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ソフトウェアと経営について

自社のDX(デジタルトランスフォーメーション)やソフトウェア活用について改善したい、理解したいという方、スタートアップで自社事業をより良く改善したい方向けにGunosyやDMM.…
事業でソフトウェアを活用しようという方向けに、普段の軽い投稿ではなく、重要な知識や取り組みを詳細に…
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#マネジメント

「ソフトウェアと経営」マガジン始めました

「ソフトウェアと経営」マガジン始めました

幾つかのスタートアップからGunosyのCTOや新規事業担当を経て、現在はDMMのテックカンパニーへの改革を進めています。その中でソフトウェアを経営に活用する・企業のデジタル化を支える自分なりのフレームワークが見えてきました。これまで部分ごとに都度発信してきたのですが、ソフトウェアからマネジメント、会計など様々な領域にまたがる知識を整理して発信したいと思い、これらをまとまった形式でnoteのマガジ

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6-3 ファクトを整理する③ 人と組織を理解する #ソフトウェアと経営

6-3 ファクトを整理する③ 人と組織を理解する #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第79回です。私の仕事がバタついており、前回から時間が空いてしまいました。読者の皆様申し訳ありません。今回は課題と数値の整理に続き、人間関係やコミュニケーションに着目して会社や組織を理解していくということについて書きます。我々はコミュニケーションによって動いており、その側面を理解しようとすることから改革を進めやすくすることができると考えています。

記事に対する疑問や感想

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6-2 ファクトを整理する② 数値・KPIを整理する 後編 ~数字から事業を知る~

6-2 ファクトを整理する② 数値・KPIを整理する 後編 ~数字から事業を知る~

ソフトウェアと経営マガジン第78回です。次回に引き続き、ファクト整理としての数字に注目します。今回は管理会計からスタートしつつ、事業活動を知ること、そこから解像度の濃淡を見ていく、といった取り組みについて書いていきます。

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前回の記事はこちら。

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6-2 ファクトを整理する② 数値・KPIを整理する 前編 ~数字を見る視点~

6-2 ファクトを整理する② 数値・KPIを整理する 前編 ~数字を見る視点~

ソフトウェアと経営マガジン第77回です。今回と次回は、ヒアリング以外の領域のファクト整理として数字に注目します。実際に事業の中で扱われている数字には様々なメッセージが込められていますが、そうしたものに気づくための第一歩として数字を見る際の視点や道具について書きました。

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5-16 マネジメントの成果物としてのリズム

5-16 マネジメントの成果物としてのリズム

ソフトウェアと経営マガジン第73回です。ちょっとしたテクニックのようなものですが、追われないマネージャや経営を目指すためにリズムを作るということを意識しています。直近でもLayerXの中でこのリズムづくりを目指していますがその背景について書いてみようと思います。

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5-15 マネジメントを科学する

5-15 マネジメントを科学する

ソフトウェアと経営マガジン第72回です。現代には様々なマネジメント支援ツールが増えており、それによって様々なデータドリブンなマネジメントも可能になってきています。今回はそのようなデータを活用したマネジメント支援について見ていきます。

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マネジメン

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5-14 オフボーディングに向き合う

5-14 オフボーディングに向き合う

ソフトウェアと経営マガジン第71回です。採用、育成、評価ときて今回は、毎度向き合うのがつらい退職、オフボーディングについてです。特に初めてこの事象に向き合うマネージャにとってはつらい経験となります。そんなオフボーディングに対して私自身がどのように向き合っているか書いていこうと思います。

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5-13 人事評価とはフィードバック ③評価制度と報酬制度

5-13 人事評価とはフィードバック ③評価制度と報酬制度

ソフトウェアと経営マガジン第69回です。完璧なインセンティブ設計は難しく自分もなかなか納得行く評価と報酬のリンクが難しいなと感じています。今回はその点について深ぼっていきたいと思います。

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前回記事

報酬制度と評価制度のリンク報酬制度と評価制度

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5-13 人事評価とはフィードバック ①人事評価の目的

5-13 人事評価とはフィードバック ①人事評価の目的

ソフトウェアと経営マガジン第67回です。今回から数回、人事評価制度の設計について考えていきます。正直答えがなく、自分も納得行くものになったと自身を持てたことはほぼ無いかもしれないのですが、その前提で人事評価で何を求めていくのか今回は書いてみようと思います。

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5-12 透明性、情報のマネジメント 後編:透明性を設計する #ソフトウェアと経営

5-12 透明性、情報のマネジメント 後編:透明性を設計する #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第66回です。前回、透明性におけるマネージャの責務について書きましたが、今回は具体的に透明性を高めるための設計の考え方や具体的な手法についていくつか触れていきたいと思います。継続的に設計に向き合い続けることが重要です。

前回記事

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5-12 透明性、情報のマネジメント 前編:マネージャの透明性に対する責務 #ソフトウェアと経営

5-12 透明性、情報のマネジメント 前編:マネージャの透明性に対する責務 #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第65回です。今回はマネージャの透明性における役割について書いていきます。私のいるチームでも起きがちなのですが、事業が成長すれば情報量が爆発的に増加していきます。この課題に向き合うこともマネージャの一つの責務です。

前回記事

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5-11 ピープルマネジメントの根幹たる1on1 ③コミュニケーションの3つの型 #ソフトウェアと経営

5-11 ピープルマネジメントの根幹たる1on1 ③コミュニケーションの3つの型 #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第63回です。今回は、1on1にどのような手法があるのか、ざっくりとした紹介を目的としています。1on1のスキルを向上する上で学習のためのヒントとなるような基本的な手法・型を中心に書いていますので、ぜひ興味を持たれたそれぞれの手法については、別途書籍を探して読むなどしていただくことをおすすめします。

前回記事

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5-11 ピープルマネジメントの根幹たる1on1 ①なぜ1on1が重要なのか #ソフトウェアと経営

5-11 ピープルマネジメントの根幹たる1on1 ①なぜ1on1が重要なのか #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第61回です。今回からしばらく、1on1について書かせていただこうと思います。1on1は自分がマネジメントの健全性を測る最重要指標に掲げるくらい重視している項目となります。今回はまずなぜそこまで重視するのかというポイントを見ていきたいと思います。

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「ソフトウェアと経営」連載2周年、書き続けることの大切さ

「ソフトウェアと経営」連載2周年、書き続けることの大切さ

連載開始から2年ソフトウェアと経営マガジンの執筆から丸2年がたちました。書きたいことはおおよそ最初に構想があったため、頭の中にある概念をひたすら書き起こす、といった感じで書き続けてきました。気づいたら2年も経っており驚いています。

本連載は自分のソフトウェア経営における考え方、フレームワークを整理し、エンジニアだけではなく広く様々な職種の方に向けて、事業に少しでもソフトウェアが活かされるようにな

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