かみしめる一期一会の大切さ
LINEを見てびっくりすることがありました。「身近な知り合いが亡くなった」と言う連絡が入っていたのです。一つ年上で、私と同じ放送業界にいた男性です。
大学が同じだったこともありキャンパスでの記憶も鮮明で、仕事をしていた頃はよくさまざまな場所でお会いしていました。
大学のOB会でお世話をされていて、私もご一緒させていただいていました。人好きで人望があり、面倒見がとてもいい方でした。
コロナ禍で大学のOB会のイベントや会合も自粛傾向になり、ここ4か月余りはお会いしていませんでした。その間にガン摘出のために脳の手術をされたらしく、術後2か月余りで亡くなられたそうです。
葬儀の日はしとしとと雨が降っていました。コロナ禍なので、ご焼香のみのお別れでしたが、たくさんの方が参列していました。その方の人望だと思います。
一歳違いの先輩の死、年齢が近い方が亡くなると、ものすごく考えます。
様々な事が頭を巡りました。
もっとしっかりお話ししておけば良かった、その方のいいところをたくさんお伝えしておけば良かった、お世話になっていることをきちんと言葉にしておけば良かったと、悔やんでも仕方がないのですがそんな思いに駆られます。
いつどこで何が起こる分からないことを考えると、人に対しても、物事に関しても、その時々でしっかり悔いのないように誠意を尽くしておくべきだと思いを新たにしました。
一期一会の言葉を胸に刻みました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《人に出来るだけ誠意を尽くすことは大切》
リビングでイラストを描いているばあばと。
「人間はいつどんなことがあるかわからんけんね、一期一会で会うた人に出来るだけ誠意を尽くすことは大切なんよ」
「忙しかったら、ついついおざなりになる事もあるけどね・・・」
「一言でも近況を聞いとかんといかん、言いたくない人もおるかもしれんけど、自分と同世代の人が亡くなったらしみじみ思わいねー」
母は何故か会話を広げるのが嫌なようでした、人の死は心に深く刺さるものがあります。私は亡くなられた人を忘れないでいようと思いました。
【ばあばの俳句】
朝散歩姿見えねど虫の声
この時期は何処からともなく様々な虫たちの声が聞こえてきます。その声が少しづつ変わってきています。母はその姿は確認できないけれど、確実に秋の訪れを告げている音色を楽しみながら朝の散歩を楽しんでします。
朝も夕もこの時期は虫たちの囁くような声に秋の情緒を感じますね。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗
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