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水処理プラントにかかわって20年のプラントエンジニア。宇宙業界への異業種転職で夢を現実…

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水処理プラントにかかわって20年のプラントエンジニア。宇宙業界への異業種転職で夢を現実へ。趣味は水泳で、水とは一生縁を切れそうにない。 ビザスク https://corp.visasq.co.jp/ プロクル https://prokul.jp/ で水処理コンサルを実施中です。

マガジン

  • 考え続ける思考の旅へ

    無知です。けど考えることが好きです。無知は今、ネットで検索して補えます。自分で疑問に思ったことをネットで確認しながら、思考を続けていく過程をつづりました。意見というものもなく、結論もない、ただの思考の記録です。

  • 水処理から学んだビジネス基礎

    水処理業界にいながら異業種転職した経験から、この業界を舞台に、どんな業界でも通じそうなビジネス基礎として感じたことを書き記しておきました。

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  • 固定された記事

夢を目標に 目標を現実に

表題は、私が転職のための準備をしている際、私の人生を振り返った時に、こんな人生を歩んできたな、とふと頭に浮かんだ言葉です。 夢を目標に。目標を現実に。 Make Dream Change to Target, Make Target Realize. 夢を夢で終わらせない。夢を語るとき、それを目標に変える方法を考えよう。目標が決まったら、どう現実にするか行動しよう。 この思想をベースにさらにチャレンジしていきます。 * 水処理エンジニアリングという分野で仕事をしてき

    • 主張の対立について思うところ

      目指してるゴールは同じなのに、議論してコトを進めようとすると、第一歩目でやるべきことの主張が何故か対立して進めない。 こういった経験をしたり、こういった打合せに直面したことはありませんか? あの人とあの人は、やりたい事は同じなんだけど、何故かどうにも合わないんだよね、、、。こういう上司たちはいませんか? なぜこうなるのだろうか?と考えたいたときに読んだ記事が、気づきを与えてくれたのでメモとして残します。 * 有名なだまし絵。アヒルに見える?ウサギに見える? 絵の上手

      • 月の歴史について思うところ

        月の科学と人間の歴史―ラスコー洞窟、知的生命体の発見騒動から火星行きの基地化まで | デイビッド・ホワイトハウス, 西田 美緒子 |本 | 通販 | Amazon 原始。 夜空を眺める原始の人々。月夜は夜に明かりが灯る、特別な日だったのだろうな。地に足をつけて見上げた時、空に浮かぶ大きな光。月に神秘的な何かを感じるのは必然。その月を洞窟の壁に描きたくなる気持ち、分かります。 中世。 教会と政治。神秘である月が、宗教の中に関連付けられていくのも当然ですよね。夜空に浮かぶ

        • ベトナムと日本の違いについて思うところ

          ベトナムで5年間生活し、日本に戻りました。 ベトナムに住んでいると思いました。ベトナム国民全体が、明日はきっと今日より良くなる、と思って生活しているのだろうな、と。一生懸命自己研鑽している人は当たり前ですが、その日暮らしをしていそうな人まで、「私が変わらなくても周りが変わって良くなっていく」という流れに身を任せているようです。そのため、日々の活力がすごい!譲り合いの精神はほとんどない!外国人でも、ベトナムにいるだけで、明日に向かって何かしなくては?という気にさせてくれます。

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        記事

          個性について思うところ

          個性とは何か。 個性を個という枠で考えると、思考する方向性は非常にシンプルです。自身と如何に向き合い理解するか。自身を文脈で捉える、ということです。 ところが、社会を形成することにおける個性の在り方を考えると、途端に複雑になります。社会では、他者と自身との双方向での個性の尊重が必要だ、と私は考えているからです。他者の個性を尊重する/自身の個性を尊重してもらう、ということにおいて、何が重要なのか?尊重とは何なのだろうか?これを考えると意外に難しいことに気づきます。ここでは、そ

          個性について思うところ

          格差の問題に興味を持つことに思うところ

          社会課題に興味を持てますか? 正直、この問いに「はい!」と即答できません。例えば格差の問題を語ろうとする時。なによりも、自身が問題として感じた経験がないと、「興味は持ってます」という言葉がただの自己暗示のように感じてしまいます。資料を見て知識だけ得ても、まるで受験勉強をしているような感覚になってしまいます。 物事において興味を持つ、ということは、思考をする上で非常に重要なことだと思っます。 興味を持ちたい。 どうすれば興味が湧くのか。 でも興味なんて、無理やり持つも

          格差の問題に興味を持つことに思うところ

          メタバースの未来について思うところ

          現実を仮想空間に投影する。 仮想空間で渋谷を再現する。あなたはVRデバイスを装着し、仮想空間で早朝から渋谷に出かけるのだ。すると、現実世界でARグラスをかけている友人は、あなたのアバターを現実世界の渋谷で知覚することができる。あなたがスクランブル交差点を進むと、現実世界の友人は、実際のスクランブル交差点であなたのアバターのとなりを歩くことができる。 ARグラスで送られた位置情報で、現実世界の友人の位置が仮想空間に投影される。あなたは、仮想空間で現実世界の友人を表現するアバ

          メタバースの未来について思うところ

          時間の価値の将来について思うところ

          そもそも価値とは何だろう。 価値(かち)とは、あるものを他のものよりも上位に位置づける理由となる性質、人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質、あるいは真・善・美・愛あるいは仁など人間社会の存続にとってプラスの普遍性をもつと考えられる概念の総称。殆どの場合、物事の持つ、目的の実現に役に立つ性質、もしくは重要な性質や程度を指す。何に価値があり、何には価値がない、とするひとりひとりのうちにある判断の体系を価値観と言う。(Wikipediaより) 何やらたくさん書いてありますが、私

