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私の将来の夢について

最近、たまたまだろうが色んな人の将来の夢を目にする。

将来のビジョンなんてその時々で変動するので私の場合は「今の私はこれに恋焦がれ夢見てる」という夢の話を。

まず、海外で暮らしてみたい。半年でも一年でもいい。
私のこの半径1メートルしか見えてないような狭すぎる視野を破壊する何かに出会いたい。カルチャーショックをばしばしに受けてみたい。

そして、私のことを知らない場所に行きたい。
これは、どちらかというと日本なきがしてて。
海が見えて、のどかで時計なんてないんじゃない?ってぐらい各々の時間で生きてるような場所。
住民の平均年齢は70オーバーしてるような場所。
不便っちゃ不便ですよ、私は免許もないのでもっぱら移動手段は誰かに軽トラに乗せてもらうか自前の自転車か己の脚力。

家の近くには銭湯があり、商店街もあり、図書館もあり、花屋もある。和菓子屋もある。

私はめちゃくちゃ髪を切ってショートカット、しかも金髪に近い明るい髪色。
普段はあれこれ気にして着ないような肩の出たラフな格好。
煙草も飲酒もしない私は、そんな土地で休日に海辺でふらふら片手にアルコール、片手に本、片手に煙草、もう自由の象徴。
飽きたら夜は顔なじみの食堂で汗だくになってる私を冷たい冷房と美味しい匂いのするご飯が迎えてくれる。
私は幸せに満ち溢れちゃってにまにましながら帰路に着く。
家では飼っているとも言えないような猫が気ままに住み着き私にニャーニャー餌を催促する。

私は夏が苦手。汗かきだし、日焼けだってヒリヒリ痒くなるし。暑いの嫌い。
そんな私が毎日のようにこの地では外に出る。
これは、私の夢。将来の出来事。
そこには自意識なんてない。周りの目を気にしてる私はもういない。

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