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春ピリカグランプリ

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2023年・春ピリカグランプリ、記事収納マガジンです。
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2023年6月の記事一覧

【エッセイ】長編小説との闘い

https://estar.jp/official_contests/159712 こちらの文学賞へ応募すべく、目下2~6万字(規定)の中編小説を執筆中です。締め切りはたしか7月2日。もうホントに間がありません。 長編ばかりを書いていた私が初めて短編を書いたのが、noteさんにアカウントを作った今年5月のこと。ちょうどピリカグランプリの募集期間中でした。面白そうだったのでさっそく参加。 生まれてはじめて短編を書いた感想は、とにかく「面白い!!」。これに尽きました。 バ

なんかいただいたの。

久しぶりにたくさん。ありがたいことです。それはそれとして、せっかくなのでポップアップじゃなくて、noteからのお知らせに入れておいてほしいなあ。一瞬で消えるやん。 というわけでみなさまにご覧いただいたおかげです。 そして、書かずにいられない素敵なものがあったから書き留めておいたのです。そうなるとつまり、素敵な創作があるおかげです。ありがとうございます。 ・林家あんこさんの落語をききにいったもの ・ひと色展@福岡に関するもの ・ピリカグランプリのお手伝いに関していただき

【雑談】36ヶ月が経ちました。

noteを始めて、36ヶ月が経ちました。 いつも読んでくださる皆様、スキ・コメント・フォローをくださった皆様、本当にありがとうございます。 33ヶ月が経過したその後、公表した作品は計16作。 今回はその内、『シロクマ文芸部』に企画参加したものを除いて、恒例のあとがきを書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いください。 ①『黄色い牢獄』(掌編) 2023年3月、葛西臨海水族園にて実際に目にした水槽の姿から発想した物語。 当初、公開するつもりはなかったのですが

new world

取るに足らないことで人間は不安になる。 そういう時に人は寝床をなくしたうなぎのように。ぬめぬめと、ぬらりぬらりと、土に潜ったり、ただ水中をただよったりするのだろう。 ことばにならない思いを ことばにするということを 試みている中で 最近思い出したこと。 えーと、その前に。 最近ブリグリブームなんです。 担当の美容師さんと「トミーはかわいかった」とブリグリトークをしたのですが、久しぶりに昔聴いたアルバムを聴いたら懐かしすぎて、頭がマシュマロみたいになりそうだった。

水底にて

先日、フィナーレを迎えた、春ピリカグランプリ2023。 想像力を搔き立ててくださったピリカグランプリに、今一度、深く感謝申し上げます。 ここに、応募には至らなかった、もう一つの物語を公開します。 応募に至らなかった理由は、テーマの「指」が、作品の中でそれほど大きなウエイトを占めていないこと、それから、悲劇であることです。希望のある作品を応募したかったので、こちらの作品は蔵入りとなりました。 この度、蔵から出してみようかな、と思います。 もしよろしければ、お付き合いいただけ

ピリカ遺跡

北海道南西部の渡島半島ピリカの地に、今から二万五千年~一万五千年前の旧石器時代の工房跡が見つかってます。広さは東京ドーム約四個分の20万平方メートルになるのだとか😲 今から約三万年前、寒冷期と共にシベリアに生息していたマンモスや大型哺乳類が南下を始めます。当時の北海道とサハリンは陸続きで、獲物を追いかけ移動してきた大陸の狩猟民が石器工房を作ったのかもしれません。 ピリカ遺跡では、ハンマーに使われたたと思われる石器の他に、木や骨に溝を掘り、長さ数センチの薄い石をはめ込む細石

令和の平泉成

春ピリカグランプリの各賞が発表されました。残念ながら僕の作品は受賞出来ませんでした。とても悔しいですが、この悔しさを糧に次はより良い作品を書き上げたい所存です。 こんにちは、気分は直木賞候補作家のコッシーです。 #くまさんバクゼンさんおめでとう!!! さて、僕は割と身体が丈夫な方で風邪などあまり引きません。 「バカは風邪を引かない」と言ったりしますがバカって言うヤツがバカなんですよーだ!バ~カ! #ブーメラン しかし、先週末どうやら風邪を引いてしまったようで、発熱、身体

