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小説/詩/エッセイ/闘病記

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今更ですが自己紹介。

結構日記を書いてきたのに自己紹介をしてませんでした。 闘病中の23歳の人間です。 解離性障害、パニック障害、躁鬱いろいろ。 "怪しい、その毛がある"まで含めるとめち…

ハク
2か月前
22

約束が守れない人

うちの家庭は、母が虐待親で、父が無関心という形だったので 父からの能動的加害はそんなにない。 だから今も、月に2回くらいはLINEの1通や2通は送るくらいの間柄だ。 …

ハク
4時間前
1

どっかのネジが取れたみたいに泣いてる

元カノに、うなじにバーコードのタトゥー入れたらと言われたのを思い出した。 人間味が薄いと思われたり思われなかったり。 人前で泣けない癖がある。 医者の前であって…

ハク
22時間前
1

めちゃくちゃ死にたい

欲しいのは脳直の快楽物質だけだ。 この鬱蒼とした精神状態を一発で吹き飛ばすぐらい強烈なやつが欲しい。 でなければ死。 薬は1000錠も持ってない。 というか死ぬこと…

ハク
1日前
1

清涼飲料水のような鬱

※散文 甘い甘い鬱が到来している。 事情は話せないけど、一言で言ってしまえば共依存。 ぐちゃぐちゃの甘ったるい鬱を肺いっぱいに吸い込んで、溺れていく。 これが幸…

ハク
1日前
6

日記

頭が回りすぎて疲れる時と、思考停止して爆睡してる時との二択。 大病院にいた間に精密な知能検査してもらっておくべきだったなと思う。 私の今の状況的に、今現在の私は…

ハク
3日前
2

クィアベイティングが酷すぎてVtuber見られない

※私はクィアです 所謂BL営業、百合営業というやつなのですが 疑問です。ただ一言に言うならば再生数が必要なら自分のセクシャリティさえ偽るの?という感じ。 ちなみに…

ハク
4日前
2

承認欲求についてのラジオ

ラジオお試しで初めてみました☺️ 話していることは記事とあんまり変わらないので、なんか眠れない時とかにぼさっと聴いてみて下さい。

ハク
4日前
2

副作用で薬を中断せざるを得なくなってしまった。気づかなくて結構ひどい数値で不安だよ

ハク
4日前
1

心の性別とは

心の性別という概念が理解できずにいる。 スカートを選ぶことは女性の心なのだ と言われたとしても スカートというものは社会が決めた女性像に過ぎない と思ってしまう…

ハク
5日前
5

魂を売ってしまった。

悪魔に?神様に? 何にせよ、もう引き返すことはできない。 出逢ってしまった時点でもう決まっていたのかもしれない。 籠の中の生活。所有物? 何も許されてはいない。…

ハク
6日前
1

自分を愛しているから誰にも愛されなくても良い

とある言葉を見つけた。 誰にも存在肯定をされないなら、生きていられない、というもの。 存在を肯定される、とは、人間の根底を作るものだ。 そこが覆されるから、虐待…

ハク
6日前
4

常識がなぜ必要なのかわかったよ

常識というものの側面として、人を縛るもの、人を排他するもの、人を淘汰するもの そういうマイナスのイメージを強く持ってきた。 常識という目で人を測るとものすごく狭…

ハク
7日前
10

赤と白色(小説)4

 私たちは外で話している時は全くもって穏やかで、とくに恋人らしくはなくとも友人にしては少し近いような距離感で語らうだけなのに、誰も見ていない空間では加虐心が顔を…

ハク
7日前
1

感受性という病、感受性という病ではないもの

※散文 感受性が人の何倍も強いと言われてきた。 10年間に及ぶ小児カウンセリングで言われた言葉だ。 私にとって世の中は目を覆いたくなるものが沢山ある。 死。夏。病…

ハク
8日前
9

自力で行う行動療法について

※精神科医の監修によるものですが根本は自己流です。 行動療法、と聞くと堅苦しかったり何となく専門的な感覚に陥りますが すごく簡単に表すと 「心が伴わない場合でも…

