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説明責任を果たすことは当然だけど事実を容認してもらえるかどうかが大事

今回の福島第一原発の処理水放出について先日も記事にしたけど、水産庁は昨日の夜に、海洋放出が実施されたあとの周辺海域で採取したヒラメとホウボウを、迅速分析と呼ばれる新手法で解析した結果を公表しました。

8月25日に投稿した海洋放出に関する記事がこちら!


ところで昨日実施されたこの迅速分析では、ヒラメとホウボウの体内における放射性物質のトリチウムが、どのくらいの濃度なのかを新手法を使って調べた結果、検出限界値未満という測定不能な数値で不検出となりました。

これをもって、ただちに安全であったと断定はできないものの、まずはこれまでに公表されてきたデータの信頼性を裏付ける結果にはなったかと。

これからも1ヶ月程度の期間を、今回と同じ迅速分析の手法で調査した結果を毎日公表する予定らしいので、数値の推移を見守りたいものですね。

さて日本政府としても今回の処理水海洋放出については、直後に科学的な新手法で解析を行った結果では、今のところ特に問題なしという答えになったものの、課題は残されています。

そのまま結果オーライという姿勢のままで、周辺各国や国民に対して説明責任を果たしたとして終わらせずに、その事実を容認してもらえるように努めて欲しいものですよね。(^_^)b

事実がどうであれ、これ以上風評被害が拡大しないように、日々の解析結果の公表とともに、国民や周辺各国にも海洋放出という手段を容認してもらえるように手を尽くすべきだと思うのです。

そういう姿勢で臨むことが、国民にも関係各者や周辺国にも信頼感を与えることになり、今回の海洋放出という事実を容認してもらいやすくなるのではないかと、そう個人的に考えている次第。

いずれにしても今後、30年間は続くわけなので、安全性を証明することはもちろん、国民や周辺国が安心できるような対応が必要だと思います。

まぁ、日常でもよくあることですが、説明責任を果たせばそれでいいじゃないかというのは説明する側の論理であって、その事実を容認できるかどうかは説明される側にとっての重要課題ではないかと。

説明をされる側が説明に納得し、その事実を受け入れてもいいと容認してくれるまで、誠意を持って粘り強く交渉を続ける姿勢が肝心なんですよね。

今後の推移を見守りたいと思います。(^_^)b


ってことで、今回は
説明責任を果たすことは当然だけど事実を容認してもらえるかどうかが大事」という処理水の海洋放出に関しての個人的な見解でした。😓
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

納得の  事実確認  のほほんと


<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>


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