作品を鑑賞すること
国立・公立美術館や博物館の鑑賞プログラム開発のボランティアをしたときに、こんなことを提案した。
作品に登場する風景から聞こえる音を、擬音語・擬態語で表現する。
人物の性別・年齢・職業などできるだけ具体的に書く。
人物の1日の生活をスケジュール表にまとめる。
これらをワークシートにして記入できるようにして配布する。
このような取り組みをすると、より深く作品の世界を味わうことができるはずだ。
表現者として小説を書くときには、上記のようなことをキャスト情報としてメモをしている。
設定が細かくできていれば、必然的に行動とセリフが決まる。
イラストを描くときには、ポーズや表情、服装、全体の色調に反映される。
イラストの生命は、その絵からにじみ出るイメージである。
かわいい、かっこいいイラストを描きたい、と思うだけでは足りないのである。
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。