CFOのキャリア:CFOだからこそ営業力が必要になる、IB系出身者と管理系出身者について
CFOは管理側の担当だから表に出ないということはありません。
むしろ積極的に外に出ていくことが問われます。
管理系出身者ですと、どうしても内部でやることが目について、
外に出ていく時間がなくなってしまうのが悩ましいところになります。
しかしながらCFOという立場で考えるなら積極的に外に出て
投資家との関係性や自社の魅力を伝える立場にあります。
CEOが経営上の立場から全方位に向けてみているため、
資金調達を始めるといった時に、
すぐにでも始められるようにしておくのが
CFOというポジションになります。
だからこそ、管理系出身者にありがちな内部ばかりに目を向けていると
資金調達のスタートに遅れが生じてしまうことになりかねません。
とはいえ、内部体制も出資された後にプラスになるので、
ネガティブなわけではありません。
スタートアップでIB系出身者が多いのは、
CEOの代わりに事前に営業を投資家へ向けて対応しておいてほしいという
状況と考えると自然です。
ただし、この場合にはIB系出身の場合には管理系の経験が少ないため
管理部長のポジションが必要になります。
この管理部長のポジションをまずは狙ってからCFOへの道、
逆から言うと、
CFO(管理系出身)の下でIR担当として投資家周りをしてからの
CFOの道、
どちらから進んでもCXOには向かっていけます。
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