見出し画像

たべて、うたって、おどって、さけんで、あいして

イタリア人の人生観を表すとされる、

Mangiare, cantare, amore!
(食べて、歌って、愛して!)

になぞらえて、
辛い時やストレスが重なった時、私がする行動、
そして、これからもこうして生きていきたいと思うことを表してみた。


いつだって、誰だって、
自分の好きなことをずっとしていたい。

私は、食べること、歌うこと、踊ることが好きだ。
いつでも美味しい食べ物を食べていたい。
いつでも好きな歌を大きな声で歌って、併せて踊っていたい。

だけど、世の中、そう甘くはなくて、
様々な人と関わる中でのトラブルに巻き込まれたり、
研究は、上手く運ばなかったり。


私も含め、日本人の多くは、非常に勤勉であるため、
困難に対しても、真面目に取り組む。

まさに、身を粉にして。我慢して。

ある種の"自己犠牲"を美とする、
昔の遺伝子が根強く残っているからだろうか。


振り返れば、私も、これまで、数えきれない痛みを経験してきた。

てんかん発症後は、睡眠不足が発作の引き金となり得るため、
受験で、勉強に時間を割きたかったが、
睡眠時間確保のため、生活リズムを整えなければならず、
非常に辛かった。

最近は、コロナ禍による在宅作業の増加で、
運動不足に拍車がかかり、
その一方で、ストレスは増加したため、
心身共に、痛みを感じやすくなった。


半分鬱状態になった時は、
身体の痛みを感じながら、
何もしたくない、どこにも行きたくない、動きたくない、
気持ちに支配された。


この繰り返しがずっと続くのか、
このままで人生終わってしまうのか、
ふとよぎった思いに、
沸々と怒りと悔しさが込み上げてきた。


やっぱり、
もっと自分の好きなことをして、
もっと自分の気持ちに素直になって、
もっと大切な人と一緒に時間を過ごしたい。


誰もやってはいけないと言ってない。


日頃の喧噪を忘れて、忘れるために、


ただ、たべて、
ただ、うたって、
ただ、おどって、
ただ、さけんで、
ただ、あいして


そんな時があったっていい。

そんなわたしであっていい。

そんなあなたであっていい。


我慢とは、辛さを耐え忍ぶこと。

時には、その我慢さえ、忘れる程、好きなことをしたっていい。

十分、我慢してきただろうから。

そうしないと、その先には、更なる我慢しかないだろうから。

いつもの我慢に代わる選択肢として、
別の我慢をするのは、
やはり良くないように思う。


20数年しか生きていないけれど、

ただ、自分の好きなこと、やりたいことをする時や、
ただ、黙っていられないことを声高に叫ぶときや、
理由などなくても、ただ、愛する時こそ、

失ってはいけない、
我慢してはいけない、

ただ、ただ、そう思うし、そのような環境を作りたい、
と我がままに願う。

だって、一度きりの人生だから、
少しくらいわがままに、自分の思うことをして過ごしたい、
最近は、本当にそう思う。


この記事が参加している募集

スキしてみて

最近の学び

サポート以上に、フォローして頂けると、大変、嬉しいです!