緑の意志

月に住みたい、火星に住みたい

なんで生まれ育った故郷である地球を捨てるんだろう？

どこかの誰かの意見

なんでそんな思考になるの？？
地球が一番好きに決まってるじゃないの
できれば穏やかに眠るようにぽっくり逝きたいよ
みんなもそうでしょう？
でももう、そうは行かないのよ
それに地球が故郷でもない人もいるのよ

もっと大きな視点を持ってこの世界を見てください。

今この地球に住む動物、鳥、昆虫、海の生物
ありとあらゆる種の生物が個体数を減らしている
その中で唯一個体数を増やし続けている生物がいる

そう、それは人類

増えて豊かになるのならいいけど…
食物、領土、資源の奪い合いになるのよ
いや、もうなってるのよ
これを何も知らずに放置するのはあまりに無責任かな
個人に何ができるのよってなるけど
小さいことから一人一人意識することが大切になる
大きいことで言うと宇宙進出になるのよ
宇宙になら資源は無限にある、かつ無料…
とうとう地球の資源が枯渇というより足りなくなる
その資源を取ってくる役目の人が先発で宇宙へ行く
そこから一般向けには月周回旅行としてビジネスをする
そして月や火星へ向けて移住の準備が始まる

これからくる地球の危機で人類が全滅してしまわないように
種を分散させるのです
地球に残ったとしても宇宙に行ったとしても
大きな試練が訪れるでしょう

良い人も悪い人もまとめて人類
地球にとったら同じ人類
いかに他人事だと捉えずに共通意識として捉えられるか

緑の星が理想だって？
人間がいなくなりゃあ理想の緑の星になるかもね

そして誰もいなくなった