新社会人のかえらない「夏休み」に思いを馳せて🌻
社会人になって 重荷を背負って 思い知らされてらぁ
母親がいつか愚痴る様に言った
「夏休みのある小学校時代に帰りたい」
唐突だけれど、社会人初めての夏、この歌詞が刺さりすぎて。
もう夏休みは自分で限られた時間から選択して取得するものになってしまった。これも時間に規制されているといえる。その分対価としてお給料をもらっているんだけれどさ。
それでも、自分の荷物だけ背負っていればよかった学生の頃の自由さよ。
学生の責任って言えば自分の学業とか部活の成績、進路選びとかそれだけでよかったのにね。自分のことが失敗したって、めったに友達に迷惑かけることとかなかったのにね。
社会人は自分がしたミスが上司や部署全体の責任にも及びかねないからおっかねぇです。いつも、失敗してもいいけれど、人には迷惑をかけたくないとドキドキです。
それでも、今まだ一年生として大目に見て育ててもらえるうちは、心身が死なない程度にやってみるのであります。（急にケロロ軍曹降臨。）
いっつも退勤を済ませて、上司の顔色を窺い「お先に失礼します」と言って、それから会社の建物を出た瞬間が一番安堵する。
失敗した日は、とりあえず今日の悩みはおさらばじゃ！忘れる忘れる忘れる！ってな日もあれば、びぇ～また迷惑かけた！！とりあえず家帰ったらもう仕事のことは何も考えない！……ってな日もある次第である。
大丈夫だった日はよかったよかった、これからも気を緩めず迷惑をなるべくかけないようにしよう……という思考回路が多い。
HSPなのでどうしたって気にしいなのだ。許せ。（でも、嫌なことを引きずる代わりに、喜びも余韻に浸りかみしめることができると思ってる。）
昨日、明日休みだし久々に『コジコジ』でも見るかぁとYouTubeを見ていた。ついでにプロフィールも調べてみる。
......コジコジには何の肩書きもありません。
いわば"存在"のみの根源的なキャラクターです。
無為自然に生きる。
......コジコジは完璧にピュアな存在ゆえに、そのままでただ生きます。
コジコジの邪気のない発言は、その素朴さゆえに新鮮かつ真理だったりするのです。
この作品のユニークなポイントとして"メルヘンの国を舞台にしたファンタジ ー"と"とにかく大爆笑のナンセンスギャグ"という２つの概念が共存している点が挙げられます。
たしかに、コジコジのゆるさと強さを求めてアニメを見てたわけだわぁ～
しかも、だれも傷つけず優しくて楽しい。コジコジよ、ありがとう。
そういえば、アニメとか漫画とかドラマとか映画とか「作品」に没頭していえば考え事忘れてる。娯楽は偉大。
かしましめしでも、
つまりこの世は気分転換でできてるんだなー
…
でも、人は気持ちでできている動物だから
気分転換は最重要課題 死活問題だよ
ってはなしてたもんなぁ。（何巻だったか忘れてしまって記載がないのはごめんなさい。わかり次第入れますね。）
とにもかくにも、休めるときに休んで、仕事の日も息抜きを忘れず無理せずいきましょ。最近は暑いので水分と塩分補給も忘れずに。
冒頭では、否定的なことも書いてしまったけれど、制約がある中でも、社会人になったからこそ経済面や行動範囲で自由が増えて、できることだって増えたのだから。社会人になったって楽しい夏を過ごすことを諦めずにいきたいな。
夏休みらしいことと言えば、私はこの間水族館に行ってクラゲのゆらめきと美しさに浸りました～湿っぽい天気にビアホールが合うことも今年の夏初めて知れてよかった。
皆様も良い夏をお過ごしください。
追記
今回のエッセイに出てきた歌を載せておきます。有名な曲も一部あるんですが、私が音楽好きで、何気ない偶然が素晴らしい作品に出会わせてくれることもあるなって思うのでここに。
巡り巡って誰かの新鮮な発見になりますように。
『光の射す方へ』の入った当時の尖ったセンスと魂が込められたアツいアルバム『DISCOVERY』もむちゃくちゃカッコいいしライブバージョンもひと味違って素敵なのでぜひ。
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