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ゲルハルト・リヒター展で視界を溶かす
美術がわからなくても美術でトリップしたい。美術に限らず芸術はカレー・酒と並ぶ合法シャブなので、わかるわからないを超えてそれぞれの愉しみかたがあってよいのではと思う。わかるとよりかっこよいがまあ…
ここで説明する鑑賞法は異世界にトリップできるわりには非常に手軽だ。そのためけっして私がはじめて考案したものではなく、むしろたくさんの人がどこかで実践しているのではないかと思っているが、少なくともゲルハル
Jean Prouvéがわからない
かなり前の池田亮司以来の都現美はベニヤを多用した異様なサイン計画に溢れており磯崎新に粗大ごみと評されようと都現美は都現美だから…という気持ちがだいぶヨレてしまった。名前を聞いたことがあって椅子が「なんか見たことはあるが」程度の理解でJean Prouvéの展示を見にいっても理解(わか)らない。前提知識が浅ければ感想も浅くなる:
まず撮影禁止の最初の部屋に入ると奥にマルマルのアレがある。まずあのテ
『消費資本主義! (原題:Spent)』のerrata
『消費資本主義! (原題:Spent)』はダーウィンの危険な思想以来の刺激的な読書で、邦訳も素晴らしかった(「頭がウニになる」)のですが、いくつかの誤訳・訳し漏れがあったので、それを列挙しておく。訳者の片岡 宏仁さんによるサポートページのErrataにすでに指摘のあるものに関しては記述していない。サポートページにいつか反映されたらうれしい。
邦訳
富士通デザインのトイレ
16か月勤めて2019年8月に退職するのでデータと備忘録を公開する。
最近流行りの退職エントリーは大きく分けて2パターンあるように思う:
1. 猛者が記名ありで伝統的大企業のよいところ悪いところを共有しつつ最後にGoogle/PFNに転職します、で終わる。
2. 匿名の人が伝統的大企業の悪いところを共有する。転職先は明記されない。5年、1年、9ヶ月、少し違うがインターン。
tl;dr
Q だれ