原石の見つけ方(やらされてやってるか?自ら率先してやってるか?を見極める)
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
良い記事を見つけました。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の一部(トップリーグ)に所属している川崎フロンターレ(サッカー好きなら必ず知ってるチーム)は、日本においては強豪と言われるチームの1つです。
そんな川崎フロンターレが、どんな選手集めをしているのかが書かれている記事を発見しました。
ここには、企業の採用活動で参考にすべきことが書かれていたので、備忘録として記事を引用します。
この記事からは、とても良い学びをもらいました。
「チームに人を教育・育成する能力がどれだけあるのか?」ということから逆算して、どのような選手をスカウトをすべきなのか、どのような人をチームに入れるべきなのかが決まるわけですよね。
その前提には、「うちのチームに入ったらこんな選手になってもらいたい(なってもらう)」という成長像の設定が必要なんです。
そして、大前提に「サッカーが本当に好きかどうか?」ということを見極めるというのは、「サッカーに夢中になれるかどうか?」「サッカーをやらされてるわけじゃなくて主体的にやっているか?」という側面において、とても重要なこと。
それは、チームに入った後の教育・育成でどうにかなる部分ではなくて、サッカーとどう向き合っているかということだから、チームに迎え入れる前提で見極める必要があるわけです。
チームに入った後で教育・育成できるポイントと、チームに入る前に必要なポイントを明確にしていることが鍵であり、これは企業における採用活動でも同様に大切なことです。
🔷やらされてやってるか?
🔶自ら率先してやってるか?
この違いは、自分の人生を豊かにできないか、豊かにできるかに関わってくる話でもあるので、自ら率先してやっている人を世の中に増やしたいですね。
やらされている状態は、人の思考を奪うことに繋がる可能性もあります。
自分で考えて行動しなくなると、自らで意思決定している感覚がなくなって、うまくいかなかったりストレスを感じた時に、自責ではなく他責にするような人が育まれていってしまいます。
今の環境で今やってることの意味は、誰かにキッカケをもらったにせよ、最終的には自分で考えていくしかありません。
やりたくないならやめる・・・それ以外に選択肢はないんです。
やらされている何かがある人は、周囲からも信頼されないし、尊敬もされません。
何よりも、夢中状態になる前にリミッターを設けてしまっていることになるので、今やってることを極めるフェーズに行くことができずに、プロ領域に到達することはできないんだろうなと思います。
🔷やらされてやってるか?
🔶自ら率先してやってるか?
僕がマネジメントをスタートする時に、必ず両者の違いを説明して、後者の状態になって業務をスタートできるようにします。
後者の状態になるまでは、具体的な目標を掲げないようにして、『ここでこれをやる理由』を自分事で掲げられるようにする。
それは、その人にとって『働きやすさ』と『働きがい』を生み出す起源になるし、その道を極めてプロになる上での前提にもなります。
個人にとっても良いこと、組織にとっても良いことです。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
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