yamachi

史跡巡り、寺社巡り、写真撮影が趣味の老人です。 頑張ってる人を応援したい。

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記事一覧

『光る君へ』(6回)「二人の才女」の「漢詩の会」と平安時代の「詩会」の違い

『万葉集』に載る額田王と大海人皇子の蒲生野での2首の和歌(贈答歌)   あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(額田王)   紫草のにほへる妹を憎くあら…

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2か月前
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今上天皇の水に関するご講演

第4回アジア・太平洋水サミット  「人の心と水 -信仰の中の水に触れる-」(2022年4月23日)   第6回 国連 水と災害に関する特別会合 「江戸時代の水利用」 (202…

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5か月前
1

瀬織津姫

記紀に登場しない謎の神──瀬織津姫(読む時は「しょーりつびめ」)。 水神であり、その実体は白蛇、もしくは白龍だという。 白色の水・・・それは「滝」としか考えられ…

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5か月前
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石田三成の屋敷

豪華なイメージがあるが、 石高が低いから・・・

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6か月前

モンスターハンター

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7か月前

於愛の史実

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7か月前

夏バテというか9月病というか

しばらく休みします。

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7か月前

大河ドラマ『どうする家康』第29回「伊賀を越えろ!」の感想

さらば、狼。 ありがとう、友よ。 思わず 「ありがとう、友よ。さらば、ロンリーウルフ♪」 と替え歌を歌いたくなりました。 さて、織田信長を失った徳川家康は、何をすれ…

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9か月前
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大河ドラマ『どうする家康』第28回「本能寺の変」の感想

「本能寺の変」のマストは、 ①「本能寺の変」の動機 ②明智光秀の「敵は本能寺にあり」 ③織田信長の「是非に及ばず」と「敦盛」の舞 でしょう。 『どうする家康』ではど…

yamachi
9か月前
7

「神君大和越え」など今日の雑感

今日から夏休みのようで、子供たちの元気な声が聞こえる。 「熱中症対策は大丈夫か?」と余計なお世話をしてしまう。 今日から新幹線の車内チャイムが変更される。 聞き…

yamachi
9か月前
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大河ドラマ『どうする家康』第27回「安土城の決闘」の感想

「本能寺の変」のマストは、 ①「本能寺の変」の動機 ②明智光秀の「敵は本能寺にあり」 ③織田信長の「是非に及ばず」と「敦盛」の舞 でしょう。 『どうする家康』ではど…

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9か月前
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『どうする家康』の評価に思う。

SNSの『どうする家康』の評価を拝見すると、「いい」「悪い」の両極端で、「7つ褒めて3つけなす」ような書き込みは皆無に近い。 「感情をむき出しにせず、冷静に論争して…

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10か月前
5

大河ドラマ『どうする家康』第26回「ぶらり富士遊覧」の感想

──武田氏が滅亡した。 この時、織田信長にしたら、 ──織田領と武田領の間の壁である徳川領が不要になった。 つまり、徳川家康の存在価値が無くなった。もう五徳は安土…

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10か月前

大河ドラマ『どうする家康』第25回「はるかに遠い夢」の感想

築山殿を乗せた泥舟は沈むのか、どこかへ向かって流れているのか? 「欣求極楽」と唱えても、舟は三途の川を越えて地獄へ行くのか? 死を決意した築山殿。それに気づいて…

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10か月前
3

井上靖『利休の死 -戦国時代小説集-』「信康自刃」(中公文庫)

【収録作品】 「桶狭間」     織田信長 「平蜘蛛の釜」   松永久秀 「信康自刃」    松平信康 「天正十年元旦」  武田勝頼、織田信長、豊臣秀吉、明智光秀 …

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10か月前
4

時代考証の黒歴史

 今回の「東国連合構想の承認」も黒歴史になりそうですが・・・。  テレビ朝日「謎解き!伝説のミステリー」(2023/06/20(火)19:00~)によれば、「本能寺の変」で鉄砲…

yamachi
10か月前
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『光る君へ』(6回)「二人の才女」の「漢詩の会」と平安時代の「詩会」の違い

『光る君へ』(6回)「二人の才女」の「漢詩の会」と平安時代の「詩会」の違い

『万葉集』に載る額田王と大海人皇子の蒲生野での2首の和歌(贈答歌)
  あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(額田王)
  紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻故に我れ恋ひめやも(大海人皇子)
は、人妻と交わした不倫の贈答歌のように聞こえますが、実は酒宴で、天智天皇に腕前を披露した和歌だといいます。
 平安時代には、天皇の前で和歌に代わって漢詩の腕前を披露する「詩宴」となり、1月の子の日、

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今上天皇の水に関するご講演

今上天皇の水に関するご講演

第4回アジア・太平洋水サミット 
「人の心と水 -信仰の中の水に触れる-」(2022年4月23日)

 

第6回 国連 水と災害に関する特別会合 「江戸時代の水利用」
(2023年3月17日)

生きるのに最低限必要なのは空気と水。

おいしい空気とおいしい水が「無料で」得られればよいが、

「ハウスダスト」「病原菌」排除のため、部屋には空気清浄機、

「水道水はまずい」とペットボトル入りの水を

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瀬織津姫

瀬織津姫

記紀に登場しない謎の神──瀬織津姫(読む時は「しょーりつびめ」)。

水神であり、その実体は白蛇、もしくは白龍だという。

白色の水・・・それは「滝」としか考えられない。

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石田三成の屋敷

石田三成の屋敷

豪華なイメージがあるが、

石高が低いから・・・

大河ドラマ『どうする家康』第29回「伊賀を越えろ!」の感想

大河ドラマ『どうする家康』第29回「伊賀を越えろ!」の感想

さらば、狼。 ありがとう、友よ。
思わず
「ありがとう、友よ。さらば、ロンリーウルフ♪」
と替え歌を歌いたくなりました。

さて、織田信長を失った徳川家康は、何をすればよかったのでしょうか?

