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神社に仏像!神仏習合「若一王子神社」熊野分霊!鬼の八面王子「覚音寺」「霊松寺」【信州シリーズ】【安曇野シリーズ】

神仏習合が色濃く残る若一王子神社は、仁科氏につながりが強く、京都・賀茂社の流鏑馬をここで開始する。流鏑馬は、鎌倉・鶴岡八幡宮、京都・賀茂社とともに日本三大子供流鏑馬として有名のよう。創建は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社から分霊したようだ。

変更履歴
2023/06/19 初版

▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽覚音寺(長野県大町市八坂1625)

 千手観音立像@重文・持国天立像@重文・多聞天立像@重文が安置されているのだが、到達せず。。挫折・・。

▽霊松寺(長野県大町市山田町6665)

 諏訪大社の宮大工・立川和四郎のみごとな彫刻がある。本堂入口には鳴き龍の天井絵があり、春と秋の内部拝観のときに楽しめるそうな。秋には山門脇にある子宝・良縁にご利益のあるオハツキイチョウの紅葉が見どころ。

▽若一王子神社(長野県大町市大町2097)

 平安時代の9世紀に仁科氏が、水田開発と集落建設を手がけた地域。

 神仏習合が色濃く残る神社。この地を治めていた仁科氏が厚く信仰していた熊野権現那智大社を分社したと伝えられ、那智の滝で有名な那智大社・飛龍神社・青岸渡寺と似た雰囲気を感じる。

2015年5月

 境内には三重塔・観音堂があり神仏習合が残る神社。

2015年5月
2015年5月
2020年5月

 →三重塔

 社伝によると垂仁天皇の御代、仁品王がこの地の守となり、イザナギを奉祀したのがはじまりと伝えられる。 その後、この地を治めた仁科氏が祖先神である仁品王とその后である妹耶姫を合祀し、さらに領主の仁科盛遠が紀伊国熊野権現に詣でた際、那智大社第五殿に祀られる若一王子を勧請し現在の若一王子神社となったようです。毎年7月の第4週の日曜日には珍しい子供流鏑馬が見られる。京都・賀茂社(上賀茂・下鴨)と神奈川・鶴岡八幡宮とともに三大流鏑馬とか。滋賀・加茂神社も捨てられないんですけどね。なんと言っても、京都に育てた馬を送りつづけた歴史ある神社であるので。


2020年5月
2020年5月
2020年5月

 三重塔が素晴らしい!塔内にはお約束の五智如来が安置されている。この五智如来は、仏法に従わないと憤怒の姿である五大明王となる。

 →拝殿、本殿@重文

 松尾寺と同じく本殿に鬼がいる。この神社は本殿裏にも装飾されているので左側から奥に周ると見ることができる。ふと思った。この地域の「八面大王」の8面が各神社仏閣の装飾に残っているのでは?と・・。

2015年5月
2015年5月

 祭神は、イザナミ、仁科氏の祖・仁品王、仁品王の后・妹耶姫、若一王子である。若一王子はアマテラスかニニギノミトコと同一神説あり、本地仏=十一面観音で、熊野那智大社第五殿に祀られる神のようだ。

2015年5月
2015年5月
2015年5月
2020年5月
2020年5月


 →観音堂

 本殿右には「観音堂」があり、そこには平安時代の十一面観音立像が安置されている。ただ、この観音は明治時代の廃仏希釈で大きな火傷(損傷)をしており、江戸時代作とされていたそうな。ただ、修復時に平安時代作とわかった。堂内では鎌倉時代の十一面観音坐像も安置されている。

2020年5月
2020年5月

 →神仏習合とそのほか

 自然ではないが、境内には大木が多い。

2020年5月
2015年5月
2015年5月

 鹿島神社と松尾神社と八坂神社が続く。

2020年5月
2020年5月


2015年5月
2020年5月

 →若一王子祭り 流鏑馬・舞台・幟

2020年5月
2020年5月

 鶴岡八幡宮と賀茂社の流鏑馬と合わせて三大流鏑馬だったと書かれている・・。盛大だったんですね。


▼旅行記


▼セットで行くところ


▼仏像展


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