Nishiki Shotaro

だいがくせいです

Nishiki Shotaro

だいがくせいです

マガジン

  • ベトナム縦断記🇻🇳人生を見失ったので、ベトナムに行きます

    海外旅行で友人と決別したぼくは、これまでの生き方を捨てるためにベトナム縦断の旅にでかけた。 7日間で社会主義の国・ベトナム4000kmをまわり、人や街と触れ合ったかんたんな記録。 これは”自分探し”の旅などではない。

記事一覧

ベトナム縦断記。その24

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その23

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その22

coming soon…

ベトナム縦断記。その21

coming soon…

ベトナム縦断記。その20

coming soon…

ベトナム縦断記。その19

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その18

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その17

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その16

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その15

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その14

coming soon…

1

ベトナム縦断記。その13

coming soon…

2

ベトナム縦断記。その12(ホアロー刑務所)〜思い込みプロパガンダと、デモクラチック遺構

ハノイの中心街の一角。 その昔、“ハノイヒルトン”とよばれ、国籍を問わず多くの人々が苦しみを抱いたのが、ホアロー刑務所である。 フランス統治時代に現地のベトナム…

3

ベトナム縦断記。その11(ホセマルティ広場)Entertainment or Ritual. The overlap

社会主義を観にいくためにベトナムに来た。 学術的な意義を求めているのだろうか。 おそらくそうではない。 想像もつかない世界を肌で感じてみたいという出来心だ。 と…

6

ベトナム縦断記。その10(ベトナム国立歴史博物館)読めない大人と聞かない子ども

ベトナム歌劇場の裏にはバラックのような小さな民家が並ぶ。外の通りから見ただけでは分からない、目立たない小屋である。 この民家たちはいつ頃建てられたのだろうか。10…

9

ベトナム縦断記。その9(〜ハノイ歌劇場)靴直しとゴーカートポリス

ホテルを出た時から、朝食はフランスパンのサンドイッチ・バインミーと決めていた。 店を探すのも大変なので、昨晩訪れたバインミースタンドに向かう。 店舗に入ろうとする…

7
ベトナム縦断記。その12(ホアロー刑務所)〜思い込みプロパガンダと、デモクラチック遺構

ベトナム縦断記。その12(ホアロー刑務所)〜思い込みプロパガンダと、デモクラチック遺構

ハノイの中心街の一角。
その昔、“ハノイヒルトン”とよばれ、国籍を問わず多くの人々が苦しみを抱いたのが、ホアロー刑務所である。

フランス統治時代に現地のベトナム人を収容するために建てられたことに始まるこの施設は、ベトナム戦争の時代、ベトナム人によってアメリカ兵を収容するため使われた。

この刑務所は町のど真ん中にあり、現在の外観は都会に佇む小劇場のようである。

塀の中はこじんまりとしており、規

もっとみる
ベトナム縦断記。その11(ホセマルティ広場)Entertainment or Ritual. The overlap

ベトナム縦断記。その11(ホセマルティ広場)Entertainment or Ritual. The overlap

社会主義を観にいくためにベトナムに来た。

学術的な意義を求めているのだろうか。

おそらくそうではない。

想像もつかない世界を肌で感じてみたいという出来心だ。

ともすれば観光地に行くような意気込みでイデオロギーを捉えている。

イデオロギーがエンタメになっている。

それを見ることで心が動くだろうという期待をもっているのだと思う。

ではイデオロギーを観るとはなんなのか。

プロバガンダを読

もっとみる
ベトナム縦断記。その10(ベトナム国立歴史博物館)読めない大人と聞かない子ども

ベトナム縦断記。その10(ベトナム国立歴史博物館)読めない大人と聞かない子ども

ベトナム歌劇場の裏にはバラックのような小さな民家が並ぶ。外の通りから見ただけでは分からない、目立たない小屋である。

この民家たちはいつ頃建てられたのだろうか。100年の歴史を誇るコロニアル建築の陰で、名も無き建築たちも時間を重ねているのだろう。

歌劇場の周囲には同じ建築様式が使われた、ベトナム国立歴史博物館がある。先史時代のベトナムを中心に、民族史がまとまった博物館である。

入り口で、大きな

もっとみる
ベトナム縦断記。その9(〜ハノイ歌劇場)靴直しとゴーカートポリス

ベトナム縦断記。その9(〜ハノイ歌劇場)靴直しとゴーカートポリス

ホテルを出た時から、朝食はフランスパンのサンドイッチ・バインミーと決めていた。
店を探すのも大変なので、昨晩訪れたバインミースタンドに向かう。

店舗に入ろうとすると、見覚えのある顔がレジに立っていた。ぼくに高額紙幣の払い方をレクチャーした、例のマネージャーだ。

まだ支払いに不安があったので、思わず足が止まる。お金の払いかたも分かってないのに、また来たのか‐ なんて思われたら辛い。(絶対にそんな

もっとみる