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小人?妖精?

4月10日
うちの息子の特別支援学校の入学式が近づくにつれて、自分の小学生の頃を思いだした事を投稿させて頂きます。
小学生頃は、遊ぶ事に命をかけていたぐらいに親に怒られながらも友達とよく遊びました。ある日、学校の成績が悪くこっ酷く怒られて、学校は勉強しなければならない所だと知り学校に行くのが嫌になりました。丁度、そのころ周りの友達が勉強するブームになったので余計に学校が嫌でした。遠い友達が、ずる休みをしたと噂で聞いたのでいいなぁって思っていた時に、なんとなく早朝の学校に行く前に体調が悪いような日があり、僕はこれを機会に頑張ろうと思い体温計を何度も測り、37,1度まで上げる事が出来ました。母親に見せて体がしんどいとか咳をするふりをしました。母親は、そんなに言うならっていい何とか学校を休ませてもらう事が出来ましたが、自分で学校に電話して休むことを言いなさいっと言われ、疲れ切った声を精一杯して学校に電話して、母親がお昼に出る事を知っていたので、何をして遊ぶかとか考えていました。ゲーム機や遊ぶものを触っていると、母親が、「あんた、学校休んで、体調悪いんやから寝ときなさいよ。」ときつく言われました。無駄に怒られたくないので、どうせ、30分か1時間もしたらいなくなるやろーと思いしぶしぶ布団の中に入り眠たくもないのに入りました。布団に入りしばらくすると、何となく咳が本当に出たり、体がしんどいような気がしてきました。また咳をする度に、母親より、「本当に風邪かなぁ」「学校休んでよかったかも、、」等、本当に心配する声が聞こえて来るたびに本当に風邪のような症状ぽくなってきました。本当の風邪になったら遊べなくなるから気をしっかり持とうと思っていましたが、心配する声が聞こえる度に体が怠くなってきました。その辺より、壁についている天井近くのエアコンの空気が出入りするあたりに何かわからないが、小さな小人のようなものが1匹いるように感じました。その小人は徐々に集まり合計で6匹ぐらいになり、エアコンのホースの場所まで歩いていき一匹づつ座りこっちを見ているような気がしました。僕は、その小人をにらみつけて、どうせ幻みたいなものだろうと思う反面、存在して欲しいと思い、面白半分で小人を見ていました。そうしていると、母親が来て、「風邪をひいてるからリンゴジュースを買ってくる」といい家を出ました。小人をずっと見ていると、笑っているように感じたので逆に挑発したらどうなるんだろうと思いガンを飛ばすような気持ちで見ていました。すると、小人は羽が生えて妖精のように飛んだり跳ねたりしているように思いエアコンのホースあたりが騒がしくなっていきました。僕はやり過ぎたかなぁって思い、がんを飛ばすのを辞めて見ていましたが、中々小人は落ち着かず騒がしい様子でしたが次第に落ち着きました。僕は、ほっとしていると、今度は逆に小人がこちらをガン飛ばしているように思い少し恐怖を感じました。僕は、ちょっと悪かったと反省していると心で思いましたが、どんどんと恐怖がましていき、ガンを凄い行きよいで飛ばされる感じがしました。また、よく小人の人数を数えると4匹しかいない事に築き、後の2匹はどこに行ったのかと思い布団中探しましたがいません。次第に本当に体調が悪くなっていき、熱が上がり小人に強い恐怖を感じてきました。本当に寝ようと思い目を瞑ると目の中に小人が1匹いるように思い目を開けるとガンを飛ばしてこちらを見ている小人が恐怖に笑いながらこちらを見ていました。僕は、本当にごめんなさい。と謝り、学校をずる休みした事と、母親をだました事も含めて謝りながら目を瞑っていると寝ていました。起きるとすでに母親は帰っており、凄い汗をかいていました。まだ、若干の微熱がありましたので、念の為にもう一日学校を休ませてもらいました。次の日の欠席は母親が電話してくれました。その日は、小人の事は考えずに無我夢中で寝ました。2日学校を休み、学校に行くと友達が心配してくれて、僕の周りに集まってくれました。何故か先生が出てきて、皆で仲良く勉強しようみたいな流れになり、僕も勉強しようと一時的には思いましたが直ぐに勉強なんてしたくないと思い勉強から逃げる日に戻りました。それから、小人を見ようと強く意識すればエアコンの空気が出入れする所から1匹か2匹は見えましたが、弱弱しい様子でこちらが強意識しなければ直ぐに消える存在になっていき、大人になるにつれて見えなくなりました。あれは何だったのかわかりませんが、今となれば小さい頃のいい思い出になりたまにエアコンを見ると今でもたまに思い出します。

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