ハク
9日前
2

今更ですが自己紹介。

結構日記を書いてきたのに自己紹介をしてませんでした。

闘病中の23歳の人間です。

解離性障害、パニック障害、躁鬱いろいろ。
"怪しい、その毛がある"まで含めるとめちゃくちゃ混合してます。
今統合失調症の疑いがかなり高まってます。

闘病歴は小学一年生のころから。

小学一年生の頃から強い離人を感じて、外出が恐怖であったので、ほとんど "私の世界の全ては部屋の中にある" と感じてきました(ここ数

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約束が守れない人

うちの家庭は、母が虐待親で、父が無関心という形だったので

父からの能動的加害はそんなにない。

だから今も、月に2回くらいはLINEの1通や2通は送るくらいの間柄だ。

だけど、話していて思ったことがある。

父は致命的に約束を守ることができない。

私は、「これはお父さんとのLINEだから、内容を母親に伝えるのをやめてね」と

2回も釘を刺していたのだけど

今回、また全部話してしまったような

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どっかのネジが取れたみたいに泣いてる

元カノに、うなじにバーコードのタトゥー入れたらと言われたのを思い出した。

人間味が薄いと思われたり思われなかったり。

人前で泣けない癖がある。

医者の前であっても本性は絶対に出さない。

その代わり家では壊れたように泣く。

「どうせまた、帰ったら一人で泣くんでしょ」

大好きな人に言われた言葉だ。
わかってくれて嬉しい。笑いながら うん、と言った。

私はこの切なくも美しい世界が結構好きだ

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めちゃくちゃ死にたい

欲しいのは脳直の快楽物質だけだ。

この鬱蒼とした精神状態を一発で吹き飛ばすぐらい強烈なやつが欲しい。

でなければ死。

薬は1000錠も持ってない。

というか死ぬことも許されてない。

何回か未遂して、ああ私は医療を動かすほどの胆力もないんだなと深々と認識した。

助けてくださいが言えない。ずっと無視されてきたもの。

何者かにならなければ生きられない者の気持ちをわかってくれ。

死んだ方が

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清涼飲料水のような鬱

※散文

甘い甘い鬱が到来している。

事情は話せないけど、一言で言ってしまえば共依存。

ぐちゃぐちゃの甘ったるい鬱を肺いっぱいに吸い込んで、溺れていく。

これが幸せと呼ぶのならあまりにも猟奇的だけど、これ以上のものを知らない。

私は、語彙が達者なだけで心は全くの幼児だ。

何も知らなかった。

私を見た人は、大抵の場合世界を知らせることを拒む。

閉じ込めてしまう。無垢が美しさだから?

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日記

頭が回りすぎて疲れる時と、思考停止して爆睡してる時との二択。

大病院にいた間に精密な知能検査してもらっておくべきだったなと思う。

私の今の状況的に、今現在の私は(たぶん)ギフテッド的な要素は見受けられないけど、

幼い頃は割と典型的なギフテッド的症状を出していたので、うーん、って感じ。

まあわかったところで何にもならないんだけども。

薄々感じてるのは、多分ワーキングメモリと言語理解に数十の

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クィアベイティングが酷すぎてVtuber見られない

※私はクィアです

所謂BL営業、百合営業というやつなのですが

疑問です。ただ一言に言うならば再生数が必要なら自分のセクシャリティさえ偽るの?という感じ。

ちなみに何も見ずに批判しているわけではない。

中には、本当にクィアで、クィア公表という形でやってらっしゃる方もいることは知っている。

ただ、ヘテロという自覚がありつつ、そしてBL(百合)とは自らは言わずに、だけど友情以上の距離感を醸し出

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承認欲求についてのラジオ

ラジオお試しで初めてみました☺️
話していることは記事とあんまり変わらないので、なんか眠れない時とかにぼさっと聴いてみて下さい。

副作用で薬を中断せざるを得なくなってしまった。気づかなくて結構ひどい数値で不安だよ

心の性別とは

心の性別という概念が理解できずにいる。

スカートを選ぶことは女性の心なのだ と言われたとしても

スカートというものは社会が決めた女性像に過ぎない と思ってしまう。

化粧をする。スカートを着る。女性もののアクセサリーをつける。
全部、体に似合うからだ。

心に性別があるという概念を理解できない人はQになるらしい。

(ちなみに、心に性別がある人を否定はしない。)

もし世が男がスカートを履くと

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魂を売ってしまった。

悪魔に?神様に?

何にせよ、もう引き返すことはできない。

出逢ってしまった時点でもう決まっていたのかもしれない。

籠の中の生活。所有物?

何も許されてはいない。そもそも許しを請う状態が異常。

なにもかもわかっては、いる。

目が覚めそうになる。目を覚ましたくない。

"わたし"が壊れてしまう前に決着を、と頭から声がするけど

もう遅い。何もかも。もう遅い。

自分を愛しているから誰にも愛されなくても良い

とある言葉を見つけた。

誰にも存在肯定をされないなら、生きていられない、というもの。

存在を肯定される、とは、人間の根底を作るものだ。
そこが覆されるから、虐待サバイバーは多難だ。

愛について考えるきっかけがあって、フと思い立った。

私は自分自身を愛しているから、誰にも愛されなくても構わない。

親に愛されなかったけれど、自分が自分を愛している。

私の存在肯定は私がやる。

そう思った瞬

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常識がなぜ必要なのかわかったよ

常識というものの側面として、人を縛るもの、人を排他するもの、人を淘汰するもの

そういうマイナスのイメージを強く持ってきた。

常識という目で人を測るとものすごく狭い世界に生きることになる。
がんじがらめになって、自分すら許せなくなる。

でも、だ

常識という目線を欠落させてみて分かった。

常識が存在していないと、盲目になってしまうようだった。

他人を測る物差しがどこにもなくなって。

今の

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赤と白色(小説)4

 私たちは外で話している時は全くもって穏やかで、とくに恋人らしくはなくとも友人にしては少し近いような距離感で語らうだけなのに、誰も見ていない空間では加虐心が顔を出すようだった。

 私は誓って翔のことが憎いわけではないので、冷酷な暴力を振うことはない。血肉と、何をしても怯えないことそのものに飢えていた。その日は彼の体に馬乗りになって、わざわざ切ってもらうことも最早無く、首に齧り付いて血を啜っていた

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感受性という病、感受性という病ではないもの

※散文

感受性が人の何倍も強いと言われてきた。

10年間に及ぶ小児カウンセリングで言われた言葉だ。

私にとって世の中は目を覆いたくなるものが沢山ある。

死。夏。病。血。塩素。射線。子どもの声。人の目。学校のチャイム。虫が死んでいくところ。恋。…

全て書く気はない。自分がどんな世界にいたとしても、降りかかる世界は平等。

自分という病を携えて生きていくしかないのに、治療法はわからない。

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自力で行う行動療法について

※精神科医の監修によるものですが根本は自己流です。

行動療法、と聞くと堅苦しかったり何となく専門的な感覚に陥りますが
すごく簡単に表すと

「心が伴わない場合でも行動を先に変える」

というやり方です。これはどんな症状にも言えることです。

具体例としては…

「ヒステリーを起こしてしまう人に、ヒステリーの行動様式だけを先に辞めさせることで、時期にヒステリック自体鎮まっていく」

「束縛が病的に

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