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湖東三山「西明寺」アメリカCNN推薦!本堂と三重塔が国宝!秋に咲く不断桜【滋賀湖東シリーズ】

834年に三修上人が仁明天皇の勅願により創建。アメリカのCNNのウェブ特集において厳島神社、金閣寺(私のNOTE)とならび「日本のもっとも美しい場所31選」に選ばれた天台宗の古刹です。
本尊の薬師如来は秘仏!!脇時は日光・月光菩薩で薬師三尊形式をとっており、十二神将もおり、薬師フルセットで揃っている。奈良の室生寺(私のNOTE)、新薬師寺(私のNOTE)級です。

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変更履歴
2023/11/03 初版

▼HP

▼アクセス

滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26

▼本尊と脇時

チーム薬師
 →薬師如来、日光菩薩、月光菩薩、十二神将

▼見どころ

 国宝&重文の宝庫!さすが湖東三山の一角!!

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 拝観開始!右を向けば本堂です。2022年は庭園を先に巡る参拝順でした。

→庭園

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 蓬莱庭です!底辺の知識は薄いので写真をどうぞ!

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 小池の横に水の神「龍神社」ですね。お約束ですね。

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境内には「龍神社」に続き、稲荷社がありましたね。さすが!?

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 本堂に向かいます!

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 さて、本堂@国宝と三重塔@国宝ですね。その前に二天門@重文に戻ります!?

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→本堂@国宝

 鎌倉時代に建てられた本堂は釘を1本も使わずに建てられているのが特徴で国宝に指定されている。

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 本尊の薬師如来@重文は秘仏!!脇時は日光・月光菩薩@重文で薬師三尊形式をとっており、十二神将もおり、薬師フルセットで揃っている。奈良の室生寺、新薬師寺級のチーム薬師(薬師如来×日光・月光菩薩×十二神将)です。
 本尊は住職一代に1回のみ公開ですが、実は湖東三山ICが出来た時も公開されている。

 2022年に本尊は住職1代に1回の開扉と説明があり、前回来たときの湖東三山ICの話をすると、その時には見つかっていなかった「内陣の柱の菩薩」などが描かれている柱の説明を受けた。詳細は下のリンク先を参照で。

 さて、裏話があり、この柱の発見で、本堂は鎌倉時代ではなく飛鳥時代かもしれないということで、ちょっと検査すればわかるのだが、それはされないらしい。ここが教科書に載っているので覆る可能性を懸念するなど、学閥、権威・権力の関係で、そのままにしているとか。(寺の方の説明より) 

 期間限定だが本尊裏には別の仏像が安置されている特別室があり、そこに参拝できる時がある。
 そこには、快慶作風味の「三尺阿弥陀如来立像@重文」に脇侍に聖観音、勢至菩薩の阿弥陀三尊、清凉寺式釈迦如来@重文、不動明王及二童子像@重文、役行者&前鬼・後鬼、竹生島式弁才天坐像なども安置されている。
 一番、面白かったのは清凉寺式釈迦如来の前に安置されていた「誕生釈迦如来」ですね。いや、こんなに乳首が目立った仏像はいないような気がする・・。

 さて、2022年は寺の人が仏像を説明してくれた。気に入った順に記録する。

  • 三尺阿弥陀如来立像:快慶作かも?という説明だったが違和感はある。説明でも、顔と体に若干の違和感があるなど説明されていたので構わないが、快慶ではないだろう。切金模様だったら、もしかしたら‥と思うのだが。。ただ、素晴らしい仏像ですよ、脇侍は小さいながらも細かい細工がされ、阿弥陀も少し前かがみですね。

  • 竹生島式弁才天坐像:竹生島の「宝厳寺(私のNOTE)」だ!と一発で分かった。8本の腕で頭には宇賀神を乗せており、これが竹生島式弁才天の特徴である。まさしく神仏習合である!宇賀神は体が蛇で顔は人間とおなじである。

  • 不動明王及二童子像@重文:素晴らしい!

  • 清凉寺式釈迦如来@重文は清凉寺(私のNOTE)と比べるとさすがに落ちるし、西大寺などにも劣ると思うが、なかなか味にあるよい仏像です。

  • 親鸞聖人坐像:親鸞が流布されたときに立ち寄り、知り合いに別れを告げたとか。その時の、悲しそうで落ち込んでいる坐像とされ、室町時代ながらも、奈良時代までに多い塑像仏で、室町時代なので玉眼となっており、塑像×玉眼という珍しい造りである。

 さて、この仏像群は、西明寺の塔頭(子院)のものであるようだ。織田信長の比叡山焼き討ちのときに、ここも焼き討ちにあったよう。理由は、天台宗であるため。寺の山門などに火があがり、僧たちは塔頭の本尊を運び出したようで、それが本尊裏に安置されている仏像群である。つまり、各塔頭の本尊たち大集合しているともいえるだろう。
 さて、火の海になり、塔頭などはすべて焼失したが、本堂と三重塔は残り国宝になった経緯には、僧たちのアイデアがあったようだ。参拝するとわかるが徐々に山を登るアプローチになっているので、二天門外に向かって、自ら火を放ったそうな。つまり燃えるものがなかったら本堂などに火は移らない!守れる!!という発想だったのだろう。結果、信長たちも火があがっているので、燃えたなと思って帰ったそうな!
 ということだが、本尊優先で守ったので、この寺には古書などはなくなっており、本堂は鎌倉時代としているが、飛鳥時代かもしれないという話も出てきた。

 最後に2022年は、寅年と彦根城築城の節目に開帳される秘仏「寅薬師」も開帳された。次は12年後かな??

 寅に乗った薬師如来で、小さいながらも上品な仕上がり。当時、日本に虎がいなかったので、想像や大陸からの情報で彫ったようだ。

→三重塔@国宝

 鎌倉時代の金剛界式大日如来坐像が安置されている。この大日如来だが京都・浄瑠璃寺(私のNOTE)の大日如来と似ていると思うのだが。

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 三重塔の奥に社があったが、謎・・。

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→宝塔@重文、鐘楼

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 では帰ります!

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→紅葉

紅葉の名所で11月に満開で、紅葉の時期に季節はずれの花見を楽しむことができる不断桜も注目。1000本近く植えられたカエデの紅葉の見頃は11月中旬から11月下旬。


▼旅行記

↑NOTE↓じゃらんで中身は同じ。

▼セットで行くところ

▼仏像展


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