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こどもの頃のノスタルジー…8月最後をあの"バンドル"から振り返る?
今回もエンドレスエイトにはならず…
今朝も無事起床しました。8月17日にループしないかなと期待していたのですが、無事、〇〇回目の8月31日を迎えてしまいました。
山田(仮名)が住んでいる地域では、小学校・中学校の夏休みが大体24時間テレビ終了直後になるんで、8月31日はもう学校が始まっていた印象が強いですね。テレビにはのび太やまる子が宿題を抱えているシーンが映りますが…そこから、もううん十年経つと、普通の朝が来る惰性な生活となっていますね。
そんな中年のオッサンの愚痴はさておき、今回は夏の終わりにこの曲を…ということで、「secret base 〜君がくれたもの〜」を取り上げてみます。ZONEの3枚目のシングルで2001年発売です。あれから20年ですか。
偉大なる公式↓
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のエンディングでも使用されていましたし、その後もたくさんのアーティストがカバーしていますので、聴いたことがある方も結構いるんじゃないかと思います。
まらしぃさんもつい最近演奏されてましたね↓
時代が許した透明感
時計の針を2001年に戻して、当時としては珍しい「バンドでもない、アイドルでもない」存在がZONEだったと思います。その彼女たちをある意味象徴する楽曲が「secret base 〜君がくれたもの〜」に託されたと言って過言ではないでしょう。そこには、大人の老獪さや狡猾さを徹底的に排除していくことで、
"等身大"を自らの手で歌い、演奏していく
ことができた楽曲として、多くの人々の渇いた心にうっすら沁み渡る、透明度が極めて高い曲だと思います。
もちろん、「大人」によるプロデュースがなければ成立しないのはPVを観ても明らかです。
しかし、2021年にリアルな人間でこのような楽曲を作ろうとしても、難しいのではないでしょうか。
例えば、
メンバーの黒歴史的な画像が出てきてで炎上🔥
過去のツイートが差別だなんだで炎上🔥
秘密のアーティストなのにプライバシーが漏洩🔥
三密がバレて炎上🔥 etc.
この楽曲が発表された2001年を振り返ると、ようやくiTunesが Macintoshに搭載された時期ですから、ICTが普及していく直前の時期とも言えます。そんな中でノスタルジックに出会いや別れを繋ぐ歌詞と曲が生まれ、そしてそれを伝える"バンドル"がメジャーに羽ばたいていった、これは偶然ではなく必然だったのかもしれません。
たまに聴きたくなる名曲
このようなテイストを持つ楽曲なので昔の思い出に浸りたくなる時期.とくに夏のテーマなので、8月31日にはちょっと聴きたくなりますね。
ただ、昔と違うのは音源や動画を保存する技術が格段に進歩したため、↑にあるように、当時の雰囲気をそのまま動画配信でも楽しむことができます。
色々な科学技術が進歩しても人の心は緩やかにしか変わらない…そんな気分を味わうにはうってつけの至極の名曲だと思います。(了)
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