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無駄なサブスクを減らそう!サブスク断捨離の方法

定額で様々なサービスがうけられるサブスクリプションサービス。しかしサービス利用のために毎月支払っている代金を無駄に多く支払っていませんか?

1.       サブスクリプションサービスは「固定費」


そもそもサブスクリプションサービスは毎月決まった額を支払う固定費という扱いになります。家計における「固定費」と対義語の「変動費」ってそもそもどんなもの?というと以下のようになります。


固定費:毎月一定額必要になる生活費(家賃、通信費、保険、サブスクサービス)
変動費:毎月変わる生活費(日用品代、食費、趣味の費用)

ここでそれぞれの費用をどう減らすかを考えた時、変動費の方は日々の節約意識で大きく減らすことができるということに気づいたと思います。一方で固定費の方は、変動費にくらべて日々の節約意識だけではあまり意味がないことに気づいたでしょうか。
通信費を見直すときも日々の節約意識というよりかはある程度時間を取って携帯ショップで話を聞く、保険も保険会社の人に話を聞くなど、一定の時間をかけて検討することが必要です。その代わり一回検討してあげれば、毎月見直した分の費用が浮くので、今後の費用を大きく減らすことができます。
ですので、サブスクリプションサービスについて見直すときも、ある程度「サブスクを見直す時間を作ろう!」としてあげることが肝心です。

2.       見直し方の手引き


サブスクリプションサービスを見直す時間は確保できそうですか?
それでは、実際に見直すときに必要なことをステップ別に紹介していきます!

〇 固定費をリストアップ


第一は固定費のリストアップからはじめましょう。
どんなサブスクリプションサービスにお金を使っていたっけ?ということをとにかく挙げて行ってください。
定期購読している雑誌、Netflixなどの動画配信サービス、さらには携帯の通信費や家賃、美容代なども固定費ですのでどんどんリストアップしていきましょう!

ちなみにiPhoneの方は設定画面から、Androidの方はGoogle Playストアから今契約しているサブスクリプションサービス一覧を確認することもできるので、そちらも見るようにしてみてください。

〇カテゴリー化


次に行うべきはカテゴリー化です。リストアップしたものを自分で作成したカテゴリーにあてはめていってみましょう。
よく使われるカテゴリーを挙げてみるとこんなものが挙げられるでしょう。

・生活インフラ(電気、水道、ガス、家賃)
・美容系
・音楽系
・動画・映画系
・電子書籍
・趣味

〇ダブりを探す


いるかいらないかの判断の前に同じようなサービスのダブりがないかを確認してみましょう。
例えばApple MusicとLINE MUSICを契約している、NetflixとAmazonプライム・ビデオを契約しているなど、同じようなサービスに2つ以上加入しているかどうかをチェックしてみましょう。
サービスのダブりがある部分があるからといって、必ずしもどちらかを解約しろというわけではありません。自分の中で、「このサービスにダブりがあることを知りながら契約した理由は○○です」と、ダブりがあるサービスを契約している理由がちゃんと説明できるのであればどちらも契約して問題ないと思います。
ただリストアップするまでダブりがあることに気づかなかった、契約するときはそのサービスの内容しか見てなくてほかのサービスと比較してなかったという場合もあるので、ちゃんとダブりがないかはチェックしてみましょう。

〇必要か不必要かを判断する(費用対効果の計算)


さぁここまできたらラストステップです!サービスそのものが必要か不必要かを判断しましょう。
ここで大事なことは単純に「いる」、「いらない」を判断することに加えて、「もしそのサブスクリプションサービスを契約していなければ、より高いお金を月々支払っていた可能性があるかどうか」を考えることです。
言葉だけだとちょっとわかりにくいと思うので、例として音楽系サブスクリプションサービスの場合を考えてみましょう。

今、月に1000円支払い毎月音楽を好きなだけ聞いているとして、もしこのサービスを契約していなければCDショップやオンラインショップで好きなアーティストの曲を一曲300円で購入していたと仮定します。
この場合、毎月4曲以上購入した場合(300×4=1200円/月)は購入するよりもサブスクリプションサービスに加入した方が安くなります
つまり、「(平均して)毎月4曲以上は新たな曲を購入している」かどうかを考えることで、サブスクリプションサービスを契約した方が月々の費用が安くなるかどうかが分かります。

このようにしてサブスクリプションサービスを契約した方が月々安いかどうかを考えてあげることでそのサブスクリプションサービスが「必要」か「不必要」かを判断しましょう。

ちなみに生活インフラ系の固定費(家賃、携帯など)はまぎれもなく生活に不可欠なものなので不必要という判断にはならないかと思いますが、そのような場合でも「今、月々支払っている料金は自分にとって妥当かどうか」を考えてあげることで、多少は節約が可能になるのではないかと思います。

そしてここまで断捨離されずに残ったサービスこそあなたが生活の中で必要としているサービスであり、あなたの人生(QOL)の効率を最大限高めてくれるものになるでしょう。

3.       最後に


ここまでサブスクリプションの見直し方についてとりあげました。
固定費を探して費用対効果を計算して…となると、ちょっと時間を決めてやりたい作業になると思います。ただ、家計簿を見るとき、ちょっとお金のやりくりが苦しいときは、誰しもあると思います。
その時に自分は何にお金を使ったっけと振り返るはずです。その振り返りの時間の一部でぜひ「サブスクを見直す時間にしよう!」と時間を決めてサブスク断捨離、サブスクの見直しを行ってみてはいかがでしょうか。
お金が減っていく瞬間はだれしも悲しくなるものですし、とても不安になるはずです。ただ、しっかりと見直しができていればその不安も解消されるはずですし、減っていくお金を見てもこれは必要経費だから大丈夫!とポジティブに思えるようになるのではないでしょうか。

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