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これまでの震災ボランティアまとめ


はじめに

令和6年1月1日午後4時10分。能登半島地震が起き、富山市の海沿いに住んでいた私たち家族も津波警報を受けて一晩避難しました。警報解除とともに翌日自宅に戻り、軽微な被害を確認し、事なきを得ましたが、ニュースで流れる能登の被害にいたたまれない気持ちになりました。能登半島は大好きな観光地、自然と古い文化が豊かで大好きです。素敵な能登を守り暮らしてきた人々の生活が早く元に戻って欲しいと願いました。

これまで国内で災害が起きたときは募金のみで、ボランティアに参加したことの無かった私ですが、この度の震災はアクセスしやすい場所である事、ボランティアに出かけた夫の報告を聞く事で、自分もできるのではないかと思ったのが動機です。自己完結が求められますが、キャンプやハイキングが趣味で、軽トラックの運転DIYも好きですので自分でも可能ではないかと思い立ちました。まずは富山県内から。そして自信をつけて石川県のボランティア登録をしました。

各地の初期の被害を脳裏に刻むことで今後時間をおいて復興の程度を把握できるのではないかと考え、広大な地域の各市町をまわりました。
参加の仕方もパターンを変えました。移動手段、活動主体、宿泊などなど。それぞれ一長一短あります。ここでは令和6年1月~6月の半年間の記録をまとめてみました。これを読んだ方が災害ボランティアについて考えたり、参加してみようと思っていただけたら幸いです。


活動リスト(令和6年1月~6月)

これまでのボランティア活動リスト


移動手段

金沢発 ボランティアバス

富山駅始発の地方鉄道に乗車すると金沢駅に6:28に到着します。
金沢駅北口のバス発着場から出発しますので、地方鉄道の始発で間に合わない場合は自家用車で金沢駅に向かい、付近のパーキングに駐車して参加することになります。

富山発 ボランティアバス

石川県の依頼で富山県発のボランティアバスが運行することもあります。
富山県庁から出発します。月1~2回の頻度です。

現地集合 普通乗用車

自家用車で現地入りすると、帰りは観光や買い物などで経済を回すことができます。


現地集合 軽トラック

軽トラックを持ち込むと、大変歓迎されます。がれきの撤去や災害廃棄物を主に担当することになります。軽トラックは小回りもきき、どんな狭いところも入っていけるのが強みです。ボランティアをしているうちに必要に迫られて南京結びもできるようになっています。私はyoutubeを見て練習しました。

活動主体

民間NPO

民間のボランティアも沢山活動しています。自分たちでニーズを掘り起こして臨機応変に活動をしております。参加ボランティア同士の交流も活発です。

宿泊

七尾市ボランティアテント村

七尾城山野球場に野口健、総社市、登山用品メーカーなどの協力で開設されたテント村。100張のテントが設置されていた。梅雨に入ると環境が悪くなると令和6年5月29日をもって終了。再開を期待します。
付近にコンビニやレストラン、入浴施設があります。地元の方がボランティアのために炊き出ししていただいたお弁当がおいしかったです。

ボラキャンすず

民間がオートキャンプ場に開設したボランティアのためのキャンプ場。5月初旬時点で上下水道は使用できず、飲料水は持ち込み。トイレは仮設。
風呂は付近の温泉施設を利用。自炊もできるがコンビニも付近にある。
ボランティア同士の交流もできる。



日本航空学園・輪島ベースキャンプ

珠洲市や能登町へのボランティアを予約した人が利用できる。金沢からのバスボラも途中経由するし、直接現地に車で乗り入れも可能。日本航空学園の学生寮の食堂や風呂を利用できる。教室が男女の部屋に別れ、室内テントで休憩する。60人ぐらい収容可能。


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