京都付近の織田勢を集めて弔い合戦をすればよかったと思いますが、

明智軍は15000人です。

徳川家康の号令で15000人以上の織田勢が集まるでしょうか?

それに相手の明智光秀は織田勢の重臣だった人物で

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大河ドラマ『どうする家康』第28回「本能寺の変」の感想

大河ドラマ『どうする家康』第28回「本能寺の変」の感想

「本能寺の変」のマストは、
①「本能寺の変」の動機
②明智光秀の「敵は本能寺にあり」
③織田信長の「是非に及ばず」と「敦盛」の舞
でしょう。

『どうする家康』ではどう描かれるか楽しみでしたが、①は「織田信長、織田信忠、徳川家康がわずかな手勢で京都にいるからチャンス」という突発説というか、完璧な接待を徳川家康に「魚が匂う」とけちをつけられ、織田信長に折檻さた「怨恨」で、明智光秀は、
「出来れば(徳

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「神君大和越え」など今日の雑感

「神君大和越え」など今日の雑感

今日から夏休みのようで、子供たちの元気な声が聞こえる。

「熱中症対策は大丈夫か?」と余計なお世話をしてしまう。

今日から新幹線の車内チャイムが変更される。

聞きに行き、そのまま旅したい気分だが、暑くて萎える。

本能寺の変をたどる旅───

この年だと愛宕山は無理だ。

秋葉山のように車道とか、久能山のようにロープウェイがなければ無理だ。

安土城も無理。岐阜城はOK?

本能寺は、元本能寺

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大河ドラマ『どうする家康』第27回「安土城の決闘」の感想

大河ドラマ『どうする家康』第27回「安土城の決闘」の感想

「本能寺の変」のマストは、
①「本能寺の変」の動機
②明智光秀の「敵は本能寺にあり」
③織田信長の「是非に及ばず」と「敦盛」の舞
でしょう。
『どうする家康』ではどう描かれるか楽しみです。

オープニングアニメは「3匹の真鯉」でした。
 大きい真鯉はお父さん♪
 小さい緋鯉は子供達♪
「なぜ、真鯉から緋鯉が生まれるのか?」という突っ込みは置いといて、オープニングアニメの真鯉は同じ大きさの真鯉でした

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『どうする家康』の評価に思う。

『どうする家康』の評価に思う。

SNSの『どうする家康』の評価を拝見すると、「いい」「悪い」の両極端で、「7つ褒めて3つけなす」ような書き込みは皆無に近い。

「感情をむき出しにせず、冷静に論争して」と思う。

第25回「はるかに遠い夢」 築山殿と松平信康が自害
第26回「ぶらり富士遊覧」 岡部元信と武田勝頼が討死

第25回「はるかに遠い夢」 

築山殿と松平信康が自害した。史実は「築山殿に関しては自害か殺害かは不明で、松平信

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大河ドラマ『どうする家康』第26回「ぶらり富士遊覧」の感想

大河ドラマ『どうする家康』第26回「ぶらり富士遊覧」の感想

──武田氏が滅亡した。

この時、織田信長にしたら、
──織田領と武田領の間の壁である徳川領が不要になった。
つまり、徳川家康の存在価値が無くなった。もう五徳は安土城に帰っており、織田家と徳川家の同盟関係の肝である婚姻関係はない。いつでも殺せる。それを察知したのか、徳川家康は織田信長を接待した。

 接待の場、衆人見守る中、織田信長は徳川家康を試した。徳川家康の「厭離穢土 欣求浄土」のスローガンを

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大河ドラマ『どうする家康』第25回「はるかに遠い夢」の感想

大河ドラマ『どうする家康』第25回「はるかに遠い夢」の感想

築山殿を乗せた泥舟は沈むのか、どこかへ向かって流れているのか?
「欣求極楽」と唱えても、舟は三途の川を越えて地獄へ行くのか?

死を決意した築山殿。それに気づいていたのは、
駿府にいた築山殿を助けた石川数正だけか?

死を決意した信康。それに気づいていたのは、
妻の五徳だけか?

母は息子を助けたいと思い、息子は母を助けたいと思っていた。
でも、それは叶わぬことだと2人は知っていた。

能天気なの

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井上靖『利休の死 -戦国時代小説集-』「信康自刃」(中公文庫)

井上靖『利休の死 -戦国時代小説集-』「信康自刃」(中公文庫)

【収録作品】

「桶狭間」     織田信長
「平蜘蛛の釜」   松永久秀
「信康自刃」    松平信康
「天正十年元旦」  武田勝頼、織田信長、豊臣秀吉、明智光秀
「天目山の雲」   武田勝頼(武田氏滅亡)
「篝火」      多田新蔵(長篠の戦い)
「信松尼記」    信松尼(武田信玄の四女)
「森蘭丸」     森蘭丸(注)
「幽鬼」      明智光秀
「佐治与九郎覚書」 佐治一成(浅井長

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時代考証の黒歴史

時代考証の黒歴史

 今回の「東国連合構想の承認」も黒歴史になりそうですが・・・。

 テレビ朝日「謎解き!伝説のミステリー」(2023/06/20(火)19:00~)によれば、「本能寺の変」で鉄砲が使用されたことが判明したとのことです。まぁ、織田信長は使ってないと思いますが。

 同番組では、『乙夜之書物(いつやのかきもの)』という古文書が紹介され、明智光秀は「本能寺の変」の時、本能寺にいなかったと書いてあるとのこ

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