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2024年3月の記事一覧

文章のみがき方(辰濃和男:著)②【ブックレビュー】

文章のみがき方(辰濃和男:著)②【ブックレビュー】

書き留めておきたい見出しが多く、長くなってしまったので、記事を二つに分けて紹介したい。

①はこちらから。

本書は、『朝日新聞』のコラム「天声人語」の元筆者である、辰濃和男氏による

文章のみがき方

出版社: 岩波新書
発売日: 2007/10/19(第一刷)

すでにブックレビューを書いた「文章の書き方」の姉妹編でもある。

①の記事では、目次にあるⅠ「基本的な事を、いくつか」、Ⅱ「さあ、書

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文章のみがき方(辰濃和男:著)①【ブックレビュー】

文章のみがき方(辰濃和男:著)①【ブックレビュー】

自分の文章は周りから見ると、どんな風に映っているのだろうか。
いい文章か、はたまた悪い文章か。
それを判断するのは自分だったり、周りだったり。

文章をどんなふうに磨いていくといいのだろうか。

本書は、『朝日新聞』のコラム「天声人語」の元筆者である、辰濃和男氏による

文章のみがき方

出版社: 岩波新書
発売日: 2007/10/19(第一刷)

すでにブックレビューを書いた「文章の書き方」の

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つらいことから書いてみようか【ブックレビュー】

つらいことから書いてみようか【ブックレビュー】

人はどんなときに「書きたい」と思うのだろうか。

うれしいとき?
怒っているとき?

きっと、心に大きな揺らぎがあったときに「言葉にあらわしたい」思いに駆られるのだろうか。

この本のタイトル「つらい」ときも、まさしくそう。
心に傷を負ったとき、言葉から、その人の心の動き、息遣いが聞こえてくる。

本書は、コラムニスト・毎日新聞客員編集委員である近藤勝重氏による

つらいことから書いてみようか

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