと、多種多様な文章でそれらの投稿記事が表現されています。

中でもnoteの有料記事では、主張することをボヤぁ~っとした文章で表現せずに、はっきりと明確に書く必要があるわけですね。

そこで今回は、有料・無料の記事を問わず、noteにおける記事作成でも使えるような「ライティングの文章形式」について、ザックリとシェアしてみたいと思います。

ライティングの文章形式をnoteに活かす!
まず、私たちが何かしらの文章を書く目的というのは
①何かの理解を得たい
共感・同意を得たい
行動をうながしたい
という3つのパターンが想定できますよね。

この3つのパターン以外にも
精神的・心理的な面での変化を求めて書く文章
行動による物理的な変化を求める文章
の2つに分けることも可能なのです。(^_^)b

そういう点を踏まえたライティングにより、文章形式によりもたらしたい変化を想定して文章を作成することができるなら、文章目的も明確になってくるので、訴えたいことが読み手にも伝わりやすくなるわけですね。

文章目的が明確であると、その意図が読み手に伝わりやすくなるうえにメリハリも利かせやすい文章になってくるのです。

明確に主張したいことと、単なる自分の独り言を適当に組み込み、読み手にとって伝わりやすい文章にすることも可能ですが、理解してもらいたいのであれば、箇条書きで説明する文章形式がもっとも適しているわけですね。

ただ箇条書きで淡々と説明されても、そこから行動を起こさせることまでは難しく、理解はできるものの共感はできないとか、理解段階でとどまったままで行動までは起こさせられず、読み手を動かすことができないのです。

要するに、説明されただけでは人の行動を促せず、行動してもらうには共感や同意を得ることが、欠かせないということですね。

そこで、ライティングに極めて効果的な、3つの文章形式の登場となるわけです。

これからお伝えする3つの文章形式は、およそ2,400年前に誕生したあの万学の祖といわれる偉大なる哲学者、アリストテレス先生によって体系立てられた「同格」「対比」「因果」という形式論理を、お伝えしたいと思います。

僭越ながら、ライティングにおける3つの文章形式は、代表的な論理形式でもあるわけですが、この3つの文章形式を使いこなせているようで、実はあまり使いこなせていない、というのが現実ではないかと。

とりあえず、ライティングに使える3つの代表的な形式のうち、まずは1つ目の「同格」から説明していきます。(^_^)b

3つの文章形式1番目の、同格とは?
同格とは、同じものや同じようなものを並べる文章形式で、繰り返しや畳みかけといった使い方も、この同格形式に当てはまります。

この同格形式の文章は、理解と共感・同意が得られているときに使うと効果的なんですが、畳みかけたくないときに同格形式の文章表現を使うのは止めたほうがいいのです。(^_^)b

共感と理解の度合いが高いときに畳みかけを使うと、読み手には心地よく受け止めてもらえるものの、曖昧なときに畳みかけられると、鬱陶しく感じられたり、くどい表現になってしまいがちなので、相手の関心が曖昧な状況では使わないことですね。

3つの文章形式2番目の、対比とは?
対比とは、反対派の意見と言ったほうが分かりやすいと思いますが、この対比構造を、理解と共感レベルが限りなく低いときに使うと、効果的な文章にすることが可能です。

なので、自分のことを良く理解してくれていたり、共感が得られている読み手に対しては、対比構造を使うと混乱を招くので、あまり濫用しないほうが無難ということです。

対比については、サッカーとラグビーとか柔術と柔道などのように、自分の知っているものを比較して考えると、対比構造は理解しやすいのではないかと思います。

この対比構造で書かれた文章は、とてもパワフルではあるものの、巷でよく見かけるタイプの文章になりがちなのが難点ですかね。

みなさんもご存じだろうけど「金持ち父さん貧乏父さん」みたいな文章形式が対比構造の典型ですね。

3つの文章形式3番目の、因果とは?
因果とは、納得・納得感を表現する文章形式で、わかりやすく言うと因果関係は2つの意味を持っていて、1つ目の因果が原因と結果であり、2つ目の因果が時系列になるのです。

1つ目の原因と結果については良く理解できるけど、2つ目の因果を時系列で捉えるということを、上手くできていないのがよくあるパターンです。

特に因果関係の表現では原因と結果よりも、時系列を整理してまとめる練習を繰り返す必要があるので、テクニックだけに頼ってしまうとポエムみたいな文章になってしまうので、少し注意が必要ですね。😅

この因果の文章形式を活用することで、理解から共感への扉を開くことも可能だし、使いすぎによる文章のくどさを注意しながら、使いどころを考えて用いると共感を得られやすく、行動も促しやすくなるということです。

以上がnoteの記事作成でも活用できそうな、ライティングの文章形式3つの紹介でしたが、この3つの文章形式の具体的な使い方については、続編で改めて記事にしたいと思います。

noteライティングに効果的な3つの文章形式をマスターして表現の幅を広げる


ということで、上記の引用部分に引き続き話を進めさせていただきます。

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