          時間の価値の将来について思うところ

          宇宙開発における技術の芸術に思うところ

          「宇宙開発をする前に、直近の地球の問題を解決するためにお金を使うべきではないでしょうか?」 私は人類の発展のために、この質問には「そんなことはない!」と答えたい意見を持っています。ただ、ある意味この問は正論であるので、なかなか反論が難しいものがあります。いや、そもそも文面に対する反論よりも、この問が発せられる前提条件をしっかり議論した方が良いかもしれません。 * 私は、イーロン・マスク氏が言うような経済からの1%を振り分ける人類の開拓や、落合陽一氏が言うような絵に描いた

          宇宙開発における技術の芸術に思うところ

          環境にやさしいエネルギーの価値を評価することに思うところ

          たまに、ふと疑問に思うことが出てきます。その疑問は大抵曖昧な言葉なので、具体化するためにネットで調べて、自分の疑問が無知からくるものなのか、それともちゃんとした疑問になっているのか調べたりしています。 この記事は、そんな疑問を調べた結果の忘備録です。ですので、意見というものもなく、結論もない、ただの思考の記録です。 * 脱炭素で話題の水素ですが、SDGsの観点からいうと、「どれだけ環境負荷をかけずにエネルギーを無駄にせず水素をつくれますか」という指標で水素は評価されなく

          環境にやさしいエネルギーの価値を評価することに思うところ

          資本主義の「自由」と脱炭素の「制限」で思うところ

          たまに、ふと疑問に思うことが出てきます。その疑問は大抵曖昧な言葉なので、具体化するためにネットで調べて、自分の疑問が無知からくるものなのか、それともちゃんとした疑問になっているのか調べたりしています。 この記事は、そんな疑問を調べた結果の忘備録です。ですので、意見というものもなく、結論もない、ただの思考の記録です。 * 水素の今の水素スタンド価格は100円/Nm3くらいのようです。今はコストは高いけど、日本政府は将来、30円/Nm3を目指していくよ、としています。円/N

          資本主義の「自由」と脱炭素の「制限」で思うところ

          脱炭素社会の水素コストに思うところ

          たまに、ふと疑問に思うことが出てきます。その疑問は大抵曖昧な言葉なので、具体化するためにネットで調べて、自分の疑問が無知からくるものなのか、それともちゃんとした疑問になっているのか調べたりしています。 この記事は、そんな疑問を調べた結果の忘備録です。ですので、意見というものもなく、結論もない、ただの思考の記録です。 * 最近、SDGsやそれに伴うカーボンニュートラルが話題になっています。カーボンニュートラル、脱炭素の代表格が再生エネルギーと水素です。水素の値段ってどのく

          脱炭素社会の水素コストに思うところ

          水処理と次世代ビジネス

          水処理会社も持続的に発展していかなくてはなりません。水処理の要素技術を使って富士フイルムのように新たなビジネスフィールドに挑んでいくこともできますが、ここでは水処理業界に焦点をあてて、そこを基軸とした持続的な発展を目指した次世代ビジネスについて記述します。 プロジェクトという有期事業である性質上、水処理設備を供給するだけでは、持続的な収益を維持することは難しいです。そこでクローズアップされるのが、顧客の水処理の問題に焦点をあてたソリューションビジネスです。メンテナンスや薬品

          水処理と次世代ビジネス

          水処理と技術営業/サービス編

          水処理の分野の営業さんは、いわゆる技術営業というものに該当することになります。こちらの記事でご紹介した分野毎に、営業の仕方や仕事の仕方がどう違うのか?を経験と知見を基に解説してみました。 今回はサービス編です。 水処理設備などの製品は、一度販売すれば大きな金額が入りますが、継続的に受注し続ける保証ができません。一方で、企業が存続するためには持続的に利益を稼ぐ必要があります。水処理分野において、その点を補っているのがこの分野です。ここでは現時点での一般的な項目について記述し

          水処理と技術営業/サービス編

          水処理と技術営業/製品販売編

          水処理の分野の営業さんは、いわゆる技術営業というものに該当することになります。こちらの記事でご紹介した分野毎に、営業の仕方や仕事の仕方がどう違うのか?を経験と知見を基に解説してみました。 今回は製品販売編です。プロジェクトを通して、顧客の要求仕様に沿った一品ものとしての水処理設備の技術営業とは異なり、すでに狙った市場に合わせた仕様で出来上がっている製品を販売していく営業になります。ここでは、製品そのものがどうあるべきかについてでなく、製品が「プロジェクトのような手順を踏まず

          水処理と技術営業/製品販売編

          水処理と世界と日本

          水処理ビジネスは世界で100兆円規模のビジネスになる。 Googleで「水処理 ビジネス」と検索するとたくさんの記事がヒットします。その多くの記事で、日本企業はこの世界の水処理ビジネスの拡大の波に乗り切れておらず、その原因として「過剰品質でコストが合わない」「一環した運営管理まで請け負えない」と解説されています。これらに対して、実際ビジネスをしていた観点から記述したいと思います。 1.品質が過剰?水処理設備の品質は運転結果で評価されます。運転結果は、水処理設備を構成する機

          水処理と世界と日本