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『光る君へ』(6回)「二人の才女」の「漢詩の会」と平安時代の「詩会」の違い
『万葉集』に載る額田王と大海人皇子の蒲生野での2首の和歌(贈答歌)
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(額田王)
紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻故に我れ恋ひめやも(大海人皇子)
は、人妻と交わした不倫の贈答歌のように聞こえますが、実は酒宴で、天智天皇に腕前を披露した和歌だといいます。
平安時代には、天皇の前で和歌に代わって漢詩の腕前を披露する「詩宴」となり、1月の子の日、
夏バテというか9月病というか
しばらく休みします。