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年末には人間関係リセット症候群というもっともらしい症状が現れやすいらしい

テレビをみていたら、初めて聞いた名称の
人間関係リセット症候群という症状の話題を
取り上げていたのですよ。

なんでもこの人間関係リセット症候群というのは
それまでの人間関係をバッサリ切り捨てることらしい。

それまでの人間関係をリセットするから
人間関係リセット症候群というらしい。

テレビで、専門家らしき人物がそう語っていました。

最近の傾向として顕著らしいが
LINEなどのSNSで繋がっている人と関係を断つために
登録リストからばっさり削除したり
アカウントごと消してしまうというのですよ。

そうやって、これまでの人間関係を断つために
スマホの電話帳やSNSで繋がっている人物を
整理するというのですね。

この人間関係をリセットするとか
人間関係を整理する・・・・・・という表現に
ものすごく抵抗を感じたのです。

私個人の見解だけど
人間関係って、整理するものなのかい?って。

整理するという表現を使うのなら
とっ散らかっていたのを整理する、ということ。

そもそもね、人間関係だもの。

良い関係か悪い関係という意味で使う
人間関係を良くするとか、悪くなったとかは
納得もし理解できるけど、整理したりされたりって
どうなんだろ、って思ってしまうのですよ。

人との繋がりを、さも物を捨てるように
整理すると表現して違和感を持たないことに
危機感を感じてしまったのです。

長いこと生きていりゃぁ、たんと貯まります。
電話帳にある古くて架けもしないアドレスを
消さずに残しているのも、思い出があるからです。

電話やメールを繋いで、やぁ元気?って
行動を起こさないだけで、きっと元気だろうねって
リストの名前を見て当時を思い返せるのです。

それをスッパリ削除するのも
未練がましく残しておくのも個人の自由だし
削除するから悪い、といいたいわけでもないのです。

嫌な思い出に繋がるのなら
サッサと削除すればいいと思うし
繋がっていたくないのなら断つことも必要です。

でも、何かブームのような受け止め方で
人間関係リセット症候群、なんていう名称までくっつけて
それを人間関係の「整理」だと表現することに
私は抵抗があるのですよ。

だから、せめて削除するまえに
ひと言、挨拶ぐらいはしておこうねと。

これ、自分勝手すぎる行為になると思うのですよ。
それまでは、それなりに関係を結び
お互いにそれなりの影響や共感があっただろうに
一方的に挨拶も無しで消えられたら、心配もしますよね。

このnoteでもそういう話が良くありますもんね。

急に連絡が取れなくなった友が
数年後に、亡くなっていたことを知るという経験を
何度も味わっていると、つい心配してしまうのです。

元気でいるなら、それだけでじゅうぶんなので
元気で去ることを教えて欲しいだけ、ですね。


ってことで、今回は
年末には人間関係リセット症候群というもっともらしい症状が現れやすいらしい」という人間関係は断つことはあっても整理するもんじゃない。😤
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

おたがいの  気持ち確かめ  のほほんと


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