春ピグ2023への感謝状と拙作に関する覚え書き

先月私も作品を出品いたしました春ピリカグランプリ2023が先週末、結果発表をされ、華々しくフィナーレを迎えられました。 グランプリ運営委員の皆さま、ゲスト審査員の皆さま、本当にお疲れ様でした。 今回も素晴らしい掌編小説の祭典をありがとうございました。 ちなみにタイトルに使った「春ピグ」という略は、こちらの御方の発案であります。 こんな風にめろしゃん…じゃなかった、ゐゐゑお姉さまのように自選で贈る私設賞なんて設けられる器量は、とてもじゃありませんが持ち合わせておりませんの

「ピリカ祭り」によせるgeek審査員の学び&メモが、半端ない。

ピリカグランプリという創作個人企画の審査員を二回にわたって引き受けてくださったgeek氏ですが、その勉強熱心さと、ひと作品ひと作品への丁寧なメモ書きは半端ありません。 私自身も多くの刺激を受け、そして、学びがありましたので、以下、ふたつの記事を紹介させていただきます。 まずは、審査員としてのgeekさんが参考になさった書籍九冊についての記事。 そして、今回の「春ピリカ」の作品へのメモについての記事。 創作を続けられる皆さまの、なんらかのヒントとなれば幸いです。   

春ピリカ メモのお蔵出し

 今回の春ピリカも、大盛況のうちに幕を閉じました。  なんと言ってもご参加いただいた方、お友達に参加をおすすめいただいた方、note運営をはじめとして記事でご紹介いただいた方、そして春ピリカ運営と審査員のみなさま、ありがとうございました。 「指」というお題に対して111作品👆👆👆  偶然とはいえ狙ったような作品数にびっくりするやらうれしいやらで、全作品拝見いたしました。  わたしは募集前の記事で「創作のお祭りです」と申し上げましたがこれを言うだけではお祭りになりませんで、

月間ベストビュー(5月) 春ピリカ受賞記念スペシャル🎉

毎月のビューの多かった記事を表彰するコーナー、2023/5編です。   では、1位からです! 🥇第1位! 【短編小説】若者のすべて #春ピリカグランプリ2023 小説コンテストに応募したこの作品、「すまスパ賞」という、審査員全員による投票で決まる賞に選んで頂きました。 「ゆび」というお題から、小指に繋がった糸を連想し、若者たちの恋愛模様を書きました。講評が素晴らしいので、そのまま紹介させてください。  📕講評・Marmalade📕 から始まるこの物語。このQRコー

こゆびくんに命が吹き込まれました。

私事ですが… ピリカグランプリで個人賞を頂きました。 ピリカさんを始めとした運営の皆様、 そして個人賞をくださったさわきゆりさん、 本当にありがとうございました。 何より嬉しかったのが、いぬいゆうたさんの朗読によって、こゆびくんに命が吹き込まれたこと。 この作品は読んで頂ければわかる通り、絵本をイメージして書いておりまして、入賞すると朗読して頂けるというのも知っていたので「是非読んでほしい」と思っていたらまんまと実現しました。私は一人、小躍りしてしまいましたよ。 この

私に、創作のたのしみをくれた

ピリカグランプリに参加しました。 この記事からすべての結果などが見られるようになっているので、興味のある方はぜひ。皆さんは参加しましたか。 私が、最初にピリカグランプリに出したのは前回。だから今回が2回目になります。1回目は、創作に限定されてるのでどうでしょう、と思いながらも 女は黙って、書くべし! とか意味わからん事おもいながら、なんとなしに出してみた。そしたら、創作というものが自分の中から、絵ではなく文章で出てくることが驚いて、意外にも書けてしまうことに驚いて。な

足の指はフィンガーじゃなくてトゥでは?

ピリカさんのピリカグランプリに、 上記の作品で応募したところ、 こうなりました。 小説がこういう企画で入賞したの久々な気がします。とても光栄です。ありがとうございます!! 今回のお題は「指」「ゆび」「フィンガー」でした。 いずれかの言葉が入り、そして指がテーマになっていること。 私は足の指が活躍する物語を書きました。 でもね。 足の指ってたぶんトゥ(Toe)ですよね~。 日本語としてはどっちも指ではあるのでOKなんですけども。 たぶん意図としては手の方の指なんだろ