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熊野速玉大社/磐座・神倉神社/阿須賀神社!あっ賀茂神!やはり八咫烏。。-熊野詣-

私の中で熊野=神倉神社です。階段を見た瞬間に「止めておこうか」と一瞬思うかと思いますが”登って”ください!登り切った瞬間、達成感と磐座に圧倒されます。
神仏習合と自然崇拝の色が濃い熊野で、熊野速玉大社は近代的な雰囲気で行きやすいです。境内は綺麗にされており、社も朱色なので、伊勢神宮より下鴨神社の社殿が好きという方はこちらがオススメかな。拝殿前に来るとよい気を感じます。気持ちの持ち方しだいでしょうけど(笑)。
最後に、阿須賀神社もセットです!社伝によれば紀元前423年に創建されたそう。ただ、火災により古文書を焼失したため、詳しいことはわかっていないようだ。口伝だから信ぴょう性はないという人もいるだろうが、捨てきれない魅力がある。

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では詳細です。

【動画】4年ぶり「炎の竜」 勇壮に御燈祭り、和歌山の世界遺産・神倉神社:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

変更履歴


▼HP

○熊野速玉大社&神倉神社

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○阿須賀神社 ※公式HPなし

▼アクセス

熊野速玉大社:新宮市新宮1番地
神倉神社  :新宮市神倉1-13-8
阿須賀神社 :新宮市阿須賀1-2-25

▼祭神

熊野速玉大社:熊野速玉大神(はやたま)・熊野夫須美大神(ふすみ)
       →イザナギとイザナミ
神倉神社  :高倉下命(神武天皇を助けた尾張氏の祖)
阿須賀神社 :事解男之命など

▼見どころ

ここからは神像の写真がありますが、和歌山県立博物館での写真も利用します。

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▽元宮:神倉神社

天ノ磐盾(あまのいわたて)という険しい崖の上にあり、熊野古道の一部である急峻な石段を登ったところにご神体のゴトビキ岩がある。

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急すぎる・・・。這って登ります・・下は見ない方がよいです。

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火のお祭りで有名ですね。日本書紀に天ノ磐盾として記載されている歴史ある場所で、イワレヒコが弱っているときに、アマテラスがタカクラジの夢の中で霊剣を渡すよう伝え、イワレヒコは復活し、ヤマトを平定していきます。タカクラジは尾張氏の祖です。

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ゴトビキ岩(「琴引岩」とも。ゴトビキとはヒキガエルをあらわす新宮の方言)と呼ばれる巨岩が神体として祀られている。圧巻!!!!

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そこから眺める市街地と熊野灘の遥々とした眺めは、新宮市随一のビュースポット。

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綺麗!!!!だけど、下見たらコワイ・・。降りるときは女坂から行きました。

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▽新宮:熊野速玉大社

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もともとは近隣の神倉山の磐座に祀られていた神で、いつ頃からか現在地に祀られるようになったといわれる。熊野三山で最後に出来たので「新宮」ではなく、神倉山にあった元宮に対して現在の社殿を建てたので、新宮とも呼ぶのでご注意を!何を隠そう、朱色の神社なので「新しい~んだ!」と思ってたのは私ですけどね。

お先に拝殿・本殿です。摂社・末社は後回しにします。

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○上四社
第一殿:結宮は熊野夫須美大神(イザナミ。千手観音)第二殿:速玉宮は熊野速玉大神(イザナギ。薬師如来)と夫婦神。

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第三殿:証誠殿は家津美御子大神(イザナギ)・国常立尊(阿弥陀如来)

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第四殿:若宮は天照大神(十一面観音)で、神倉社は神倉神社の高倉下命です。

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○中四社第五殿:禅地宮は 天忍穂耳尊(地蔵菩薩)、第六殿:聖宮は瓊々杵尊(龍樹菩薩)、第七殿:児宮は彦火火出見尊(如意輪観音)、第八殿:子守宮は鵜葺草葺不合命(聖観音)とアマテラスから神武天皇の父まで。宮崎日向系の神々。

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○下四社
第九殿:一万宮は国狭槌尊(文殊菩薩)と十万宮は豊斟渟尊(普賢菩薩)、第十殿:勧請宮は泥土煮尊(釈迦如来)、第十一殿:飛行宮は大戸道尊(不動明王)、第十二殿:米持宮は面足尊(多聞天)。

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○境内社:新宮神社

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↑摂社・末社:手力男神社

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↑御神木

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↑宝物館

この時期は鎌倉時代の熊野三所権現本地仏像3体を社内の熊野神宝館で初めて公開していたので、多数の宝物も見させていただきました。

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▽境外摂社:阿須賀神社 

熊野川河口付近の南岸、蓬莱山の麓に鎮座する古社。

歴史は古く、社伝によれば紀元前423年の孝昭天皇の代に創建されたそうです。秦の始皇帝の命を受け渡来した徐福にもゆかりが深く、徐福一行が上陸したのが阿須賀神社の建立地と伝えられています。

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阿須賀神社です。ここも世界遺産です。 主祭神は事解男之命で、その本地(仏としての本体)は大威徳明王とされます。


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ちなみに、丹後王国にも徐福上陸の神社があるんですよね~。と調べると全国津々浦々にありますね(笑)。

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▽熊野速玉大社境内摂社:八咫烏神社

 熊野速玉大社の八咫烏神社に賀茂社(下鴨神社&上賀茂神社、岡田鴨神社)の祭神が八咫烏として祀られていた。籠神社は神武天皇を大和に導いた神がおり、上賀茂神社の祭神と同一神とする。

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ここに上賀茂神社の祭神がおり、尾張の祖・高倉下命も祀られている。この尾張の祖は籠神社の祭神の末裔なので、3つが繋がった気がする・・。たまたまかもしれないが、神社の楽しみ方の1つかと。そのうち思わぬところから遺跡が出て、考古学が年代を特定し、古書から事実となることがあるかもね。記紀を読んで神様を繋ぐと何かが起こるかも。

最後に、熊野と言えばイザナギとイザナミなわけで本宮はこちら。


▽熊野速玉大社「御船祭」


▼セットで行くところ(▼旅行記)

熊野詣です!

▽神宮市


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