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文章の印象が劇的に上がる法則

ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10,000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。


同じ話していても感じのいい人と悪い人がいますよね?


文章でも同じことがあって、ちゃんと書けているのになぜか不快な人と大した文章じゃないのに、なぜか伝わる人がいるようです。


その文章能力とは無関係ということが、ある法則からも立証できます。



1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって発表された
「メラビアンの法則」
というものがあります。


メラビアンの法則とは
「3Vの法則」
または
「7-38-55ルール」
と呼ばれる心理学の法則です。


コミュニケーションをとる時、言葉だけではとっておらず受け取る情報を100と考えると
  
・言葉での情報 7%
・声のトーンや口調、大きさや話す速度 38%
・ジェスチャーや視線、表情 55%

  
で情報が伝わるというものです。


つまり表情や身振り手振りなどの、非言語コミュニケーションは言葉よりも表現力がはるかに印象が強いことが分かります。


コミュニケーションが苦手という人は、伝えなければと一生懸命になってついつい言葉に気を取られてしまいます。

しかし言葉で与えれる情報は7%に過ぎないのですが、苦手な文字に一生懸命になって結局うまくできたとしても7%


苦手なまま仕上がりが悪かったら7%以下しかない、というオチなわけですね。


でも実際の会話だったら、身振り手振りや表情でいいですが、文章作成だとそういうわけにはいかないですよね。


それではこれを文字なら、どう当てはめることができるでしょうか?


3Vの法則は
言語情報(Verbal) 7%(言葉での情報)
聴覚情報(Vocal) 38%(声のトーンや口調、大きさや話す速度)
視覚情報(Visual) 55%(ジェスチャーや視線、表情)
という略語になります。


ということは
最も大きい割合は目で見る情報
となりますね。


文字も目で見るものですよね?


ということは文字を読みやすくするためにすればいいのです。


例えば1文をあまり長くならないようにし、文章と文章の間は行間を開ける。


文の最後は定期的に?を入れるということだけでも、見栄えは変わってきます。


また文章の表現を
すごい!
綺麗!
美味しそう!
面白い!

などの感情がすぐに起きやすいものにするだけでも確率は上がります。


よく見ないとわからない、考えさせられるものなどになっていると確率は下がりますね。


そして文章は言葉だけではありません。


また文字に苦手な人は文章の間に、写真や動画を入れるのも効果的ですよね。


これも見た目の話です。


ということでメラビアンの法則を知ると、文章が苦手という人は読ませるという頭でいっぱいになって、見てもらっているという意識が足りないところがあります。


影響力のないものに一生懸命になって、うまくないままさらに影響力が減り
いい文章にならない。


印象がいい人はたいした文章じゃなくても見た目がいい感じなのでトータルの影響力が大きい。


そんな内訳にもなるかもしれませんね。


ということで文章センスにこだわるよりは全体の見た目がいい感じに見えるのかにこだわる方が簡単です。



そういうことに興味を持ちながら、日々アンテナを立てながらいろんなものを見る日常を送ってみてはいかがでしょうか。




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