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SurfaceとiPadの二刀流が教師の仕事を高速化!具体的な使い方を教えます!

以前、iPad ProをSurface Pro Xの相棒として使うと効果的という話を書きました。

その後、1年ほど両者を併用して気づいたことがいろいろとありました。今回は、2つのデバイスをどう使い分けているか、データをどのように扱っているかをまとめていきたいと思います。


(1)2つのデバイスのスペック

まずは、自分が使っている端末の基本スペックです。

① Surface Pro X(コンテンツ生産)

・購入価格/購入日:¥116,820/2020年3月
・プロセッサ: Microsoft SQ1
・容量:128GB
・RAM:8 GB
・通信環境:Simカード挿入(esim対応)
・通信プラン:ドコモ データプラス/月1000円

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② iPad Pro 11(コンテンツ消費と手書き)

・購入価格/購入日:¥71,800/2021年9月
・プロセッサ:A12Z Bionic
・容量:128GB
・RAM:6GB
・通信環境:Wi-Fiモデル

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(2)2つのモデルの使い分け

僕はこのデバイスを両方とも鞄に入れて使っています。自分は、Surface Pro X をメインとして、iPad Pro が支えるという使い方をしています。

Surface Pro Xは、

  • (ほぼ)フルのOS

  • Officeが使える

  • ペン入力も可能

  • 単体でデータ通信可能

などの特徴を持っている端末です。

Surface Pro X をメインにしている理由は、学校現場で多く使われているMicrosoft Officeをきちんと使うことができる点です。

昨年度までの文書が、Microsoft Officeで作成されていることが多いので、これまで作られてきたファイルをもとにして文書やプレゼン資料を作成する上では、パソコン用のMicrosoft Officeを使えるのがメリットになります。

今年作成したファイルを来年別の人が使う際にも、メリットがあります。PowerPointでプレゼンをする際にも、Surface Pro X は見慣れたUIでプレゼンをすることができて不安がありません。

また、(iPad Pro もSimカードを入れれば対応できますが)Surface Pro X は単体でデータ通信が可能です。端末を開けばすぐにデータ通信ができるのはとても便利です。

そんな、Surface Pro X の弱点を補うために使っているのが、iPad Pro です。

① PDFに手書きする場面

まず、ペンによる手書き入力には、iPad Pro を使っています。

iPad Pro とApple Pencil とのコンビネーションによる手書き入力はとても滑らかかつ快適で、Surface Pro X と Surface Pen のコンビネーションを上回っていると感じます。 

また、使っている人が多いため手書きに対応しているアプリの選択肢やノウハウも豊富です。

最近は学校現場もペーパーレス化が進み、PDF文書に手書きしたい場面が増加していますが、そんな時は自然にiPad Pro を選んでいます。

Surface Pro X はキーボードを使ってパソコン寄りの使い方、iPad Pro はキーボードをつけずにタブレットとして使い分けしています。

② 授業の準備をする場面

授業の準備をする際には、Surface Pro X でMicrosoft Office を開きながら、iPad Proで資料集や教科書のデジタルデータを参照しながら作業を進めています。

上のようなアプリを使うことで、iPad Pro をサブディスプレイ化することも可能です。が、Surface Pro X ではうまく動作しませんでした。一般的なWindows PCなら使えるかもしれません。かなり便利そう。

パソコン1台だけでなく、Surface Pro X とiPad Pro という2枚のディスプレイを持ち歩くことで様々な作業を分担することができるのが2台を持ち歩くメリットと言えます。ギリギリ持ち歩ける重さですしね。

③ コンテンツの消費

家の中でKindleやYouTubeなどを使ってコンテンツ消費する際にはiPad Pro を使っています。

各種アプリの操作性は、iPad Pro のほうが直感的で優れています。Surface Pro X は少し大きく重いため、手にもってコンテンツ消費に使うのには向いていないと感じます。

以上、Surface Pro X でちょっと手の届かないところをiPad Pro で補ってやることで、お互いの良いところを生かして生産性を向上させることが可能になります。

(3)データの連携

そんな便利なSurface Pro X とiPad Pro のデータをどのように連携させているか。次はそんな話をしていきたいと思います。

僕が使っているのはクラウドです。具体的にはOneDriveとGoogleDriveで、そこにNASを組み合わせるという方式でデータ運用をしています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

異なる種類の端末でシームレスにファイルをやり取りするために、すべてのデータは基本的にクラウドに保存しています。

ローカルにファイルを保存すると、その端末でしか開くことができません。クラウドに保存しておくことで、端末や場所を選ばずにどこからでもアクセスすることができます。

自分は自宅にOMEN40LというデスクトップPCも置いており、そちらで仕事を進めることもあります。そういった際にもクラウドにデータがあることがメリットとなります。

個人的に使うデータ(授業のデータやプレゼン資料など)はOneDriveに、学校で他の先生と共同で使うようなファイルはGoogleDriveに保存するなどの使い分けをしています。

(4)Macbookに置き換え

iPad Pro と使うならMacbook の方が便利なのでは?と感じる人もいると思いますが、Macbookのスペックやサイドカーにはあこがれをもちながら、以下の理由からSurface Pro X を継続して使用しています。

  • Officeの互換性

  • ちょっと重くなる

  • そこまでハイスペックはいらない

(5)まとめ

今回は、Surface Pro X とiPad Pro の併用について書いてきました。いかがだったでしょうか。Apple もMicrosoft もどんどんよい製品を投入してくるため、端末の組み合わせや使い分けにはいつも悩まされています(笑)

日々新しい端末が投入されて性能が上がっている中で、きっとベストな組み合わせは人や仕事によって変わってくると思います。

また、状況の変化があったら記事にしていきたいと思います。みなさんの使い分けや考え方もぜひ教えていただけると嬉しいです。

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