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「40代からの人体の取扱説明書」を理解しよう(49)P.110~111

毎週水曜日は、Newton「40代からの人体の取扱説明書」を理解するシリーズを配信しています。

第49回は、「糖尿病の治療と中断」(40代からの食事・運動編)を読んでいきます。


糖尿病の疑いが強い40代男性で、2人に1人が治療を受けていない

平成30年国民健康・栄養調査報告

厚労省の報告によると、糖尿病を疑われたにも関わらず、治療を行わない人が男性では4人に1人、女性では3人に1人もいるそうです。

(章題は本書から引用したもので、平成28年の調査報告を元にしていることから、30年までの2年で意識改革が行われたのかもしれません。平成30年の資料では、40代男性は3人に1人以上の割合で治療を受けていることになっていました。)

治療を受けない方については、「仕事の忙しさから、通院はもちろん食事療法、運動療法ができない実態があるのでは」と本書では推測されていました。

たしかに40代は、忙しい方も多いのかもしれませんが、治療をしていても、40代50代の体は健康な方とそうでない方とで格差が大きいと感じます。

将来的に健康寿命を考えるのであれば、忙しいときこそ体にも十分気遣うことが必要なのかもしれません。

次回は、「糖尿病予備軍もがん死リスクが高いのか?」です。
それではまた


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