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運動器理学療法の研修会に参加!

地域を明るくするリハビリテーション専門職の会 大和の岡原です。
当会は、市民活動団体として地域を明るくすることを目的に活動しています。

2022年度現在で私は臨床7年目です。
まだまだ知識不足、技術不足であることを常日頃実感しています。
なので定期的に理学療法士に関する研修会に参加しています。

また登録理学療法士や認定理学療法士といった資格の更新のためにもポイントが必要です。

今回は運動器理学療法に関する研修会に参加しました。
2023年1月20日にオンライン上での研修でした。

研修会の概要

✓主催:神奈川県理学療法士会生涯学習部
✓研修会:運動器疾患の理学療法
✓テーマ:今さら聞けない、運動器理学療法の基礎から実践」
✓会場名:Web開催
✓セミナー概要:
 運動器疾患に対する理学療法では、局所の関節運動と全身の身体運動を相互に考え、痛みや動きの問題点を解決することが求められる。
 個別性はあるものの、運動機能障害を捉えるポイントを抑えると系統的に捉えることもできる。
 本セミナーでは、基礎的な運動学・運動力学的な知識から、実践的な身体所見(エコー所見を含む)の統合解釈について症例を通して解説する。

基本はやはり大切

私は臨床7年目ですが、すごい臨床熱心かというとそうではないかもしれません。
介護予防に関する分野が好きですし、役職者として後輩たちを育成していくことも好きです。
ですが、やはり運動器に関する分野は、理学療法士として切っても切れない分野です。
もちろん介護予防に関する取り組みのも関与します。

そして大切なのはやはり基本的なことだと思っています。
もちろん応用的なことも大切ですが、私くらいのレベルだと基本がより重要です。
「いまさら聞けない」というテーマによく惹かれちゃうんですよね。笑
職場だと割と上の年代になってしまうので中々人に聞く機会が減ってしまっています。
なので今回、この研修会を受講しました。

5w1h

研修会の内容を色々書いていきたいですが、SNSコンプライアンス違反となるので頭に留めておきます。
研修会の中でも印象に残った5w1hに関して少し書こうと思います。

誰もが知っているであろう5w1h。
しかし、いざ臨床でしっかり活用できているかというと自信を持ってうなずけません。

①Who(だれが?)

これは「自分自身」であることがほとんどだと思います。
ただ、家族の受診に付き添う際や、家族の病歴を話す場面などでは誤解を生むこともあるので、主語を明確する必要があります。

②What(何が?)

これは主な症状が何であるかを言葉で表わします。
腰痛に関して言えば、ただ単に「腰が痛い」で終わるのではなく、しびれがあるのか、感覚の鈍さはどうなのか、腰に熱感を伴ているのかなど。
原因疾患や病状・病期(急性期~慢性期)を予測する上でキーとなりうります。

③Where(どこが?)

腰で見てみても、腰周囲や臀部の痛みに留まる場合も多いです
しかし、神経が圧迫を受けるような疾患であれば、その神経が支配している部位に痛みや感覚麻痺が起こることもあります。

④When(いつ?)

突然生じた激しい症状は急性期であり早急な医学的対応が必要になることもあります。
数か月前から断続的に起こっていて症状に著明な変化がみられない場合であれば、慢性期に差しかかっているとも考えられます。

⑤Why(なぜ?)

転んで痛くなったのか、荷物を持ち上げて痛くなったのかなど。
そこからも原因疾患や病状を予測することができるかもしれません。

⑥How(どのように?)

痛みの種類みたいな感じです。
「キリキリする・刺すような」、「ズキズキする・脈打つような」、「重だるい」など。
それによっても表層の組織が問題か深層の組織か、急性炎症など予測される場合もあります。


どれも基礎的なことかもしれませんが、今一度学びなおしてしっかり明日からの臨床に活かしていきたいと思います💪

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