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【わかってきたぞ】バーチャル蠱毒に関する備忘録【悟り・気づき】

おれだ。なんか敬語のやつがバーチャル蠱毒(VTuber蠱毒)について書けとゆうので喚び起こされた。おまえはしっているだろうが、おれはよくわからんのでここに備忘録する。まず、ツイTLで下の記事を見つけた。これを読めばだいたいわかる。ロワや聖杯でさんざん見たアレを、バーチャルYouTuber(VTuber)の中の人候補同士でやらせるというものだ。武器は銃(GUN)ではなくSNS、それに知恵と言葉と行動だ。

おれはVTuberという存在について全然詳しくない。鳩羽つぐは以前ぼんやり見た記憶があるが、今は活動を休止しているらしい。げんげんのネタもTLで時々流れていた。バ美肉だかドミニクだかいうワードも聞いたことはある。そんな程度だ。

そもそもYouTuberという人種はなにか胡乱な存在で、カネと注目を集めるためには犯罪行為も辞さないというマイナスイメージが刷り込まれている。鬼太郎とかで見た。オフィスハックやニンジャスレイヤーでも取り上げられており、最近はそういうのばかりでもないらしいことがわかってきたが、音楽を探すのにはやはり邪魔くさいので、音と字幕を流すだけのファック野郎やゆっくり実況野郎ともどもY-Adblock弾の標的にしている。

【まゆすき】

【まゆすき】

とにかく、やつらはおれが知らぬ間にいつの間にか大量に存在し、淘汰を繰り返して来た。NHKに出て学級委員に絡まれたり、NHKがバーチャルのど自慢を開催したり、公的にも認知が進んでいるらしい。初音ミクやしかるチコのようなものだろうか。そういえばおれが海に漕ぎ出した頃には「ちゆ12歳」というのが存在していた。今もVTuberに転生して活動しているらしい。時代の先駆けだ。

そして、こうした淘汰の激しい海で生き残るにはやはり戦略と瞬発力、自己プロデュース能力が必要で、その立ち回りはまさに戦国武士や寿司職人だ。内容はともかく、強かさや賢さには素直に感心する。手本にしたくもなる。マキアヴェッリ風にゆうなら、求められるのは力量(ヴィルトゥ)、運命(フォルトゥナ)、その時代での必要性(ネチェシタ)だ。

そんな中で、九条林檎No.5というベイブは一頭群を抜いている。ガワ(イラストや設定)はクローンヤクザめいて同じなのだから、アピールするのは中身、アイドルやプロデューサーとしての能力だ。「物語」を作れるか。ガワをどれだけ活かせるか。ロールプレイは不自然でないか。客をどれだけ引きつけられるか。彼女はその多くの面で成功しているようだ。バズる流れを見事に作っている。ほんやくチームめいてマーケティングに優秀なのだろう。その人心を惑わす手管は卑弥呼を見る思いだ。優秀な吸血鬼のYouTuberなら近未来のワラキアに一忍心当たりがあるが、関係者だろうか。

…で、だ。おれや敬語のやつを含めた「三宅つの」という存在も、いわばバーチャルなものだ。中の人がそういうガワを被っている。中身はおっさんなのを隠しもしないが。まあ人間誰しもペルソナを被って人と接しており、そのガワが美少女かそうでないかだ。ロールプレイングゲームだ。佐久間まゆも牧野さんがまゆ化したり、まゆが牧野さん化したりしている。サイバーパンク、エヴリデイドリーム。毎日が白昼夢だ。おれたちは幻想の中に生きている。おまえにも脳内嫁や脳内夫婦のひとつやふたつあるだろう。

フォロワーの中に熱心なバーチューバリストがいてTLによく流れてくるので、この記事を作るにあたりスキを押した。おれはアイドルなら佐久間さんがいるし、脳内嫁や脳内夫婦、脳内英雄も大勢いるので間に合っているが、たまには増える。それがおれ史上初のVTuberになるのかは、おれにもわからない。オラクルが来るまでは。おれはただワザマエや情熱に感心し、この記事を書いたというだけだ。おれにそれをさせただけで大したものだと思う。おまえがどうするかはかってだ。

今は以上だ。

【以上です。】

※11/24にいくらか修正しました。彼女らはまだVTuberではないため、正確にはバーチャル蠱毒と呼ぶべきなのでしょうが、つのはこの件について未だによくわかっていません。正確な情報は各人で把握して下さい。

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