文章が苦手な人が変えるべき日常生活での行動とは
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
文章が苦手な人は、テクニックや方法論、そして受けたい気に入られたいというマインドにとらわれすぎて、自分じゃない言葉になり結果読まれない文章になる、というのはこれまで何度かお伝えしてきました。
私が文章が上手いかというと、全く上手いと思いませんし、なんなら適当な文章だと思っています笑
でも単純に苦手だととは思っていないだけだし、思ったことを文字にしているだけで、読まれないことに悩むより、読んでくれた、スキやコメントをくれた時に嬉しいなと思うだけです。
じゃあ苦手意識が高すぎる人はどこからその気持ちはやってくるんだろう?と思った時に面白いものを発見しました。
先日キングコングの西野さんのブログで、こんなことが語られていました。
それは
「英語が話せないという人の多くは、そもそも日本語ですらコミュニケーションがとれていない場合が多い」
というものです。
そのあとがなかなか納得なんですが、ニューヨークに行った時、シルク・ドゥ・ソレイユを観に行くとき、西野さんがタクシーの運転手に、「急いで」というのを伝えるのに
「Could you hurry?」
と言ってみたけど、全然伝わらなかったそうです。
その後、一緒に同伴していた友人が
「ゴッドスピード!ゴーゴーゴー!」
と言ったら、ドライバーさんはアクセルを踏んで急いでくれたみたいです(笑)
このエピソードから何がわかるというと、正しいか正しくないかということではなく
伝わるか伝わらないか
が大事ということです。
このことを西野さんはコミュニケーションと呼び、日本人は正解を気にするあまりコミュニケーションが取れてない人が多い、と言っているということですね。
これが文章作成や文章のネタ探しでも、同じことが言えるなと思ったわけです。
文章に苦手意識を持つ人は、文章とコミュニケーションを別物、全く関係ないものと思っています。
でも論文とかは別かもですが、特にこういうブログやSNS、あとはビジネスでの広告やセールスなどなど全て文章とコミュニケーションは一緒です。
そしてコミュニケーションは正しい説明ではなく、伝わるか伝わらないか・・・
伝わるとは、イメージが湧くか湧かないかということです。
西野さんと言えば、芸人の傍らで描いた絵本が日本中で大ヒット。
今は海外進出もしているらしいです。
それでも海外で生活する上でいまでも英語はダメですが
「日常生活で困ることは何もない」
らしいです。
その時のエピソードで伝わることの大事さを知り、最低限のコミュニケーションができるようになっているということかもですね。
文章作成が苦手と思ったり、多くのうまくいかないと思っている人は、テクニックに興味を持ちがちです。
なぜかというと学んだ気になり、うまくいきそうな気がするからです。
しかしテクニックを学んでうまくいくなら、そのテクニックを学んだ人が全員うまくいっていることになります。
世の中には情報が増えれば増えるほど、どんどんテクニックは増えていきます。
でもテクニックでは結果や人生は変わりません。
私はブランディングを伝える時も、テクニックはほとんど伝えません。
自分の強みや差別化されているポイントを見つけ、どうだったら伝わりやすいか、相手がイメージが湧きやすいかを決めて、それをやり続けるだけです。
そしてやり続ければ結果が出るので、それを検証して仮説を立ててまた実行し続けるのです。
それを見つけるための最低限のノウハウはあるかもしれませんが、結果の全てが変わるような裏テクなどはないわけです。
なかなか思うような結果に恵まれていない人は、うまくやろうという頭でテクニックばかりを覚えて頭でっかちになっているのかもしれませんね。
そういう人はコミュニケーションというものを勘違いしているので、普段もコミュニケーションが取れていない可能性が高いです。
文章作成をノウハウなどにとらわれず、普段のコミュニケーションで相手の話を聞けているのか、0−1で会話が生まれる時に目的があるものを開始できているのかなどを考えてみるといいのではないでしょうか。