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大河ドラマ『どうする家康』第25回「はるかに遠い夢」の感想

築山殿を乗せた泥舟は沈むのか、どこかへ向かって流れているのか?
「欣求極楽」と唱えても、舟は三途の川を越えて地獄へ行くのか?

死を決意した築山殿。それに気づいていたのは、
駿府にいた築山殿を助けた石川数正だけか?

死を決意した信康。それに気づいていたのは、
妻の五徳だけか?

母は息子を助けたいと思い、息子は母を助けたいと思っていた。
でも、それは叶わぬことだと2人は知っていた。

能天気なのは、於大と家康親子である。
2人とも助けられると思っていた。

南を向いて正座する築山殿。自害の作法は西を向いて正座する。
築山殿が南を向いていたは、家康が迎えに来ると信じていたのであろう。

舟から築山殿を見て、白装束ではないことに家康は安心したか?
上陸して、身代わりの死体が無いことに家康は驚いたか?

「母が逃げたのであれば、自分も逃げようか?」
その信康の期待を服部半蔵の下手な嘘がかき消した。

築山殿と信康の首は安土城の織田信長に見せた後、岡崎に埋めたと言う。
大鼠は刺しただけ? 半蔵は正面に立った? 横に立たないとダメだよ。

築山殿は尼になって生き続けたとも。
  身を尼に変へてや袖を絞るらむ 舟流したる跡の白波(竹村)

いつまでも覚醒しない家康。
次回、ついに覚醒するのか?

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