足の指はフィンガーじゃなくてトゥでは?
ピリカさんのピリカグランプリに、
上記の作品で応募したところ、
こうなりました。
小説がこういう企画で入賞したの久々な気がします。とても光栄です。ありがとうございます!!
今回のお題は「指」「ゆび」「フィンガー」でした。
いずれかの言葉が入り、そして指がテーマになっていること。
私は足の指が活躍する物語を書きました。
でもね。
足の指ってたぶんトゥ(Toe)ですよね~。
日本語としてはどっちも指ではあるのでOKなんですけども。
たぶん意図としては手の方の指なんだろうなあ!と。
そう思いつつも足の指の物語を書いたのでした。
以前の自分だったらなにがなんでも手の指を題材にしていたでしょう。
そういう几帳面なところあるので。
しかし足の指のアイデアが自分の手札でのベストだと確信があり、今までのスタイルを曲げました。
成長ですね!
と言いつつもやっぱりフィンガーは出した方がよかろうという判断のもと、ピアノを登場させてみたり、
『指先に至るまで美しく作られた』
『指は百本でも二百本でもいいのだ!』
などとフィンガーを思わせる文章を配置したりしていたのでした。
結果としてオチに向けた前フリとして機能してくれて、よかったよかった。
そういうわけで、はねのあきちゃんは几帳面ではなくなり好き勝手テキトーに振る舞うようになったのでした。
余談ですが、今回募集要項にAIライティングはダメという記述がありました。
その記述を見たその瞬間、
「AIに書かせた作品がダメならAIを書いた作品にするぞ!」
と思い、それが今回の小説のスタート地点でした。
ヘンテコへそ曲がりによって生まれた作品でしたが、なんか良い感じのメッセージ性が生まれたっぽいので結果オーライですね!